食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

▽[米軍基地・沖縄問題]少数派シリーズ/分野別リンク表紙

2023年12月02日 | 米軍基地・沖縄問題
Ns170minoritytp
少数派シリーズ 分野別リンク表紙  ■米軍基地・沖縄問題

Indm699931523768 土砂投入前の美しい辺野古岬

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Sindmainichi20210305a ■米軍ヘリ都心低空飛行 
毎日新聞大スクープ!米軍ヘリ都心超高層ビル群低空飛行常態化
10・米大統領ヘリ新宿低空飛行、副大統領はスカイツリー遊覧飛行、やまない低空危険飛行
9・六本木・米軍ヘリポート離着陸のため麻布の人口密集地の住宅街・商業ビル上を超低空飛行
8・米軍ヘリ低空飛行「爆音で眠れず」「子供が怖がる」自民党政権は住民の恐怖放置
7・米軍ヘリ世田谷の住宅街でも低空飛行常態化、米軍座間基地と都心・六本木との通り道
6・米軍ヘリ・スカイツリー目標に実戦訓練か展望台付近を6回通過、都心低空飛行
5・米軍ヘリ・六本木でタッチ・アンド・ゴーの離着陸訓練・密集地を低空で旋回
4・米陸軍ヘリ「ブラックホーク」に留まらず海軍ヘリ「シーホーク」も都心低空飛行
3・米軍ヘリの新宿駅上空200mの低空飛行度々、野放し許されぬ政府は抗議すべきだ
2・米軍ヘリの低空危険飛行は訓練?遊覧?歌舞伎町・浅草を通過しスカイツリーでUターン
1・米軍ヘリの都心低空飛行が常態化・超高層ビル群をすり抜け高度200m飛行


Sindm62920845 ■米軍基地・沖縄問題 (画像は辺野古キャンプシュワブ)
屋久島沖オスプレイ墜落・日本上空を我が物顔で飛行する危険物体に各地で怒り噴出

米軍オスプレイ今度は屋久島沖に墜落8人絶望視、世界で繰り返される墜落死亡事故
米軍F16戦闘機が青森県の民家近くにタンク投棄、大惨事の恐れも調査及ばぬ「地位協定」
米軍機の低空飛行激化各地で過去最多を記録、無法行為の異常な急増許すな
現行日米安保60年その本質・米国は日本を防衛することが主眼でないことは明らか
そらみたことか!トランプに「思いやり予算」 4.5倍80億ドル突き付けられる

辺野古|埋めるほど 溝が深まる 辺野古かな ⇒マヨネーズ地層で完成不可能
辺野古埋立を問う沖縄県民投票を実施しない5市は民意を圧殺する行為
辺野古|新基地で サンゴの肥立ち 悪くなり ⇒沖縄辺野古土砂投入による環境破壊
ローラ|傷だらけ ローラも海も 守りたい ⇒沖縄埋立工事を止めたい気持ちは自然
沖縄県民の民意を無視し辺野古へ強行土砂投入・法治国家としてあり得ぬ暴挙

沖縄知事選・玉城デニー氏勝利、新基地反対の翁長県政を継承
遂に在日米軍オスプレイ横田基地に配備・国民の安全を脅かし首都圏を飛び回る
自民党・松本文明内閣府副大臣の沖縄への暴言、県民をどこまで侮辱するのか
沖縄の交通安全確認は「右見て、左見て、上を見て!」 (悲しい現実)
あわや大惨事!沖縄米軍ヘリの窓枠が校庭へ落下し児童1人がケガ・県民の命無視に怒り

在日米軍の兵士や軍属らによる事件・事故で日本人の犠牲者は1,092人に上る
米軍基地内での性暴力・国内最多は横須賀(米国防総省が基地別件数公表)
また飲酒運転の米兵が赤信号無視で沖縄県民を死亡させた事故に翁長知事が怒り
オスプレイ事故率は海兵隊機全体の平均の1.7倍にも上ることが判明
米海兵隊普天間基地所属オスプレイが豪州沖で墜落3人が行方不明

