Best of George Worst (仮)

レッズサポーターで亜弥マニア。うだつの上がらぬ中年男の特に面白味のない日常を適当に晒す。のか?

京都、名残床。

2006-10-07 21:16:10 | 食い物
まだ一週間前。9月30日土曜日の話。

西京極駅からレッズサポーターで満員の阪急電車に乗って烏丸駅で下車。

四条通からホテルのある柳馬場通に入る場所にあったスタバ(京都四条通ヤサカビル店)に入る。
京都のシティタンブラーを買うため。
ところが、伊丹空港で見かけた(南ターミナル2階のスタバには、京都、大阪、神戸の三都のシティタンブラーを扱っている)、通常の京都のものと一緒に、ちょっと金なんかもあしらった細長いものが売っている。底のシールを見ると、06京都タンブラーとか書いてある。新作なのかもしれないが、期間限定の可能性もあり、こっちの新しいタンブラーを購入する。

ホテルに戻って一休み。目覚めてもボーっとして、テレビでBSの「Jリーグタイム」(昨シーズンまで「速報!Jリーグ」の担当だった石山愛子は可愛かったんだけどなぁ...)が終わりそうなタイミングで、飯を食わなきゃと外に出る。朝に新福菜館で食べてから、漬物の試食しか食べていない。

京都とはいえ、そんな夜遅くではものを食う店も限られそう。
前にも一回行った事がある、木屋町のうどん屋、味味香(みみこう)は夜遅くまでやっていた筈だと思い向かったのだが、自分が白いTシャツに着替えていて、カレーうどんだと確実に汁をはねてシミになるなと、店の前で気がつきやめる。

路地を抜けて、先斗町の真ん中に。
どっか入り易そうなところはないかと歩いて、これまでに何回か入った事のある「串ェ門」という店がある紫光会館というビルの、一階の店も入り易そうな感じだったので、奥まったその入り口に向かう。

京おばんざい ごとく庵。

店の人に聞くと、もうラストオーダーになってしまうとの事だが、おひとり様は長居をするつもりもなく通してもらう。
鴨川に張り出した空間にはまだ床が組んである。というか、この日は9月の晦日で、名残床の最後の日だったのかもしれない。
その先端の真ん中の席を割り当てられる。京都で飯を食うシチュエーションとしては観光客大喜びの展開。もちろん、後客なんか来ないタイミングなので、気をきかせてくれたのだと思う。
レッズのレプリカを着た先客もいる。

ラストオーダーだというのでまとめて頼む。
生ビールに、秋茄子の煮浸し、湯豆腐、生湯葉のお造り。そして炭水化物には鯛茶漬け。
メニュー単体では、まぁ少しお高め程度だが、まとめて頼んだ分を後で計算したらちょっとだけびびる額。突出しも結構立派で、これだけでもかなり取られるなと思う。

夜の川原は灯りに乏しく、写真はちゃんと見えるかどうか。

ごとく庵。床。 ごとく庵。突出し。


料理はどれもまあまあ美味しい。夜の鴨川を臨む席は良かったが、長袖とはいえTシャツ一枚の俺には少し涼しすぎた。
夏の終わりを改めて思う。今年の夏は体調が悪くて参ったな(笑)とか。

相変わらず、生ビール一杯だが気持ちよくなって、ホテルまでの長い道のりをのんびりと帰る。

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