フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

キャノンEOS-5DとEF35-350㎜ホワイトレンズ

2021-11-29 22:35:27 | カメラ

キャノンEOS-D5とEF35-350㎜ホワイトレンズ

 EFホワイトレンズ、ソニーα7Rに変換アダプターで取り付けて使っていたのですが、レンズが重くて手持ちでは手振れ補正が効かないと使い物にならないので、α7Rではレンズの手ブレ機能が使えません。結局フルサイズのEOS-5Dを手に入れました。

 カメラもレンズも大きくて重い!w...

 それでメモリーが何と、コンパクト・フラッシュ。古いんですね5D、今時CFなんて手に入りません。大きさの割に容量も少ないし。

 フルサイズの5Dでは、メモリー1GBでは全く容量不足です。

 

 室内の蛍光灯の光でのAUTO撮影なので、ネボケた発色ですね。レンズの性能もありますが、5Dの環境設定を調整する必要がありますね。

 

 135mmで暗い光なので、絞りは開放の状態です。ピントの来ている中央の双眼鏡、その前後はキレイなボケで、なかなかよく写ってます。フルサイズのスクリーンセンサーとレンズの性能ですね。

 外に出て、もう少しまともな写真を撮りたいと思います。

-追伸-

という訳で、さっそく外に持ち出して利根川河川敷のスナップです。

小堀(オオホリと読みます)の渡しへの土手の入り口です。

 小堀の渡しの前の風景です。逆光の写真ですが、なかなかの描写です。さすがにややハレっぽいですが、レンズのコーティング優秀さですね。
 昔のレンズは、コーティング技術が確立されていないので、写真は必ず順光で撮るものとされていました。それを旭光学やキャノンがマルチコーティング技術を完成させて、逆光でもコントラストのあるキレイな写真が撮れるようになりました。
 順光の写真はベタッとした平面的な映りで、あまり面白くありません。逆光でもハレーションを起こさない今のレンズは、いろいろな表現が可能で写真家の要求にしっかり応えてくれます。

 

 小堀の渡しは河の水量変化が激しいので、浮舟桟橋が設けられています。小さな待合室があります。対岸(我孫子市側)には取手市の飛地があって、小学校に通う児童がこの渡しを利用していました。

 河の中ほど、遠くにカイツブリが泳いでいました。350mmで撮ったのですが、かなり遠かったので、豆粒になってしまいました。利根川は水深があるので、水に潜って川底の小魚を獲るカイツブリが河の中央付近で見られるのはめずらしいです。

 

 連続トラスの常磐線鉄橋です。春先から夏にかけて、この橋の上に、チョウゲンボウが巣をかけて、ヒナを育てています。カイツブリやアオサギなども、電車が通過してやかましいのに、この付近でよく見られます。
 右(下)の写真は土手の上から見えるマンションの屋上にある携帯電話の無線アンテナです。このアンテナの先端に、よくチョウゲンボウが停まっています。

 河原は整備されていて野球場、サッカー場などの運動公園になっています。所々にこのような大きな樹がポツンと植えられています。

 

 帰り道の田中酒造さん、造り酒屋です。店の奥に酒造蔵があって、ここで秋からお酒が造られます。
 蔵の中には井戸があって、その水でお酒が造られています。利根川の伏流水で井戸水は豊富です。周辺の民家の庭にも、地下水をくみ上げるポンプをよく見かけます。飲料水ではなく、露地や庭への散水、車などの洗浄水として利用されているようです。

 

 田中酒造さんの酒林です。緑色の青々とした杉玉です。緑色の酒林は新酒が出来た印です。
 新酒の君万代、また飲みたくなってきたw...

 キャノンEOS-5DとEF35-350mmの取り合わせ、5Dのセンサーとホワイトレンズの性質なのかソフトであっさりした仕上がりとなりました。キャノンEOSの映像はあまり知らないのですが、どこかキャノンらしくないというイメージですね。こんな感じなんだキャノンは。それにしても酷い写真ばかりですねw… 最近はあまり外出できないので、近場のお手軽写真ばかりです。写欲湧きません。

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コメント
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キャノンEL35-350mmホワイトレンズ

2021-11-20 20:01:02 | カメラ

キャノンズームレンズEF35-350mm1:3.5-5.6

 中古のキャノンのホワイトレンズを手に入れました。SONYα7に着けて・・・キャノンのデジカメ一眼は持っていません。(フィルムはEOS-1V他が何処かにあったと思うのですが・・・)でもキャノンのホワイトレンズは、けっこう憧れのレンズなのでw...

 でかくて重い!…です。写真家の立木義浩氏が何気ないスナップで、大きなホワイトレンズを使ってスナップしてました。立木さんは好きな写真家の一人です。東京麹町にある日本カメラ博物館JCIIでの講演会にも参加させてもらいました。カメラはキャノン派だったと思います。その時、もう20年位前?しきりにフィルムの使用を薦めていました。「皆さんが使ってくれないと、フィルムが無くなってしまう」と。

 鏡筒を縮めた状態が35mm、伸ばした除隊が350mmです。でかい!

