小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

旅をする夏の陣

2022年06月27日 | 母島 日常 日記

■この夏は色々と事が動いています。

以前から計画していた資格の取得が一気にバイク旅に変わってしまった今回(笑)。

 

資格取得だけだったら問題ないのに、

こんな内地梅雨真っ盛りのタイミングの

バイク旅資格取得ツーリングにしてしまい、

命の危険をはらんでいながらも、

ドキドキとワクワクが止まらない41歳の夏(#^.^#)

梅雨明けした夏の母島では見事なまでのグリーンフラッシュが見れました。

グリーンフラッシュは太陽が水平線に沈む瞬間に見れる現象です。
緑閃光(りょくせんこう)ともいわれるそうです。
稀に見れることから、
「南の島で見られる現象で恋人同士で見ると結ばれる」という伝説があるそうですが、今日は夫婦で夕陽を見ていたので、どうなるのでしょう(笑)?
 
そんな私達夫婦も、この6月で結婚19年を迎えました。
梅雨明けした夏色の海の中、
結婚記念日は夫婦で蓬莱根までSUP&カヤックでボヤージングを行いました。
(といいつつ、ほぼ毎日やっていることなんですがw)
 
6月の中旬に「あっ!今日が梅雨明けだ!」と分かる瞬間の日があります。
ずっとジメジメしていて、ガスっていた日々だったのに、
急に海と空の碧が夏色のそれに変わり、
雲が一気に高くなる日があるのです。
 
僕はその日が大好きなのですが、
だいたいいつも夫婦の結婚記念日らへんなのです(#^.^#)
 

いずれにせよ、

大好きな母島の夏を3週間も離れて、

わざわざ梅雨の内地に行くわけなので、

存分に楽しむつもりです(お~い、資格の取得はどこに…w)。

 

 

■6月26日は小笠原返還の日。

小笠原諸島が太平洋戦争後、アメリカ統治下だったのが日本に返還された日です。

今年で返還55年になると思います。

 

この日、母島ではいつも返還祭が行われ、

賑やかなお祭りなのですが、コロナ禍になってからずっとすべてが中止でした。

返還記念日の夜はなんと島の花火師(父島や内地からの応援も!)が、

見事に大輪の花が母島の夏の夜空に咲かせていました。

 

直前の夕方に思いっきり土砂降りの雨が降り、
本気で開催を心配しましたが、無事に花火が上がっていてホッとしました。


コロナ禍になってからも、
できる範囲で再開してきた母島の花火師達。
事前準備に当日の運営、
内地や父島からの応援、
多くの人の関りで、
僕たちは花火を楽しませてもらっています。
本当にありがとうございました☆

今年はバドミントン大会や駅伝、ゲートボール大会も復活し、

少しずつコロナ禍でできなかったことが戻ってきています。

忙しい母島の6月が少しずつ戻って来ました♪

 

僕は膝の調子が悪くて、今回は参加を見送ったので残念ですが、

みんながこうして楽しんで参加したり、見物したり、応援しているのを味わえることがとても嬉しいです☆

 

 

■今回の内地行きのバイク資格取得ツーリング旅ですが、

さらにビックなミッションが!!

 

なんと葉山で行われるアウトリガーカヌーレースに出場することになりました!

オーシャンヴァアが主催する葉山HOEです。

 

当初は日程が丁度合ったから、

久しぶりの元母島メンバーとビギナークラスに出て、

楽しく同窓会気分でカヌーを漕ぐはずだったのですが、

どういう訳か、8kmのオープンOC6の男子に出ることになり、

一気にテンションが上がりました(^^♪。

メンバーは元母島の仲間たちで、島で一緒にカヌーを漕いでいたメンバーです。

しかし、みんなが内地に引っ越した後はカヌーを漕いでおらず、
当日に久しぶりに漕ぐメンバーがほとんどです。
それでも「ガチで漕ぎたい!」という意欲があるので、

思いっきり楽しんで、8kmを漕ぐつもりです!

