小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

母島の夏休み

2019年08月24日 | 母島 日常 日記
■8月も終わりに近づき、子供たちの夏休みも終盤となりました。
子ども達は夏休みの宿題に追われているのかな…?

ブログ内で何度も言っているけど、
夏休みの宿題なんて、本当に意味があるとは思えない。
もっと思いっきりの自由の休みにしてあげればいいのに、と思います(#^.^#)

さてさて、お盆過ぎに次女と妻が母島に帰ってからは、
さらに夏休み感が強くなる日々です(笑)。

朝は畑の後にラジオ体操が入り、午前の仕事を終えれば、海で遊び、
午後も隙があらばカヌーを漕いだり、遊んだり、遊んだり、遊んだり…
時々、畑をしたり(笑)。

島の夏休みは驚くほど、島から子供がいなくなります。
8月初旬なんて、母島の小中学生は1人というまでに激減しました。

この時来た観光の人は「なんて子供の少ない過疎化した島だろう」と思う事でしょう(笑)。
実際は人口の4分の1近くが子供と言うほど、過疎化を知らない母島なのです♪


そんな母島もぼちぼちと子供たちが帰って来て、ちらほら可愛い顔を見かける様になってきました(*^_^*)

次女さんは毎日のように家族で海に入っています。

泳ぐのはどんどん達者になります。


カヌーを漕ぐのもどんどん達者になります。


頭から飛び込むのも達者になります。
夏休みはレベルアップの時期なのですね(笑)。


そして潜れば、美しい太陽の光が海の中に注ぎます♡


碧くて美しいボニンブルーの小笠原の海。
おもわずうっとり♡

魚もサンゴもいっぱいです。


何かを追いかけてる!

と思ったら、

エイだったり(笑)。


サメだったり!!(おとなしいネムリブカですw)

こんな環境が当たり前に育つ島の子ども達。
それが、どんな完成を育んでいるのか、とても楽しみなのです♡


■今年の夏は18年前、西表島のいるもて荘YHで一緒にヘルパーして、
僕のあだ名「ジャイアン」の名付け親である友人が、母島にやって来ました!!


いっぱい次女とも遊んでもらい、
初の小笠原を母島三昧で過ごして帰りました♡


山ガールにとっての久々の南国の海は、
さぞかし新鮮だったろうね(#^.^#)

一緒に宿で信州波田の美味しいスイカを頂いている時、
信州出身ばかりが何故か集まり、
まさか先輩後輩の仲が同じ宿にいたのは驚きでした(笑)。

まったね~~!


■暑い日にははじま丸が出港する時は見送りダイブを存分にするのも正しい母島の過ごし方です(笑)。


次女は最近は一人でも飛ぶようになってきました♪


超気持ちいいし、
とても喜んでもらえるので一石二鳥なのです(#^.^#)

これも正しい母島の夏休みの過ごし方♡


■先日は珊瑚の産卵があったようで、海は一面真っ赤、生臭い匂いが香る時期です。


水面にびっしりと珊瑚の卵。


映像では決して伝わらないこの何とも言えない匂い…
水着や頭髪もこの時は見事なまでに珊瑚の匂いがこびりつきます。


一見綺麗な北港も、大きな生命の営みを魅せてくれるのです。


■今月末は父島母島横断手漕ぎカヌーリベンジの予定があります(6月の予定だったが荒天で延期に)。

それもあって、よくカヌーで沖に行くのですが、
先日のサンセットカヌーはかなりヤバかったです♪


この景色に完敗♡


そんな忙しい夏休みを送っています。
あと1週間、全力で楽しもう♡

ご縁~つながりを感じる長女のカナダ留学

2019年08月16日 | カナダ留学 長女
■8月15日、終戦記念日。
母島では戦没者追悼式典が挙行され、僕も青年会会長として出席しました。

奇しくも同じその日、長女がカナダ留学のために日本を発ち、
2泊3日の旅程をこなし、無事にバンクーバー島に着いた日でもあったのです。

※写真は2018年夏に行った時のカナダ、ロッキー山脈のロブソン山に登った長女です。

超大型の台風10号が迫る直前の8/13の昼過ぎに彼女は日本を発ちました。
安チケットの都合上、まずは台湾の台北を目指します。

そして、台北で7時間過ごし、深夜にバンクーバーに向けて飛びます。
バンクーバーには夜の8時過ぎに着きました。

ここから入国審査、彼女の場合は学生ビザの受け取りに2時間半。

そしてようやく迎えに来てくれたSさんに出会えて、バンクーバーに1泊。
翌日は自力でバスに乗り、バンクーバー島ナナイモ行きの港ホースシューベイへ。

そこで自分で船に乗り、ナナイモへ。
そこでようやくホームステイ先のケヴィンが車で迎えに来てくれています。
そこから留学先のポートハーディーまで約350km。(仙台~東京間位!)