オスプレイは「欠陥機」3つの重大欠陥によって今後も墜落する恐れ
米軍オスプレイ・沖縄名護市沿岸に墜落大破は起こるべくして起こった
機動隊員の「(沖縄)土人」発言に憤り!偏見に基づくヘイトスピーチに他ならない
沖縄女性殺害事件・軍隊のない悲劇のない平和な沖縄を返して下さい!
2018年・遂に東京や本土の空にも欠陥機オスプレイが超低空飛行

Komono_0202 誠に勝手ながらコメントのやりとりは致しておりません

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屋久島沖オスプレイ墜落・日本上空を我が物顔で飛行する危険物体に各地で怒り噴出/少数派

2023年12月02日 | 米軍基地・沖縄問題
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/米軍・沖縄問題
屋久島沖オスプレイ墜落・日本上空を我が物顔で飛行する危険物体に各地で怒り噴出

20231201
印は、2018年4月以降、緊急着陸が確認された地点
しんぶん赤旗/投稿者のスキャナーサイズから記事の一部を掲載できず

■日本には米軍・自衛隊で44機が配備・相次ぐ緊急着陸を繰り返す・全面撤去撤退を!
投稿はしんぶん赤旗を活用しております/米軍横田基地(東京都)に所属する米空軍の特殊作戦機CV22オスプレイが11月29日、屋久島(鹿児島県)沖に墜落しました。捜索が続いていますが、乗組員8人のうち1人の死亡が確認されています(30日午後5時現在)。事故当時の現場周辺の天候は穏やかだったとされます。複数の目撃証言によると、事故機は両翼にある二つのエンジンのうち一つから火が噴き出し墜落しており、機械的な不具合が原因である可能性があります。危険な事故を繰り返すオスプレイは国内から全面撤去すべきです。事故機は、米軍岩国基地(山口県)を出発し米軍嘉手納基地(沖縄県)に向かう途中、「屋久島沖で定期的な訓練を行っていた」(米空軍特殊作戦軍の報道発表)とされます。CV22は、敵地で破壊活動や要人殺害、空爆の誘導などを実行する特殊部隊を潜入・脱出させることを任務にしています。「定期的な訓練」と言っても、敵のレーダーに捕捉されないような超低空飛行など実戦的な訓練をしていた可能性もあります。オスプレイはこれまで、特有の欠陥が指摘されてきました。

CV22は昨年8月、エンジンとプロペラをつなぐクラッチが一時的に外れ、再びつながる時に衝撃が発生する「ハード・クラッチ・エンゲージメント(HCE)」が立て続けに起きているとして、全機が飛行を停止しました。同年9月に飛行を再開したものの、今年2月にはCV22をはじめ海兵隊のMV22や海軍のCMV22についても、HCEの発生を予防するためとして関連部品の交換を始めました。7月には、米カリフォルニア州で昨年6月に発生したMV22の墜落事故についてHCEが原因だったとする米軍の調査報告書が公表されました。しかし、同報告書は「HCEの根本的な原因は不明なまま」だとしています。オスプレイには、何らかの理由でエンジンが停止した場合、機体の落下によって生まれる風圧でプロペラを回し緊急着陸する「オートローテーション(自動回転)」の機能が欠如しているという問題もあります。今回の屋久島沖の事故がHCEなどと関係しているのか、別の問題なのかは不明ですが、構造上の欠陥が残されていることは間違いありません。

CV22は、国内では横田基地に6機(事故機含む)が配備されています。同機の部隊を傘下に置く特殊作戦航空団の拠点である嘉手納基地にも頻繁に飛来しています。訓練場所は北海道から沖縄まで全国に及び、米軍三沢基地(青森県)に隣接する小川原湖での低空飛行訓練などが問題になっています。機体のトラブルもしばしばで、これまで奄美(鹿児島)、山形、仙台、南紀白浜(和歌山県)といった民間空港にも緊急着陸しています。構造的欠陥を持った危険な航空機が日本の空を飛び回っているのは異常というほかありません。国内には、CV22のほか、同機と基本構造が同じMV22が米軍普天間基地(沖縄県)に24機、陸上自衛隊のV22が木更津駐屯地(千葉県)に14機配備されています。米軍オスプレイと自衛隊オスプレイの飛行停止はもちろん、全面撤去を求める世論と運動を大きくする必要があります。

