和歌の山へ（１）

和歌山。私は小学校５年から中学２年まで大阪に住んでいたため、遠足などで近畿一円は
ぐるっと回ったつもりだったが、どういうわけか和歌山市には行った事が無かった。
南紀白浜とかは記憶にあるんだが…特に寄るべきモノが無かったという事か？
いやそんなことはない。何かあるはず。近畿完全制覇の最難関地というのもあり、
ここは一発観光と勝負を兼ねて梅と蜜柑の国へ旅打ちを…と決意したのが昨年末。

＊１月２５日
福岡21:15→夜行バス→三ノ宮翌6:12

放っておいても大阪まで行けるのに、わざわざ三ノ宮で降りたのにはちゃんと訳がある。
夜行バスは便利なのだが、所詮はバス。移動速度が遅いのです。
大阪着が７時半。そこから和歌山を目指すと到着時間が９時を過ぎてしまう事に。
お金は大事、しかしそれ以上に時間も大事。せっかくの旅打ちで時間を無駄にしたくない。
という事で、三ノ宮で降りて早めに電車移動をするという手段をとったのです。


＊１月２６日
三ノ宮6:27→普通→大阪6:48


大阪6:54→紀州路快速→和歌山8:16


電車内で爆睡。酒を飲んでないのに爆睡。気が付いたら和歌山に着いてた。


和歌山駅を降り、ぐるっと見渡しての感想は「熊本駅みてぇ」
微妙な栄えっぷりといい、隣に近鉄といい。しかし街ゆく人々の口調は関西系。
そんな感想もそこそこに、あらかじめ用意しておいた地図を頼りに歩き出す。
駅前の道をひたすら直進。目指す先は暴れん坊の実家。

～続く～