自由と正義のための選択肢

今後の日本の進むべき道を考える政治ブログ

観念論者の国

2018-02-24 12:41:57 | World Poli...

ドイツのニュースから大連立の話が消えた。
調べるとSPD(社民党)の党員投票の結果が出るのは3月4日
その日まで新政権はお預け。選挙は確か去年の秋だったはず。
批判も無い。こんなグダグダが許されるドイツは変な国だ。

ニュースを見ていると今もナチスへの反感が随所に出てくる。
どうやらナチスという"共通の敵"で国民を操っているようだ。
気持ち悪い程の優等生ぶりも納得。とてもホンネとは思えない。
反ナチあればこそ可能なグダグダ。次はまた独裁かな?

極右のレッテルを貼られ続けたAFD(ドイツのための選択肢)
最近の世論調査で初めて支持政党の第二位になったそうだ。
国民のホンネは「これ以上移民難民を入れるな」だ。
何とか誤魔化そうと必死のメルケル。国民はうんざりだろう。

EUは英国の離脱で財源が1割減る。しかし予算は減らさない。
メルケル「難民受け入れ数に反比例で各国に分担させる」
とにかく細かい計算が好きなドイツ人。選挙制度だけではない。
馬鹿げている。こんなので欧州全体がまとまるはずがなかろう。

盟主たる者は自己の理想や利益に拘るべきではない。
英国の離脱は当然。「島国根性」と罵っても始まらない。
経済格差があるのは当然だし統合するなら強い国が面倒を見る。
でなければ自国ファーストと変わらない。FTA程度で十分だ。