■投稿者の文章|日本政府は米軍の国内至る所での低空訓練をやめさせろ!
メディアの委縮によって米軍の動向は、こうした事故が起こらない限りまともに報道しない。その結果、米軍は我が物顔で都市部の住宅街の真上であろうと、全国の山間地の狭い谷間で高度60mの低空訓練飛行を行っている。恐らく訓練は沖縄だけと思っている方が多いのだが、日本本土には山間部が多いことから、米軍は中東の山岳地帯向けの攻撃を想定して場所や昼夜を問わず日常的に日本で行っている。従って、上記の多くの箇所でオスプレイの「緊急着陸」や事故を起こしている。投稿者が驚いたのは、オスプレイはこれほど度々、日本上空で事故や故障を起こしているにも関わらず、また日本政府が一時飛行停止を米軍に要請したのに、墜落の翌日30日には綾瀬市・海老名市・藤沢市など神奈川県内の人口密集地上空をオスプレイが飛行していたのが目撃された。つまり政府の要請を無視し平然と飛行する姿に、米国・米軍は日本を未だに植民地扱いする横暴ぶりが見えたことだ。

例えばドイツの米軍は、ドイツ国内法に則り飛行している。しかし日本政府は、戦後、米軍に物を言わないために、米軍に舐められている。自公政権は国民の危険よりも、米軍に阿(おもね)っていることがありありと分かる。これも勘違いしている方が多いが、そもそも論を言えば在日米軍は日本を守るためにいるのではないことを知っておくべきだ!(中国・中東向けの斬り込み隊陣容)。オスプレイ以外のヘリ機種でも、米軍横田・横須賀基地から東京港区の米国大使館間を頻繁に低空飛行し、東京スカイツリー1周や浅草上空にも遊覧飛行を興じている。上空下の住民の多数が政府や防衛省に抗議しているが、これも日本政府が米軍に物を言わないことから改善されない。こんな調子では、投稿者はいつか全国のどこかで多数の住民が巻き込まれる大惨事が起こることを懸念している。

23.12.4追記/またまた、日本政府の腰抜けぶりが判明した。事故原因不明でオスプレイが墜落したにも関わらず、政府は米軍に飛行停止要請さえ言わなかった。また海上保安庁や漁民が残骸を回収させられた挙句、警察が関与できずに米軍に引き渡した。不平等な、日米地位協定があるからだ。しかしドイツや韓国も結んでいるが内容は全く異なり、日本は何1つ文句を言わないため、依然、”植民地化”が続いている。

Sankoub
前号/米軍オスプレイ今度は屋久島沖に墜落8人絶望視、世界で繰り返される墜落死亡事故
オスプレイは「欠陥機」3つの重大欠陥によって今後も墜落する恐れ

Akahatatop

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米軍オスプレイ今度は屋久島沖に墜落8人絶望視、世界で繰り返される墜落死亡事故/少数派

2023年12月01日 | 米軍基地・沖縄問題
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/米軍・沖縄問題
米軍オスプレイ今度は屋久島沖に墜落8人絶望視、世界で繰り返される墜落死亡事故

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20231130b
しんぶん赤旗を活用した、投稿者のスキャナーサイズから記事を分割