 

7/3の午前に葉山に来れる方、ぜひ応援をお願いします♪

 

おかげで資格取得のはずが、

毎日SUPやカヌーを漕ぐ日々(笑)。

41歳厄年なのに、どんどん事が進んでいくので面白いです(#^.^#)

昨日もカヌー部企画で、蓬莱根~平島~向島の5時間ボヤージングで、

漕ぎまくって来ました。

 

夏色の海は本当に素晴らしく、

イルカちゃんもチラッと現れ、

それは最高の1日となりました(^^♪

人生初のバイクソロキャンプ旅だというのに、

出発食前でバタバタしている中に最高のリフレッシュとなりました☆

 

 

■その前日はなんと太陽系の惑星が一列にならぶ「惑星パレード」を見ることが出来ました!

ちょう広角の範囲の天体ショーなので、

写真には金星、月、火星、くらいしか写っていませんが、

早朝3時過ぎのうっすら朝焼けの見える夏の夜空に、

見事な惑星の列を見ることが出来て、

とても嬉しかったです☆

 

これには最近、お年頃で一緒に行動することも減った次女も一緒で、

家族3人+αで世紀の天体ショーを味わいました。

その後は最高の日の出!

まだ初夏なのにお腹いっぱいになる程、夏を味わいまくっています(#^.^#)

 

今年26歳のカブと共に行くバイク旅。

今回、公共交通は一切利用しません。

無事に帰って来れる保証もありません。

 

だけど、何とも言えないソワソワして気持ちが続いています。

東北のツーリングMAPを日々眺めながら、色んなルートを模索します。

島の元ライダーの仲間にも色々話を聞いて、さらにドキドキワクワク♡

 

そのみんなが、

「ジャイアン、あれこれ計画している今がきっと一番楽しいよ(#^.^#)」

と言います。

僕もそう思います(笑)。

 

実際は大変な気候やハプニングがあると思います。

でも無事に生きて帰って来れれば、それはすべて肥やしとなり、

楽しい思い出になります。

 

各地で懐かしい恩師や友人、先祖のお墓や、地元の仲間や親戚に会えるのも久しぶりで嬉しいです☆

夕方SUPを漕ぎながらもずっと旅のことを考えています。

この旅で感じたこと、学んだことを次の自分の人生にどう生きてくるのでしょうか?

 

今、カナダにいて高校を卒業した長女にとって、何らかの影響があるのか?

これから2年後に母島を巣立つ次女にとって、必要なものに出逢えるか?

元々東北旅が大好きな妻の話にようやくのれる日が来るのか?

 

比較的、世間一般よりは22歳と若く父親になったので、

次女が巣立つ2年後以降の自分たちの在り方が楽しみです♪

 

万が一、今回の旅で事故などで命を落としてしまったら、

大好きなシャチか狼に生まれ変わるか、

今度は女性に生まれ変わりたいなぁなんて考えています。

 

まあ先のことをあれこれ考えても仕方がないので、

妄想して楽しみつつ、今を存分に味わって楽しもうと思います♪

 

自分の人生というカヌーを漕いでる今、

自分はどのようなクレアナを持って、

どのような目標に向かっているのか。

 

ここで一つ、久しぶりの外の世界に触れて、感じてみようと思います。

そこで繋がるご縁に身を任せ、これからにつないでいければと思います♪

 

 

 

 

 

 

 


長女がカナダの高校を卒業しました(^^♪

2022年06月16日 | カナダ留学 長女

■6月10日(日本時間では6/11)、カナダの高校に留学中の長女が卒業しました!

Facebookやインスタなどで多くのお祝いの言葉を贈って頂き、

本当に感謝の気持ちでいっぱいです!

どうも有難うございました(^^♪

卒業式のクライマックス、帽子投げの瞬間です!

カナダではコロナ禍が比較的明けていて、保護者の来場が認められているので、

今回はオンライン配信の予定はなかったそうですが、

当日に粋な学校側、素敵な保護者家族がオンライン配信をしてくれたので、

7000km離れている私達家族もリアルタイムで長女の卒業式、

翌日のウォーキングセレモニー、パレードと同じ時間を過ごすことが出来ました♪

 

元々は家族でカナダに行ってお祝いするつもりだったのですが、

日本のコロナ禍の事を鑑みて、渡航を断念していただけに、
オンライン配信はとても有難かったです☆

 

 

■長女がカナダ留学をスタートさせたのが2019年の秋からでした。

そしてその翌春から、世界的なパンデミックが吹き荒れ、

長女も急遽、1度だけ帰国しました。

 

