ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

政策論争を。

2014-10-19 06:09:06 | 日記
松島みどり法相の「うちわ」「雑音」発言に加え、今度は小渕経済産業相の、
政治資金不適正支出疑惑。
辞任するらしいとか。
なんともはや と言いたいところです。
安倍内閣の超ご自慢の「女性登用内閣」も、色あせた感があります。
問題になった閣僚は、自らの問題について しっかりした説明責任を果たすべきです。

毎日新聞 東京本社専門編集委員の松田喬和氏の政治観測によれば、
≪政治の世界に「失敗は得意の分野から」という言葉がある。
「女性の活躍」を政策の目玉に女性閣僚5人を誕生させた安倍晋三首相も
その例外ではないと指摘。
就任直後から女性閣僚は、過去の発言や在特会との関係を追求され、国会でも問題発言が
飛び出すなど批判が相次いでいる。………
改造内閣での女性閣僚多用効果は、不祥事で早くも薄らぎつつある。………≫
と、論じています。

『失敗は得意の分野から』
確かに言い得ています。
「得意」であるという驕りが、自身を省みることに疎くなり、果ては傲慢に陥り、的確な
情勢把握ができなくなってしまうのかもしれません。

とにかく、国会の審議期間は無制限ではありません。
国会は、早く政策論争をしっかりやってほしいと思います。

特定秘密保護法に関しても、同法に対して195の県議会、市町村議会が廃止や
慎重な運用を求める意見書を可決しているそうです。
130市町村議会が、「同法の廃止や撤廃」を、
3議会が「廃止」を、
求めています。
意見書は政府や国会への強制力は持たないそうですが、こうした国民の「声」を、
安倍政権は「ていねいに」聞いてほしいと思うのです。
地方自治法99条には、「意見書」は一定の影響力を持つとの定めがあるそうです。
政府の一方的説明ではなく、こうした国民の声に耳を傾け、真摯な論議を望んでいます。

とにかく、安倍総理は しっかりした閣僚を選んだ上、国策を、
充分に
ていねいに
審議して下さい。
                                  〈ゴマメのばーば〉
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