 サードパーティーの返還アダプターで、装着します。絞りがオートで連動します。レンズはウルトラソニックモーターでオートフォーカス、ISでレンズ内手振れ補正なのですが、両方とも上手く連動しません。AFはレンズが不良のようです。たぶん回路の不良でしょう、よくある症状のようです。ICチップ周りを洗浄すれば、復活するかも。トライしてみようと思ってます。
 手振れ補正が効かないので、望遠側では手持ち撮影は辛いですね。

 

 レンズは前玉の内側がカビカビで、映像もカスミが掛かった状態でした。厚いコンデンサーレンズのような前玉を外して、クリーニングしました。コーティングには影響がなかったようで、ピカピカになりました。

 35mmと350mmの映像です。AUTOで撮りました。

 こちらはプログラム(P)で200mm、350mm露出-1.5位で撮影。露出の難しい夕日の撮影です。まっどうってことない写真ですけどね。単にレンズの性能を確認するということで。
 この35-350ズームレンズは、
何故か現在販売終了しています。こんな条件での撮影なので、レンズ性能良いのか悪いのか、よくわからんw…
 しかしよく考えてみるとこんなデカくて重い、しかも開放が3.5-5.6とけっこう暗いレンズ、何処で何時使えるのだろうか。こんなの構えられた日には、ドン引きですね。持ち歩くのも、目立ち過ぎw...また余分な物が増えてしまった。

- 追伸 -

 MINIのチャリで、利根川土手に夕日を撮りに行ってきました。

 日の丸弁当写真の典型、悪い見本の、もろ逆光の最悪の撮影条件なのですが、けっこう気に入っています。AUTO撮影です。デジカメには数十万?の撮影条件の情報データベースが記録されていて、その内容はメーカーの企業秘密、それに照合してベストの写真になるよう露出が算出されます。
 この写真も高輝度の太陽が画像の中心にあって下側には黒い鉄橋のシルエット、このような条件でベストの露出が算出されたわけです。露出補正は行わず、ベストの写真が撮れていると思います。それはSONYの映像技術です。

 夕日を狙って撮りに行ったのですが、日没はアッという間です。2枚目の写真は、手前のススキを夕日と一緒に輝くように入れたかったのですが、夕日は利根川に架かるトラスの鉄橋に沈んでしまいました。

 夕日を背景に、輝くススキを撮りたかったのですが・・・お粗末な写真になってしまった。

 日没の空の色が、どのくらい再現されるのか・・・そもそも秋の霞が掛かった状況だったので、それにしては発色は底々出ています。

 ススキの原・・・夕日の日差しのあるうちに撮れれば良かったのですが・・・

 帰り道、地元長禅寺の参道とその角にある奈良漬けの「新六」です。ちょっと趣のある一角ですね。「新六」さんの隣は、造り酒屋の「田中酒造」さんです。

田中酒造さんの「君万代」は、

 明治17(1884)、現在の牛久市域で陸軍近衛砲兵の射撃演習が行われた際、明治天皇が
行幸し、牛久の旧家が行在所となりました。天皇が利根川を渡り行在所に向かう途中喉の渇き
を訴え、造り酒屋の水なら大丈夫、という事で差し出されたのがここの井戸水でした。天皇が
大変満足されお気に召した為、天皇の行在所滞在中、水を運ぶこととなり、その功により明治
天皇より下賜されたのが「君萬代」の銘柄であると伝えられています。

とのことです。という訳で、さっそく君万代やってみました。


 純米君万代です。「利き猪口」は、草津の古川酒造天井川でした。柚子を振ったカブのみぞれ煮を充てに、いただきます。美味しいです!君万代によく合います!

 SONYα7のカメラセンサーの性能もありますが、このキャノン35-350mmホワイトレンズ、いわゆるヌケ・・・の良くないレンズのようです。夕方の条件ではありますが、シャープさコントラストもイマイチのようです。レンズの状況を見ると、始めカビがあったのでクリーニングしたらコーティングの劣化もなくクモリも見られませんでした。でも映像はヌケが良くない写りですね。
 このレンズ、
α7で露出やオートフォーカスが連動するアダプターリングで使っています。レンズに手振れ補正の機能が付いていますが、その手振れ補正がα7とは連動できていないので、重いし大きいので手持ち撮影には無理がありますね。大きくて重く、もともと手持ちで手振れ補正を前提として作られたレンズですね。フィルムのEOS-1Vを捜し出して使ってみることにしょう。

-追伸- 2021.11.27
 350mmで富士山と夕焼けを撮りました。レンズが重いのでベランダの柵に乗せてα7で撮ってます。


 手振れしてますね。α7Rでは、レンズ内の手振れ補正が効きません。抜けも良くありません。2/3程アンダーにして撮ってます。夕焼けはアンダーにすると、発色がイイです。
 1月1日に、まさに富士山に日が沈みます。そのポイントです、ここは・・・ほんと凄い偶然!

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