多くの留学生が留学を諦め、長女も一時は留学中止が頭をよぎっていましたが、

数ある留学生が学生ビザの発行が停止されて、留学を断念した中、

長女は持っているビザが有効だったので、何とかカナダに渡航し、

留学を継続できるラッキーな状況でした。

 

2000年のコロナ禍による緊急帰国の際にも、

1か月東北でコロナの感染のリスクを背負いながらも、

長女のホームステイを受け入れてくれた従妹家族のサポートを忘れません。

 

コロナ禍にカナダに戻る時も、

カナダについてから2週間の自己隔離計画を提出し、

外に出たり、外部の人と接触しないで過ごすときも、

サポートしてくれる家族がいてくれました。

 

それどころか、2019年に15歳で単身でカナダへ渡航するとき、

ポートハーディーという遠い土地までの2泊3日の事を心配して、

バンクーバーで自宅に泊めてくれた人も現れたりしました。

 

それ以外にも、

長女は色んな人達に支えられて無事に3年間の高校留学を終えることが出来たのです。

本当に心よりお礼を申し上げます!!

 

 

■そして亡き母のパートナーであったケビン。

現地での長女の保護者として、これ以上ないほどのサポートをしてくれました。

 

2018年で家族でカナダを訪れた時も、

沢山の場所を案内してくれ、

終の棲家として選んだバンクーバー島北部の小さな港町「ポートハーディー」も最高でした♪

 

3年間、50歳以上も年の離れた長女と過ごすのは、

色んな意味で有意義だったと思います。

時にはぶつかり、時には助け合って過ごしていたようです。

 

大したお金のない私たちにとっても、

ケビンの存在とサポートは大きく、

実際に僕自身も子供のころから知っている人柄だったので、

安心して長女をお願いすることが出来ました。

最高のステップファーザーです!

本当にありがとうございます!!

 

 

■ポートハーディーという、人口2000人程度の小さな村で3年間を過ごした長女。

気になる今後についてですが、詳しくはまだ何も決まっていません。

現時点では進学をするつもりもないようです。

 

もう18歳。

日本でも成人扱いの年齢です。

国際線の飛行機を手配するのも自分でできる年齢になりました。

 

あとの長女の人生は、自分自身で選んで決めていくでしょう。

親としては応援はするけど、金銭的なサポートも含めて、あまり手を出さない(出せないw)つもりです。

 

親から支援してもらわない代わりに、

自分の行動に自分で責任を持つ、

その代わりに圧倒的な自由を手に入れることが出来るのです♪

 

少し前までは、まずは故郷の小笠原に帰って過ごしたいと言っていましたが、

小笠原に戻るにはあまりにコストがかかりすぎます。

今自分がいる状況、

そして今自分が何をしたいのか、

何に興味があるのかにフォーカスし、

存分に挑戦してほしいと思います。

 

親として、

ああだこうだ言う気は微塵もありません。

 

長女は長女の人生。

存分に自分の判断で楽しく生きて行ってもらえたらと思います☆

 

まさに一言「幸運を祈る!」です♪

 

 

 

■自分が18歳の時、僕はまだ夜間の工業高校の3年生であと1年在学がある状況でした。

19歳で卒業した春に、同級生たちは就職、進学を選ぶ中、

ひとり小笠原へ旅する事をしていました。

 

トラック運転手の知人に乗せてもらい、

たった一人で深夜の川崎に降り立った時、

寒い夜にホームレスのおじさんに段ボールを分けてもらった時、

初めてのおがさわら丸に乗って、船の上で沢山の人と話した時、

小笠原で出逢った、今までにあった事もないような自由な人達との時間、

高校を卒業した瞬間に、

東北という狭い社会から、一気に世界が拡がったのを今でも覚えています。

 

一方、長女の場合は小学5年生から信州高遠に山村留学、

中1でニュー二ランドにホームステイ、

中2でバリのグリーンスクール

中3でカナダ旅行ハワイ研修

高校の3年間カナダで過ごすなど、

僕の時代には考えられないようなグローバルな世界に生きています。

 

僕にとっての初めての海外が母親の危篤で急遽向かった26歳のカナダ渡航時と比べると、

雲泥の差ですね(笑)。

 

