ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

独裁の毒気が。

2019-03-15 06:23:25 | 日記
朝、窓を開けて びっくり。
何と雪が7センチほど積もっていました。
当地方では、4月になって桜が咲いても、積雪に見舞われることもありますから、3月、
それもまだ彼岸前のこと、雪に見舞われても驚くことではありません。
でも、このところの暖かさで、春が一気に進み花々も競って咲き出し、ノカンゾウ・紫蘭
などの芽もプチプチと出始めましたので、私の気分はすっかり「春」になっていた矢先の
この雪です。
まるで、初めて雪を見るような目つきで眺めました。
咲く寸前の紅梅のふっくらした蕾にも、
満開の椿にも
松の枝にも、
クルマの屋根にも
小さな蕾を膨らませ始めた生け垣のドウダンツツジにも
取り込み忘れたベランダの雑巾の上にも
雪は、真っ白な綿のように置かれていました。
〈まだ、私の季節よ〉
との声が聞こえて来そうです。

午前9時を回りましたら雪は大分解け始め、庭石の上に雪はもうありません。
道路も殆ど溶けています。
昨日行けなかったので図書館へ行き、借りていた2冊を返済、予約しておいた1冊を
借りてきました。
帰りのバスの中で、本のページをめくってみるのは、もう私の長年の癖になってしまって
います。

家に帰ってから、録画して置いた国会中継を見ました。
自民党内で浮上している「党総裁4選論」ついて、安倍首相は、
『自民党の規約は3選までで、4選は禁じられている。自民党総裁としてこのルールに
従うのは当然だ。』
と、日本維新の会の片山虎之助氏の質問に答えていました。
先だっての衆院予算委員会では、同様の質問に対して、
『自民党のことは自民党でしっかり議論していく。ご心配なく』
と、答えていました。

4選になるのかどうかは分かりかねます。
〈4選は禁じられている〉などと口にしていても、その時期が来れば、
〈状況が変わりました〉と、
規約を変えればいいハナシですから。
そんなことは朝飯前になさるのではないでしょうか。
でも、4選はすべきでないと思います。
悪しき独裁の毒気が官邸に満ち充ち、その臭気をまき散らしかねません。
「忖度」の温床は一層強化かつ堅固となり、いっそうの忖度風が吹きまくることは必定
ですから。
                        〈ゴマメのばーば〉
コメント
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