ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

「ばーば」バカ。「じーじ」も。

2015-04-21 06:19:42 | 日記
結婚式を済ませ、沖縄・ハネムーン中の孫から電話が入りました。
「普天間飛行場近くを通った………」云々。
じい、ばぁに電話など寄こさなくとも、充分に楽しんできてくれればと思ってはいましたが、
やっぱり嬉しいものです。

〈この期間、政治がらみのことなど気にせずに、青い海を楽しんできて〉
などと考えるのは、「ばーば」バカに尽きるというもの。
でも70年前、美しい島に、雨の様に砲弾が撃ち込まれ、多くの兵士や住民が傷つき
死んでいったことを忘れないでいてくれてありがとう。
と、沖縄の方角へ向かって合掌しました。

それにしても、孫のことになりますと、思考停止とまでは行かなくとも、まったく思考回路が
通常を逸脱してしまうのです。
まったく!と、自身に呆れかえるばかりです。

  ―――会話―――から、
  〈そちら、荒れ模様らしいわね、落雷も………〉
  『うん、小雨降ってる』
  〈大雨も降った様だし、危ないとこへ行ってダメよ〉
  〈海も、今度行った時に入ればいいし………〉
  『大丈夫だって、禁止になっていないから』
  〈大丈夫って言ったって、心配だから〉
  とにかく、私の“しゃべり”は、めちゃくちゃ。
  〈お腹冷やしてはダメよ〉
  に至っては、もう、自分で呆れるばかり。
  「小学生との会話か?」
  って言うところでした。

普段、「ばぁ」は、〈三文安い保護者〉だとバカにしている連れ合いも、
孫からの電話に気をよくしている模様。
肩書は、「じい・ばあ」のみの後期高齢者が二人。
孫に関して、やや 思考回路に混線をきたしながら、お茶を飲んでいました。

と、突然、地震発生のテロップがテレビ画面に。
〔震度4・与那国島〕
「えっ!えっ!」
パニックとまでは行かなくとも、かなりの衝撃。
与那国島へ行っているわけではありません。
沖縄本島にいるはずです。

メールしたい衝動に襲われながらの小一時間でした。
津波警報等も解除。
ほっとしました。

『良かったねぇ』
『〈命(ぬち)どぅ宝〉って諺が沖縄にあったねぇ』
などと、話しながら、じぃ ばぁは、また、お茶を飲んだのです。

なんだか、昔話に出てくる「おじいさん」と「おばぁさん」になってしまったような気がしました。
                                    〈ゴマメのばーば〉
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2 コメント

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眼聴耳視 (タロンペ)
2015-06-19 20:28:33
ゴマメのばーば様

久しぶりで拝見する言葉です。
忘れていました。
思い出させて頂きありがとう御座います。



心がけてはいるのですが。 (ゴマメのばーば)
2015-06-20 01:15:40
コメント、ありがとうございました。
眼聴耳視、私の好きな言葉です。
でも、日常の中では、「何を視て」「何を聴いて」いるものやら。
ですから、折に触れ、思い出しては、眼も耳も澄ませようと、心がけてはいるのですが。
これが、なかなか。

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