15歳の高校1年生の女子がひとりでこなすには十分過ぎるほどの旅程でした。

日本はカナダの西部にくらべ+16時間の時差。

当初は大して心配しないだろうと思っていましたが、
空港で全財産をトランクに入れて預けてしまい、見送りに来ていた知人にお金を借りた段階で、
一気に心配が現実のものになりました(笑)。

おかげで、この数日寝不足です(笑)。
ああ、自分が19歳で小笠原に行った時に一切親に連絡した記憶はありません。
親側の気持ちをこうしてようやく理解できました(笑)。

もっと、ちゃんと報告せんかいっ!!!


■長女が今回、カナダ留学するにあたり、
本当に多くの人の繋がりを感じました。

去年家族でカナダに行ったのは、10年前カナダで亡くなった母が葬られた湖に参る為でした。
それに便乗して、観たかったシャチを見たり、学校を見学したり…

今、ホームステイを受け入れてくれているケヴィンは、
亡き母の20年に及ぶパートナーです。

そして、今回の留学の手続きは去年のカナダ旅行の際、
帰りの便がまさかのフライトキャンセルという事態になり、
そこで出逢った方がご縁でした。

最初は相談だけしていて、
自力で留学手続きを進めていたのですが、
一度、学生ビザ申請で書類不備で落とされてからは、
留学エージェントとして申請作業を委託しました。

本当に低価格でやって頂き、有難い限りでした!!

そして、今回の娘一人のカナダ渡航に関して。

成田空港には島で仲良くしていて、引き揚げた友人のみんなが見送りに来てくれていました♪
皆さんの心意気が本当に嬉しかったです。
本当に有難いことです(#^.^#)

そして、バンクーバー空港で迎えて、泊めて下さったSさん。
これは今年の春のハワイ研修プログラム主催のたろちゃんの紹介の友人さんでした。

高校1年生ひとりの渡航をとても心配してサポートしてくれて、
どんなに心強かったことか。

翌日はバス停まで見送ってくれて、
ケヴィンの待つバンクーバー島ナナイモのフェリー行きまで電話などでフォローして頂きました。
本当にありがとうございました。

娘が留学するにあたり、
ひとりで渡航はしたものの、
本当に多くの人に関わってもらい、無事に目的地にたどり着くことができました。

素晴らしい人達のご縁は心底有難いなぁ思いました。
本当に有難うございます!!

※これも2018年カナダのレイクルイーズにて

■成田空港でも電話やSNSで、逐一色んな情報が入って来ました。
カナダ到着時でもそうでした。

飛行機の運航状況、
今この瞬間にそのフライト便が世界のどこを飛んでいるかが分かる時代。

母島にいても、こんなに離れた先の事が
リアルタイムで伝わるってすごいと思いました。

親としては安心だし、
とても有難いけど、
圧倒的な外への解放感とかは失われて来ているのかなとも思いました。

※こちらも2018年夏のポートハーディーにて

こんなにネットや携帯が復旧していなかった20年前は、
高い国際電話、
時間のかかる手紙しかなかったですからね。

まさにほぼ音信不通で、
それと引き換えに圧倒的な自由を手に入れられた気もするのです。

僕が高校生の頃は、こうした高校生での留学ですら考えつかなかったので、
時代は変わったのだなぁと思いました。

世界はより身近になった気がします。

それがもっと戦争ではない平和な方に進んでほしい。
切にそう思います。


■長女は目的地に着いてホッとしたのか、軽く風邪を引いたようです。

ゆっくり休んでほしいです。
よく頑張ったね!

