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明るく、楽しく、事実婚

子どもにスマホを持たせる前に

2023-08-27 15:02:05 | 日記・エッセイ・コラム
どうしてもどうしてもスマホが欲しい、中2の娘。
周りの友達はほとんど持っているのに、自分だけLINEができず、
学校の宿題や持ち物の相談をしたり、遊びに行く約束をするのに、
とても苦労をしていました。
「みんな持っているのに、どうして私はスマホを買ってもらえないの?」
と、娘はいつも怒っています。
そうはいっても、スマホを持ったら、
毎日の時間の過ごしかたが大きく変わるでしょう。
夢中になりすぎて、健康や学校の勉強に影響が出そうです。
それに、スマホはとても高額なもの。毎月の使用料もかかります。
おもちゃのように簡単に買ってあげられるものではありません。
無条件でスマホを買い与えるのは、何か違う気がします。
そんなわけで、娘にスマホを手に入れるための3つの方法を示しました。
1 毎日の生活ルールを5つ決め、それを継続的にきちんと守る。
2 学校の定期テストの成績で上位10%以内に入る。
3 お手伝いしたらポイントをあげるので、これを100ポイント貯める
このどれかを達成したらスマホを買ってあげる、というものです。
そこで娘が選んだのは、なんと2番。
本人は、これならできそうだと判断したようです。
それから娘の猛勉強が始まりました。
1年生の頃とは、本気度がずいぶん違います。
そうして、1学期の中間テストではギリギリ上位10%に入れず、
悔しい思いをしたのですが、
期末テストでなんと本当に上位10%に入って
目標をクリアしてしまったのです(やっぱりギリギリでしたが)。
約束は約束です。ちゃんとスマホを買いました。
だけど、買う前にスマホを使う上でのルールを話し合って決め、
それをきちんと「誓約書兼スマートフォン貸与契約書」にまとめ、
双方の署名をするという手続きをしました。
ルールを守れなかったらスマホを没収することにしたのですが、
口約束だと、聞いていないとか、話が違うとか、
あとから揉めることになりそうな気がしたからです。
あと、スマホを持つということはそれくらい責任を伴う大変なことだ、
ということを理解してもらいたかったのもあります。
周りの友達では、ここまで厳しくされている人はいないかもしれません。
でも、このおかげで、本人はルールを守ってスマホを使えているし、
スマホを大切に扱っているように思います。
また、「スマホは時間泥棒」「LINEはやめどきがむずかしい」
ということも十分理解しているようで、
今のところスマホと上手にお付き合いできているのではないでしょうか。
あとは、次の定期テストで成績が落ちないことを願うばかりです。
(なー)


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