20231130c

■投稿者の文章|世界で20機墜落・57人が事故死亡、欠陥機オスプレイは日本から撤去を
しんぶん赤旗の記事を速報的に伝えます。記事は6人のうち死亡1名としているが、最新情報では米軍搭乗員8人全員が絶望視される。投稿者は2016年12月、沖縄県名護市の浅瀬に墜落した事故時、オスプレイの欠陥を詳しく述べた(下記リンク参照)。過去に世界で20機のオスプレイが墜落し、今回の死亡者を除いて今まで57人が事故で死亡している。失礼な言い方をすれば、オスプレイは「ウィドーメーカー」(未亡人作り)と呼ばれるほど、墜落しやすい欠陥米軍機である。今回は米軍横田基地所属機のように、問題は米軍と自衛隊機合わせて44機が国内に配備されている。特に危険とされる住宅街低空の訓練飛行や都市部上空での空中給油が日常的に行われている。墜落はもちろん、実際に園庭で児童が遊ぶ保育園の屋上に米軍ヘリ(別機種)の窓枠が落下、部品がはずれる、爆音(轟音)で小さな子供が震えるなどの危険や被害が日常茶飯事に起きている。一般のヘリコプターはエンジンが止まっても、「オートローテーション機能」が付いており、急降下時も回転翼が回り大惨事にはなりにくい。しかしオスプレイはこの機能がなく、エンジンが止まれば、即、真っ逆さまに墜落する。航空法により国内のヘリにはオートローテーション機能が義務付けられているが、米軍・自衛隊のオスプレイは違反の”野放し飛行”に至っているので危険なのである。沖縄・横田の米軍基地を始め、木更津や岩国・佐賀の自衛隊基地に常設あるいは飛来し、各民間空港にも離着陸する。16年の事故の際にも叫ばれたが、日本政府のモノ言えぬ弱腰、米軍言いなりの飛行が続く。今度こそ、危険な欠陥機は日本から撤去すべきである。

Sankoub
次号/屋久島沖オスプレイ墜落・日本上空を我が物顔で飛行する危険物体に各地で怒り噴出
オスプレイは「欠陥機」3つの重大欠陥によって今後も墜落する恐れ
米軍オスプレイ・沖縄名護市沿岸に墜落大破は起こるべくして起こった

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米軍ヘリ10|米大統領ヘリ新宿低空飛行、副大統領はスカイツリー遊覧飛行、やまない低空危険飛行/少数派

2023年09月22日 | 米軍基地・沖縄問題
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/米軍基地・沖縄問題
毎日新聞大スクープ!米軍ヘリ都心超高層ビル群低空飛行常態化10
米大統領ヘリ新宿低空飛行、副大統領はスカイツリー遊覧飛行、やまない低空危険飛行

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●新聞取材時より年月が経過も危険飛行は投稿時の現在も継続されている
動画】毎日新聞を購読されている方で、「毎日新聞デジタル」サイト(無料)に登録。
TOPページ→連載→「特権を問う」の順で進むと、この画像の動画がご覧になれます。


■バイデン米大統領搭乗でも許されない・都心の高度200m台の低空飛行
毎日新聞の記事(一部要約)/東京都心に飛来する在日米軍ヘリの飛行実態を明らかにする取材の一環で、毎日新聞はバイデン米大統領とハリス副大統領が昨年22年に来日した際にヘリの動きを調査した。バイデン氏を乗せた大統領専用ヘリは、日本のヘリであれば認められない高度で、大勢の人が利用する新宿駅上空を通過。一方、ハリス氏らを乗せたヘリは3機編隊で都心を頻繁に行き交い、目的地に直行せず東京スカイツリー(墨田区)方面に向かうこともあった。毎日新聞は在日米軍の都心での飛行実態を可視化するため、22年1月~今年23年5月にかけて断続的に調査を実施した。今回は、この期間に東京を訪れた正副大統領の飛行実態を報告する。

バイデン氏は22年5月22~24日、ハリス氏は同9月26~29日に日本に滞在、両氏とも空路で米軍横田基地(東京都福生市など)から入国し、六本木の米軍へリポートとの間をヘリで往復するなどをした。取材班は、複数の高層ビルなどからヘリの動きを調べた。バイデン氏は5月22日、米海兵隊所属の大統領専用ヘリ2機で横田基地から六本木に移動した。バイデン氏が乗るヘリに先行した専用機が200m台の高度で新宿駅上空を通過すると北上し、駅の北側を旋回。西新宿の高層ビル近くを、かすめるように飛んだ。航空法の最低安全高度にあたる300mよりも低く、日本のヘリであれば認められない飛行だった。バイデン氏が乗ったヘリは、その約7分後に六本木に着陸した。来日3日前の19日には、大統領専用ヘリが離着陸訓練とみられる飛行を実施。日没後に、へリポートの北約1kmにある神宮球場のすぐ横を通過した。球場では、約15500人がプロ野球のナイターを見ていた。