ポートハーディーはバンクーバー島の最北端にある、
人口2000人の小さな港町。

人口規模的には父島と同じくらいです。

自然が豊かで、干潟もあります。
林業が盛んな地域のようです。


これでようやくカナダ留学の現地でのスタートラインに立ったばかり。
南国から極寒の気候の変化、
日照時間の違い、
食生活、
文化、
歴史、
人間性、
全てが違う環境で沢山の刺激を得て欲しいです。

ポートハーディーには日本人は長女を含めてたったの二人という世界(#^.^#)

どんどん色んな挑戦をして、
失敗を沢山して、
多感な時期だからこそ感じれる、
貴重な異国の地での生活を楽しんでほしい。

どうしても無理な時は帰って来れる場所もある。

受け入れてくれたステップファーザーのケヴィンに深い感謝です♪

島での子育てということ

2019年08月08日 | 母島 暮らし 子供
■先日、内地の小学生を山に案内する機会に恵まれました。
いつもは母島の小学生に校外学習として、年に何回か授業をしています。

なかなか普段接する事の少ない、
内地の小学生と1日山で過ごしてみて、
色々な事に気付かされました。

子どもって本当にすごいと思いました。

これは島の子でも内地の子でも変わらず、
本当に可能性の塊で、吸収する余地が半端なく広い。

教育という分野がいかに可能性に満ちているかと考えさせられる時間でした♪
貴重な経験をどうもありがとう☆



■内地の都会で育ち、自然や虫、釣りが好きな子供たちは、
島の大自然で何を感じれたでしょうか?

出発時からいきなり、砂浜に産卵しに来たアオウミガメが、
川に間違えて入ってハマってしまい、レスキューするところから始まりました(笑)。

これは年に数件しかない貴重な機会!!

このタイミングに出会えるとは、運を持っていますね!

ウミガメさんは無事に海に戻す事が出来ました♪

その後、フィールドで色んな海鳥やあかぽっぽ、メグロ、コウモリなど、
存分に島の自然を感じれたと思います。

どうだったかな~?


■昔、長女が生まれたばかりの頃、何の時かは忘れてしまったのですが、
僕は夜の10時頃に東京タワー付近のバスに乗っていました。

その時に小学4年生くらいの男の子でしょうか?
塾帰りっぽい感じでバスに乗り、すごく疲れた様子で椅子に座ってうなだれていました。

島から慣れない内地に出産に来ていて、
この光景はかなり衝撃的でした。

遊び盛りの子供時代に、こんなにサラリーマンみたいに疲れた子供がいるなんて…

何か世の中が間違っている方向に行っているのではと感じた瞬間でした。


■夏休みに島に来た子達もその前後は夏季講習と言っていました。

「勉強は楽しい?」と聞いてみると、
「あんまり楽しくない」と答えます。
僕も当時そうでした。

でも不思議です。
大人になると僕は勉強が楽しいです。

何故なら、知らない事を知るというのは喜びだからです。
ただし、そこに興味があるかがどうかが大きな差になっている気がします。

子どもの時代は興味が無くても、何でも吸収できる時代。
だから、これから未来で必要なことを詰め込む。

でも、その時代に興味のあることばかりに没頭していたらどうだろうか?
まるで自分で生活できない子供ができてしまうのだろうか?

宿題と課題に追われるばかりの日々を、
自分がその時興味がある事に没頭出来たら?

先生は子どもが興味が湧くように、どんどん先導していけたら?
考えただけでワクワクしてきちゃいます♪


■バスで疲れた小学生に出会った2003年の3年前、19歳で初めて訪れた小笠原諸島父島。
確か宮之浜だったと思います。

綺麗な砂浜で、お母さん達と子供たちが気持ち良く過ごしていました。
子どもは海に入り、お母さん達は互いにお話ししていたり…

僕の知っている狭い範囲での内地のお母さん達とは違い、
とてもみんな楽しそうで、全然生活に疲れた様子が見えなかったのです。

衝撃的でした。

そんな光景を見て、
生まれて初めて「こんなところで子どもと過ごしてみたい!」と漠然と思ったのを覚えています。

僕が当時の目線で地元の仙台で見ていたお母さん達は、
明らかに疲れていました。

子どもを公園に遊ばせてはいるのですが、
愚痴を言っていそうな表情、子どもを怒る様子。

ああ、結婚や子育てって面倒なものなのかな、と十代の僕に思わせるには十分な印象でした。

そして、小笠原で出逢ったお母さん達はその印象を払拭するには十分すぎるほど、
当時の僕にはまぶしく映ったのです♪

※9年前の娘たちです(*^_^*)

翌年の2001年に僕は半年、沖縄の西表島で働いていたのですが、
そこで「小笠原みたいなところで子育てをしたい!」と当時仲良かった友達に話していたのを覚えています(笑)。

まさか、その2年後に小笠原で結婚し、子育てしているとは夢にも思いませんでしたが(笑)。


■島で子育てをしていて、
学校で授業する機会に恵まれて、
いつも逆に僕が子供たちから教わることが多いです。

「子育て」という言葉は間違いで「子育ち」というほうがしっくりくる印象です(*^_^*)

