Going Our Way

明るく、楽しく、事実婚

本物の海へ

2018-07-28 22:05:52 | 旅行記
毎年恒例、夏休み家族旅行の季節がやってきました。
今年は・・・海!
一度、子どもたちを海に連れて行って、
本物の海水浴を体験させたいと思っていました。
上の娘は、海のキャンプに行ったことがあるけれど、
下の娘は、海の水に触ったこともありません。
そんなわけで「本物の海」へ行ってきました。
ご存知のとおり、今年は猛烈な暑さ。
海辺も日差しが強く、とても暑かったのですが、
天気は最高によく、絶好の海水浴日和。
子どもたちに浮き輪を持たせて、
一緒に海の水に入ってみると、いい気持ち。
寄せては返す波の動きも面白いし、
しばらく海の水と戯れていたのですが・・・
そのうち、子どもたちが騒ぎ出しました。
「しょっぱい」
「砂だらけになって気持ち悪い」
「目に海の水が入った」
逃げるように、海から飛び出してくる子どもたち。
結局、海で遊ぶのもそこそこに、
宿泊先のプールに入ることにしました。
「こっちのほうがいいや~」
と、ホッとした表情。
なんてもったいない。
でも、海の水がしょっぱいのも、目に入ると痛いのも、
本物の海で泳いでみないと、わからないこと。
それが経験できたのも、良かったと思っています。
私にとっても、海なんて何年ぶりだったかな。
水着を着たのも、本当に久しぶり。
出産前の水着が着られて、安心していたのは内緒です。
(なー)

いなくなってから思うこと

2018-07-15 18:05:09 | 日記・エッセイ・コラム
先日、父が亡くなった。
冬に体調を崩して入院してから、どんどん体力が落ち、あっけなく逝ってしまった。
これまで40年近く人工透析を続けていたが、母の支えもあり、それなりに元気に生きてきた。
ところが、数年前に脳梗塞を起こして救急車で運ばれ、言葉と歩行に障害が残ってしまった。
立ち上がったり歩いたりすることも一人ではできず、食事やお風呂、トイレも介助が必要。
言葉がはっきりしないため、意思の疎通も難しい。
母は実家で父と二人で生活しており、介護はさぞ大変だったと思う。
デイケア等を利用しながらなんとかやっていたようだ。
そうした介護の日々も、父が亡くなることで終わってしまった。母の生活も大きく変化したことと思う。
急な変化で母が体調を崩さないか心配だったが、相続や片付け、四十九日の準備など忙しく過ごしたのち、今は気心の知れた仲間との仕事に復帰し、元気に生活している。

父は何というかおとなしい人だった。映画が好きで、子供のころは、一緒にテレビで映画を見た。
大人になってからは一緒に見るということはなくなってしまった。今から思えば、もっと一緒に見られれば良かったと思う。
それにしても父は怒らない人で、全く怒られた記憶がない。
もう少し、言いたいことを言ってくれたほうが、反発するなり和解するなりできたんだろうけど、微妙な距離感のまま終わってしまった。
本当に空気のような人だった。
あんまり存在感がなかったので、未だに亡くなった実感がない。
それでも遺影を前にすれば、ああ亡くなったんだなとしみじみ思う。
余談だが、実家に置いてあった免許書の写真は悪そうな顔してたな。全然そんな人じゃないのに。
ともあれ、父にはお疲れさまと言いたい。
(そー)