ですが、長女ならではの時代の選択として、

これからを遠く温かい目で見守っていければと思います。

 

■このままカナダに残るもアリだし、

世界を働きながら旅するもいいでしょう。

 

日本に帰ってきて、色んな事に挑戦するもいいでしょう。

 

お金はないけれども、

圧倒的な自由と時間はあるのです。

 

将来の夢という名目で、

未来の職業を決めさせたり、

いい学校に入ったり、

一流企業に勤める進路だけに価値観を持っている訳ではないので、

己の能力を存分に発揮しながら、

時には失敗し、苦悩しながらも、

存分に楽しい人生を味わってもらえたらと思います。

 

親からすれば、

決して器用でも、抜群に頭がいいとも思っていませんが(#^.^#)、

人に恵まれ、人に愛され、真心と優しさだけは存分に持ち合わせていると思っている長女です。

 

オンラインで観ただけの卒業式での雰囲気でも、

それは十分に伝わってきました。

 

おかげであまり心配していません♪

 

近くに住んでほしいとも思ってないし、

いつもよく会いたいとも思っていません(笑)。

 

ただこの世界のどこかで元気に過ごしてくれていて、

人に対する感謝の気持ちを忘れないでいてほしいなと願うばかりです。

 

深刻に困った時だけは、ちゃんと親を頼ってください(^^♪

 

とにかく、卒業おめでとう!!

今後が楽しみです☆

グッドラック!!

 

 

 

 

 

 

 

 





雨季の母島 ドック明け

2022年06月04日 | 母島 日常 日記

■ここの所、毎日雨ばかり。

そうです現在、雨季真っ最中の母島なのです。

 

小笠原は気象庁が沖縄のように梅雨入り宣言をしてくれないので、

梅雨というよりは雨季という表現の方が合っているようです♪

 

今年は珍しく、カッコウの鳴き声やホトトギスを母島で見かけています☆

こちらは小笠原の花にも指定されているムニンヒメツバキ(別名:ロース―ド)。

この梅雨の時期の樹冠を飾る象徴のような島の固有種です。

 

ゴールデンウィークが明けてからの3週間のドック期間中は

これは空梅雨か⁉と思ってしまうほどベタ凪と晴天が続いていました。

これは去年から5月にドック時期が変更されてから起こる謎の現象です(笑)。

 

あまりにベタ凪続きなのにコンスタンスに内地に魚を出荷できない漁師さんが嘆くほどです。

そんな雨季というか梅雨も、

ドックが明けた瞬間からずっと雨模様です(#^.^#)

なんなんでしょう(笑)。

 

天気が悪いと滅入るタイプの僕ですが、

過去の渇水に比べれば、やはりこの時期にしっかりと雨が降ってくれるのは重要で、

人の暮らしにとっても、自然にとっても、百姓にとってもこの雨は天の恵みなのです。

 

■3週間にわたるおがさわら丸ドック入りによるドック期間中。

今年もその途中のつなぎとして、さるびあ丸が運航してくれました。

東海汽船、伊豆諸島の皆さん、どうもありがとうございます!!

 

去年同様にこの海の穏やかな時期のドック期間というのは、

パッションの出荷や、漁師さんの出荷には適しておらず、

問題は多くはらんでいますが、

去年と比べて、貨物船共勝丸に内地からの物資や内地行きのゆうパックなどをお願いできたので、

去年程、深刻な状況はありませんでした。

 

さるびあ丸は父島入港時刻が15時と遅いため、

接続のははじま丸はなんと18時入港になります(いつもは14時)。

 

いつもは僕は入港の作業のバイトの為に夜遅くまで、港で作業しているのですが、

今回みたいに入港が遅いと貨物のコンテナを下ろさないので、

ゆっくりとサンセットSUPを堪能できました♡

 

おかげで珍しい夕方に入港するははじま丸と沖合でランデブー♡

友人が幾人も乗っていて、手を振ってくれました(^^♪

その後は珍しい夜間照明のははじま丸を眺めることが出来ました☆

これはこれで珍しく、嬉しい光景です(#^.^#)

 

■この時期と言えばザトウクジラが見られなくなり、

それと代わるようにアオウミガメがいたるところで見かけては産卵をする繁殖シーズンとなります。

 

