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明るく、楽しく、事実婚

君たちはどう生きるかを見たので

2023-08-05 22:27:19 | 映画
「君たちはどう生きるか」を見てきた。
今回は事前情報をほぼ出さない(イメージイラスト1枚くらい)という、広告戦略にまんまと乗せられてしまって封切直後に鑑賞した。
いろいろ言いたいこともあるが、まだ1ヶ月もたってないし公式のビジュアルも出てないのでやめておく。これまでに宮崎駿の作品を見てきて、宮崎駿のキャラクターを多少なりとも聞きかじってると面白さ倍増。気になっている人はさっさと見たほうが良い。
鑑賞後、気になったので、「君たちはどう生きるか」を買ってきて読んだ。
主人公のコペル君がおじさんや友人との交流の中で生きる目的を考えるといった内容で、昭和10年から順次刊行された「日本少国民文庫」の最後の巻。昭和12年の刊行で、当時の軍国主義とは相いれない内容なので太平洋戦時中は刊行できなくなってしまった。戦後再度刊行された。学校の授業などで読まされた小学生も多いらしい。宮崎駿が紹介してベストセラーになったし漫画版も出た。
映画の中に本は出ては来るけれども、物語に直接的な関係はない。
時代の違いはあるけれども、現代に通じる問題提起はあるし、人の心なんてそうそう変わるものではないと改めて思う。なので、興味のある人は読んだほうが良い。若いうちに読んどくと何か思うところがあるのかもしれない。
その後仕入れた情報で、「失われた者たちの本」も読む。とりあえず映画見て面白いと思った人は読むと良い。
関連書籍も2冊読んだし、いろいろ気になるところもある。
もう一度映画館で見てこようかな?
(そー)

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