小笠原と言う大自然と信頼できる大人ばかり、
地域に囲まれて育つ環境はすごく有難いものだと思います。

母島は車は少ないし(信号もない)、
子どもの歩ける範囲にすべての店と業者、暮らしが揃っているし、
地域の多くの人が子供を優しく見つめてくれている。

ふと子供が帰って来なくても、
外に出て人に聞いていけば、
あそこで見た、あそこにいるよ、ってな具合ですぐ見つかります。

この安心感は子育てにおいてとても大きな要素だと思います。


■島の子どもは島の自然環境を体感的に知っています。
これはやはり、内地の子とは違うと感じました。

内地の子は、同様に自分の住むエリアを体感的に知っているとも思いました。

島の子どもは、
圧倒的な自然の強さも弱さも無意識に知っている気がします。

授業で、案内で話すとき、
「一番の外来種は人間なんだよ」と話したとき、
島の子どもはものすごく腑に落ちた顔をします。

悪いのはネコでもアノールでもカエルでもアカギでもなく、
それを運んで勝手に野に放った人間。

でも島の固有種と呼ばれる生き物を守ろうと対策するのも人間。

そもそも、固有種、外来種と勝手にカテゴライズするのも人間。

地球は誕生と絶滅を繰り返して、
きっと生き物がいなくなっても存続しているでしょう。

今人間がやっていることは何なのか?
大人は絶対的な正義じゃない、間違う事もいっぱいある。

でも大人たちは、今何かをしなければ、
この生き物はこの世から完全にいなくなってしまう。
だから、考えうるベストを尽くす。

みんなその時の目線で、しっかりと自分で考えて動いてほしいと子供たちには伝えています。


■島で育っていると、子供たちが当たり前に知っていること。
冬には北極の海からザトウクジラがやってくる。
春はウミガメが交尾して、初夏には産卵している。
秋になればミズナギドリが集落に落ちてくる。
海にはイルカも魚もいっぱいいる。
危険なサメやクラゲがいる事も知っている。

人には挨拶をしよう。
小さい子は守ってあげよう。
困っている人は助けよう。

島に住んでいて、
外の世界を知らないのはとてももったいないと思います。
だって、この島の良さを認識できないからです。

子どもは思春期を迎えたら、どんどん外の世界を知ってほしい。
島に自分のホームがあるけど多感な時期に、
いっぱい外の世界を知ってほしい。

そしてその目で、
自分の住む島を見つめ直してほしい。

大人より、子供たちの方がシンプルな本当の答えをいつも持っています。

そんな事に気付かされる島の子育てに感謝の気持ちでいっぱいです。
どうもありがとうございました(*^_^*)

■最後に、僕が微力ながらにずっとここ数年寄付を続けているNPO法人かものはしプロジェクト
これはこどもが売られない社会を作るために、
カンボジア、現在はインドを中心に活動しているNPO法人です。

カンボジアではびこっていた子供の人身売買をなんとほぼ根絶までできた成果があります。

先日、前年度の報告の冊子を読んでいて、
インドの議会に人身売買を解決すべく法案を挙げたけど、上院で審議されずに廃案になった経緯が書かれていました。

もはや莫大な産業にもなっている人身売買。
人の犠牲でなんとか暮らしている人が沢山いるのも事実で、問題の難しさを痛感させられました。

でも、人が生きていくうえで、
誰かの人生の犠牲の上に依存した暮らしは会ってはいけないと思うのです。

人間を含む自然界は動植物の犠牲の上に成り立っています。
動物や魚、野菜や果物の命を頂いて私たちも生きています。

でも、そこには絶妙なバランスが大事で、
どちらに偏っても破綻を招く危うい世界です。

そして、人身売買を背景とする世界は、その倫理感からは大きくはずれたものだと思っています。

大事なのはまず知ること。

島の子育てでのほほんと生きていますが、
今この瞬間に売られている子供がいると思うと、
胸が張り裂けてしまいそうです。

島の中でも、きちんと人の痛みが分かり、行動できる子どもを育てるために、
大人ももっと学び続けなければいけないと思っています。

ついに小笠原を発った長女

2019年08月04日 | 母島 暮らし 子供
■ついに長女が7月末のははじま丸で小笠原を旅立ちました!