僕自身もほとんど毎日SUPなどで沖に出ているのですが、

5/10頃までは姿は見えなくても海中に潜るとザトウクジラのソングが聞こえました。

 

中旬を過ぎると今度はアオウミガメが産卵に上陸するのを見かけるようになりました。

そのほとんどは夜間に産卵を終えて、海に帰っているのですが、

時々、夜が明けてもこうして産卵が終わらない場合もあります。

 

予定を組むのが苦手なのか、割とゆっくりさんなのか、

それとも目立ちたがりなのかは分かりません(笑)。

涙を流して産卵する様は多くの人の感動を呼びます。
(実際は目から塩分を出しているという噂ですが、ロマンチックではないので横に置いておきますw)

 

重い体で陸上に上がり、必死に何時間も砂を掘って約100個の卵を産むさまは、

生命の営みの力強さを感じさせてくれます。

 

母島の属島でもある平島は日本で一番アオウミガメが産卵する浜として知られています。

浜に転がるココヤシの実。

どこからやって来て、どこへ行くのか、想像するのが楽しいです♪

ドンブラコッコと海面を漂う気持ちは、どんな感じなのでしょう(#^^#)

 

■母島の梅雨時期と言えば学校の運動会。

2年前は未曾有のパンデミックで中止となりましたが、

去年から規模を縮小して再開となりました。

今年は保育園児の演目も復活しての運動会。

お昼には終了する短縮版での開催です。

来年こそは一般の参加も復活すると嬉しいなぁ☆彡

綱引きも大人や職場対抗で実施すると超盛り上がります(笑)。

青年会による保護者参加のパンク喰い競争も大好評だったので、

来年こそは復活できることを祈っています(#^.^#)

 

僕は僕は今年度からPTA会長になったので、

最後に壇上に立って挨拶をさせて頂きました。

 

こうして無事に子供たちの活躍を見ることが出来たのも、

先生方、地域の皆さんのお陰です。

演目中に幾つかハプニングもありましたが、

それをチームで補っている姿がとても素敵で、

ああいいなぁと勝手に感動しておりました(^^♪

内地みたいな規模ではないので、

朝の席取りなんて皆無の小さな島の小さな運動会。

無事に終えることが出来てホッとしています(#^.^#)

 

■SUPだけでなく、よく妻と北港にも泳ぎに行きます。

北港はいつも水温が冷たくて、

白い砂浜があるわけではないのですが、

海中の景観のバリエーション、沢山の生き物がいる密度、水質の良さにいつも満足できる大好きな場所です。

今期も可愛いクロユリハゼのペアを発見♡

 

ウミガメさんも悠々と泳いでいます。

ウミガメを海中で眺めると、その神々しいまでの佇まいに見とれてしまいます♡

まるで海という名の空を羽ばたくように優雅に泳いでいるのです。

海中から眺める太陽も泡も本当に美しい。

島の友人が「いつか海の泡になりたい」と言っているのですが、

その気持ちが分かります☆

 

島でアカメと呼ばれるホウセキキントキ。

目が大きくて美しい赤い魚。

塩ゆでとかで食べるのが人気です☆

 

北港でよく見かけるアカヒメジ(島名:トゲ)の群れ。

これが数百匹の大群で泳いでいるのを眺めると、ああ北港に来たなぁって感じで満足できます☆

 

ノコギリダイちゃんも可愛い、いいおかずのサイズです(#^.^#)

 

■またこの時期は冬繁殖のミズナギドリが集落に不時着するシーズンです。

今期もオーストンウミツバメが何羽も集落の灯りに寄せられて不時着し、保護しました。

一晩段ボールに入れて、翌朝放鳥することで、

交通事故や猫の捕食を避けれるのです。

 

シロハラミズナギドリもこの時期に落ちてきます。

島名でウィローウィローと呼ばれる、英名でBonin Petreltoと呼ばれ、

日本では小笠原諸島の無人島でのみ繁殖が確認されています。

 

そんな梅雨シーズンの小笠原。

6月中旬には一気に海や空の青が濃くなり、

入道雲の高さが一気に跳ね上がり、

「ああ、今日梅雨が明けたね!」という日があるのです。

僕はその瞬間の日が大好きです♪

 

そんな梅雨明けまで日々、資格取得ツアーの準備をしながら、

楽しんでいければと思います(#^.^#)