フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

手巻き腕時計 NOCTEX

2020-02-28 23:10:17 | 腕時計

手巻き SWISS MADE の NOCTEX

SWISS MADE の NOCTEXです。

 プラ風防が傷だらけです。

 

 プラ風防が割れているので交換します。文字盤には小さな錆が浮いていますが、比較的キレイです。

 香箱のゼンマイ巻上げ歯車に錆が出ています。ゼンマイは巻き上げ出来ますが、テンプは触れると動くのですが、すぐに止まってしまいます。洗浄すると何とか動き出しました。

 しばらく動いていたのですが、分針と重なるときにまた止まってしまいます。分針か秒針が斜めになっているようです。

 巻き芯を抜いてムーブメントを取り出します。分針が斜めに傾いていてインデックスにせっしょくしていたようです。
 秒針、分針を剣抜きで外して改めて着けなおします。針の取り付けは微妙で水平にセットしないと互いに針どうしや時分のインデックス、風防と接触してしまいます。
 しっかり動き出しました。

 

 レンズ付きでピッタリ径の合った風防が無かったので、少し大きめのものをヤスリで削って取り付けました。UVレジンで貼り付けます。

 

 きれいに仕上がりました。ラグと一体で、楕円のケースのデザインが気に入ってます。もともとベルトは無かったので、黒の型押しを取り付けました。

ー追伸ー

 しばらく動いていたのですが、気が付くと止まっていました。リュウズを一旦引いて戻すと動き出しますが、またしばらくすると止まってしまいます。ゼンマイを巻くツヅミ車が、針を動かす歯車と接触していて止まってしまうようです。グリスが固まっているのかもしれません。よく見るとガンギ車にも錆が浮いていて、アンクルとの接触で摩擦抵抗があるようです。
 巻き芯周りはベンジンで洗浄し、ガンギ車にはオイルを差しました。本当は、すべて分解してベンジンで洗浄すると良いのですが、面倒なので簡易の洗浄とオイル差しで様子を見ます。何とか動き出しました。大丈夫そうです。

 ゼンマイ巻上げをして3日たって大丈夫です、動いてます。時間が遅れがあったので、緩急針で調整しました。

 一応OKなのですが、リュウズで日付送りが出来ません。リュウズは2段引きのはずなのですが、機能しません。時間合わせはできるのですが、オシドリがうまくセットされていないようです。リュウズを抜いて何度かセットし直したのですが、上手くいきません。オシドリの箇所は、受板を外して分解しないとならないので・・・面倒なので、止めましたw…
 時間合わせはできるので、これで好とします。(さらに日付送りには、24時間回さないと、時間を戻すと日付も戻ってしまいます。参ったなぁ・・・結構ダメージがあったんだ)

 

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古い手巻きのSWISSMADEの時計3種

2020-02-27 22:36:46 | 腕時計

古い手巻きの腕時計

 手巻きのSWISSMADE腕時計3本です。

みなメタルのバネベルトです。 いちおう何とか、稼働しています。

 

 OCEAN19JEWELS CHRONOMETER(クロノメーター)です。非常に正確です。さすがクロノメーター。

 DELBANA SWISS MADE です。文字盤が汚れていて、クリーニングしました、これでも。風防、12時の箇所が割れていますが、曇りは無いのでこのままにしておきます。

 17JEWELSで裏蓋はスクリュータイプでWATERPROOF です。でも古いものなので、水は厳禁です。

 

 ROAMER SWISSMADEのスモールセコンドでANTIMAGMETICです。ちょっと大きめです。これも風防が傷だらけで曇っていたので、交換しました。ケースも錆が出ていて傷だらけです。
 この時計は大き目だし、少し新しいものかもしれません。

 昔の1940~1950年代の時計はしっかり作られていて、洗浄すれば問題なく稼働してくれます。文字盤やケースはさすがに劣化していますが、それがまた時代を感じさせてくれて好いです。古い時計で文字盤やケースがあまりにもピカピカでは、逆に違和感を覚えますね。

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ビューロー

2020-02-24 16:52:36 | 日記

ライティングビューロー

日本製飛弾産業のライティングビューローです。

 幅は小さめの70cmです。使わない時は、テーブルボードを持ち上げて机上の棚に蓋をしてしまいます。

 テーブル面はかなり大きく、ものを書くには十分の広さです。木の面がむき出しだったので、黒のアクリル系のシートを敷きました。

 前の棚に時計の修理工具を置いて作業机としてもいいし、ちょっと狭いか。私は字を書くのが好きなので、読書机として読書ノートをつけるのもいいですね。前の棚に読みたい本やノートを立てておいて筆記具は引き出しに入れて、使わない時はテーブル面を持ち上げて蓋をしておく。机の上に物が乱雑に載っていては、読書や書き物の意欲が薄れますから。
 クラシックな白熱電球スタンドがあったので、使うことにしました。手元の明り取りにちょうどいいです。さーてと読書でもして、ノートでもつけようか。

 

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リコー・キャプリオGX100

2020-02-21 23:47:55 | カメラ

RICOH(リコー)のデジカメ、キャプリオGX100

 デジカメは映りが秀逸なリコーGXRを常用しているのですが、昼間の野外で使うとビューモニターが見ずらいので、ファインダー式のビューモニターを探していました。ただし価格が高いものばかりで・・・安い物を探していたら、GX100が本体と合わせてもGXR用ファインダービューモニターより安いものが見つかったので、手に入れることにしました。

ビューファインダーをつけています。かなり小さいです。

 ビューファインダーにはゴムのアイカップが付いていて、これを回転させると視度調整ができます。電源は、ボディー側から供給されます。見え方は、はっきり言ってダメ・・・ですね。昼間の明るいところでも見えるのですが画像は荒れていて映る範囲、フレームが確認できる程度です。

 左がキャプリオGX100、右がスクリーンセンサーごとレンズ交換ができるGXRです。こうして並べるとGX100は、かなり小さいです。それに薄くて軽い。写真を撮るには、GXRの方が具合がいいですね。カメラは多少の重みと、それなりの大きさが無いと安定して撮影できません。手振れ補正が付いていても、カメラをしっかりホールドしないとフレームが決まったシャープな写真は撮れません。

 GXRにもビューファインダーはあるのですが、高くて。それでヤシカの外付けファインダーを付けて使っていました。ヤシカのエレクトロ35などで使われていたものです。ファインダーを覗くと、テレとワイドのブライトフレームが見えます。

 GXRは長年に渡って酷使していて、バッテリーの蓋を破損してしまいました。ガムテープで蓋をボディーに貼りつけて使っていました。それも限界かなぁ・・・というのもあって、GX100を購入した次第です。
 ちなみにこのGXRは、GX100で撮りました。GXRは抜群な映像が撮れるのですが、GX100もまあそれなりの映りですね。

 GX100、外に持ち出していろいろ撮ってみたいと思います。映りの傾向、個性などが分かってくると思います。今のところ、GXRとそん色ないように思います。

 

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