今日まで本当に多くの方にお世話になりました!
彼女はお盆前のフライトで留学先のカナダへ向かいます。

今はなんと八丈島に行っています。
のびのびとした写真が送られてきました(笑)。

次女のサッカーの島嶼大会に便乗して、
応援と春に一緒にハワイに行ったメンバーと再会する為です☆

さらに他にも目まぐるしく回り、
しばらく慣れた日本とはお別れです。

高校生が一人でカナダに行くのは少々心配です。
無事に、色々乗り換えて、目的地まで行けるのでしょうか?

親はそれなりに心配していますが、
本人は新しい世界への期待と不安でいっぱいでしょう。
1年後、無事に帰ってくることを祈るばかりです(ハマりにハマって数年帰って来ないかも!?)。

僕が高校に進学した頃、高校生が海外留学なんて空の上の話で、
思いつきさえもしませんでした。

今はネットでメールやスカイプで外国にいても容易に連絡が取れるし、
世界の情報もすぐに入ってくるグローバルな時代。

もう日常生活の英語は普通に話せる長女ですが、
英語はあくまでツールであって、目的ではありません。

海外で学んでほしいのは、
これからの人生で生きるスキルであったり、
色んな価値観の人を認め合う事であったり、
世界から見た視野を持ってほしい事だったりします。

その為に、この数年頑張って外の世界に行きまくったので(もう打ち止め!!)。

無理をしないで、諦めて帰って来てもいい。
ただ、自分で外の世界に行きたいという積極的な気持ちはいつまでも持っていて欲しいものです♪


■今回、妻と娘二人は夏休みで内地に行きますが、
僕は経費削減の為に母島でお留守番です(#^.^#)

長女はさらっと船に乗っていきました(笑)。

僕にとってもさらっとお見送り。
「えっ?これで最後?そんなあっさりでいいの?」
島の何人かの人に言われました(笑)。

僕にとっては中学卒業して母島を巣立つ3月の離島が、とても感触深く思えました。
今回の母島発は留学に向けてのあくまで通過点。

それでもレイを贈ってくれる、島の方が♡
ほんと、有難いです♪


いつも出港時にウォーターアートを描くノリさんは、
長女の行くカナダの国旗を描いてくれました(#^.^#)


いってらっしゃ~い!
気を付けて!!


■その2日前は最後の母島デイは家族で大好きな北港スイム♡

美しい北港を最後にみんなで堪能しました。

想像以上に長女が楽しんでいて嬉しかったです(*^_^*)

水温が冷たく、サンゴも魚も気持ちいい北港が大好きです!


長女は難なく鮮やかに潜って、魚と戯れます☆


次女は潜ってシャコガイをつんつんして楽しみます♪

僕は可愛いカエルウオ(我が家ではぴょんぴょんとっとと呼びますw)を撮ります(*^_^*)

これが可愛いんですよ~

表情が何とも言えない♡


次女はトビハゼを素手で捕まえます☆


次女もぐんぐん潜れるようになってきました♪
生き物がいると俄然、彼女は深く潜ります(笑)。


水温の低い北港で冷えた体はこうして道路で暖めるのがお勧めです(*^_^*)



■夏休み上京前の次女ちゃん。
ついに沖でカヌーのステアリングもこなすようになってきました。

また島に帰ってきたら漕げるのが楽しみ♡
9/22には母島カヌー大会があります!


今日までは八丈島で島嶼の小学生サッカー大会「愛らんどリーグ」に参加していて、
今年はなんと4位に入賞したそうです!!
すごい!!
おめでとう♪

一方、最近の夏休みの母島はほとんどの子どもが内地に行ってしまうので、
残された人々はご覧の様に過ごしております(笑)。

これがまた気持ちがいい♡

■台風8号は現在、小笠原を午前中に通過しました。
今朝は風はビュービュー、
しっかりと雨が降っていましたが、さほど大きな被害もなく、無事に通過となりました。

写真は前日の漁港の風景。
漁師さんが次の台風までを見据えて、しっかりと漁船を養生しています。

こういう様を見ていると、こちらの気持ちも引き締まります。
ここ3年、まともに被害が出るような大きな台風が来ていない小笠原ですが、自然に対して謙虚にいたいと思うものです。

今週末も次の台風が来る予報です。
用心していかなければですね。


■そして友人が母島を離れる。
港でギリギリまで太鼓を叩く。
美しいお別れのレイを渡す。

レイはその人の事を想いながら編み込みます。
船が島を離れる時に海に投げて、
そのレイが島にたどり着いたなら、
その人はまた島に帰って来れるという言い伝えがあります。

友人が船に大急ぎで乗ったのは、
出港2分前(笑)。

寂しいけど、
温かい母島の風景です。

元気でね~♡