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明るく、楽しく、事実婚

選ばれてしまいました。

2023-02-11 21:25:09 | 日記・エッセイ・コラム
ついに、きてしまいました。
子どもの小学校のPTA役員です。
仕事をしていてもいなくても、選ばれてしまったら断れないので、
毎年、選出時期になると
「選ばれちゃったらどうしよう・・・」
とびくびくしていました。
そして、今年。
ついに選ばれてしまったのです。
新年度の役員決めくじ引きの日、LINEの通知が入ったので、
まさかと思ったら・・・その「まさか」でした。
選ばれたのは、
登校時の子どもたちの安全を守る活動をする係。
うちの学区では子どもたちが登校するときに、
交差点で保護者が旗を持って見守る旗当番というのがあります。
その当番の順番を決めたり、
地域の保護者に連絡事項を伝達したり、
通学路に問題があったら学校に報告したり、
といったことが主な活動内容です。
まず、最初に今年度の役員から仕事の引継ぎをしたのですが、
これが随分と時間がかかって困りました。
土曜日の午前中に集まって、いろいろ話を聞いていたら、
なんと2時間以上もかかっていました。
若干、話が横道にそれたりしていて、
もう少しこれは時間を短縮できるのでは?
と思いながら話を聞いていました。
あまりにも話が長いと感じたら、
「それはこういうことですよね?」
などと、こちらから結論に入らないと、
話が全くまとまらない場面も何度かありました。
貴重な土曜日、もう少し時間を有効に使いたいです。
また、活動の連絡にLINEを活用しているのですが、
私の仕事中にじゃんじゃんLINEの通知が入るのも困ります。
仕事でもLINEを使っているので、
通知が来ると一応誰から来たかチェックはしますが、
さすがに仕事中に内容を読んだり返信したりできません。
仕事が終わったあとにまとめて読むしかなく、
だいたい私を除いた他のメンバーでどんどん話がすすんでいて、
ついていくのが大変です。
話し合いにまるで参加できず、申し訳なく思ったり。
他の役員メンバーは、みんな仕事をしていないかパートで、
時間には余裕がある、と言っていました。
フルタイムで仕事をしているのは私だけみたいです。
しかも、私が参加できないときもあるかもしれないので、
他の人には事情を説明して、
相棒も会合に出席してもらっているのですが、
よそは、お母さんばっかり。
お父さんが来ているのはかなり珍しいと思います。
そのあたりでも
「あの人は変わってるな」って思われているかもしれません。
それでもうちの地域は、LINEを活用して、
実際に集まったり電話で連絡したりする負担を減らそう、
という方向で動いてくれているので、
まだマシなのかもしれません。
頻繁に集まりがある地域だったら、
もっと大変なことになりそうな気がします。
そもそも、保護者(ほぼお母さんたち)が、
完全なボランティアで、子どもたちの登校を守る、
というこの活動自体が疑問です。
順番で回ってくる旗当番をやると、出勤時間には間に合わないため、
旗当番のために時間単位の有給休暇を取っているのが我が家の実態です。
子どもがいると、会社の他の人と同じように仕事ができず、
そのしわ寄せが職場全体にもいってしまうこの状況。
また、学校関係の活動をしようと思っても、
時間にも制約があって、そんなにたくさんのことはできません。
そりゃあ少子化にもなるよね、って思います。
もちろん、子どもたちの安全を守ろう、という趣旨は悪くないです。
ただ、それを保護者の無償奉仕で全部まかなおうとするのは、
無理があるのではないでしょうか。
とりあえず、お金を出しても構わないから、
誰か、旗当番と、この活動全般を助けてもらいたいです。
(なー)