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/米陸軍ブラックホークから降りてパイロットを労うハリス副大統領(一番上の人物) /ハリス副大統領が来日中、ブラックホーク3機編隊×2が都内上空を頻繁に飛び交った。

■ハリス副大統領搭乗でも許されない・東京スカイツリーの低空遊覧飛行
一方、ハリス氏は、安倍晋三元首相の国葬に参列するため来日。29日までの滞在中に複数回、米陸軍ブラックホークを6機の2編隊に分けて基地と六本木のヘリポート間を移動した。編隊は、原宿・表参道エリアを周囲の200m台のビルより低い高度で通過し、六本木のへリポートに8回飛来した。搭乗者を降ろして飛び立つと、もう一つの編隊が入れ替わるように都心に飛来。ハリス氏は後続の編隊に乗っており、六本木に直行せず東京東部に迂回し、東京スカイツリーの北約4km地点でUターンしてから六本木に向かった。ヘリポートに降りると、ヘリの操縦席に歩み寄りパイロットをねぎらうような仕草を見せた。28日には、ハリス氏一行は米軍横須賀基地を視察。6機に分乗し、六本木のヘリポートと横須賀基地の間を往復するなどした。この時も、200m台の高度で飛ぶ様子も見られた。また、ヘリとヘリの間隔が100mに満たない状態で都心をさらに低い高度で通過したり、2つの編隊が都内上空ですれ違ったりもした。

ヘリの事故調査を手がけてきた元運輸安全委員会の統括航空事故調査官・楠原利行氏は、「大統領専用ヘリが新宿の駅や高層ビル群近くを低空で通過した飛行などについて、『いくらVIPのための飛行とはいえ、人口密集地でリスクのある飛行は認めるべきではない。米軍側の都合や警備のしやすさで運航を行っているとみた上で、『地位協定でいくら米軍の日本国内での活動が認められているとしても、ダメなものはダメだとはっきり言うべきだ』と指摘した。

ここからは投稿者の文章/ハリス副大統領に限らず、米国の要職が来日すると、東京スカイツリーや新宿・渋谷・浅草などを低空の“遊覧飛行”を行うのが定例のようになってしまった。東京の空が、連中の“アトラクションの場”化している。ハリス氏を乗せたパイロットは腕前を見せたくて、この時ばかりと“アクロバット飛行”を試みる。米軍には低空飛行が当たり前で、200m下の国民の危険・騒音の意識が消え失せている。日本政府は一言も抗議しないので、在日米軍やパイロットは全く認識していない。舐められたものだ!日本の「占領地」化は、依然、続く。<連載・次回に続く>

記事・画像のコピペ“は、適法ではないことを投稿者として認識しております。しかし昨今は新聞を読まない方が増えており、また米軍の常態化する低空飛行の危険性を看過する訳にはいかず、皆様のご認識を高める上で転載を致しております。
*ブログタイトルは、新聞タイトルを基に投稿者が付け加えたものです。
*同じくブログ投稿用に、若干、文章補足を加えた箇所があります。


Sankoub
前号/9・六本木・米軍ヘリポート離着陸のため麻布の人口密集地の住宅街・商業ビル上を超低空飛行

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米軍ヘリ9|六本木・米軍ヘリポート離着陸のため麻布の人口密集地の住宅街・商業ビル上を超低空飛行/少数派

2023年05月24日 | 米軍基地・沖縄問題
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/米軍基地・沖縄問題
毎日新聞大スクープ!米軍ヘリ都心超高層ビル群低空飛行常態化9
六本木・米軍ヘリポート離着陸のため麻布の人口密集地の住宅街・商業ビル上を超低空飛行

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見にくいがヘリポート左上(P2表示の上・左端は影)とP1の上の2機
●新聞取材時より年月が経過も危険飛行は投稿時の現在も継続されている
動画】毎日新聞を購読されている方で、「毎日新聞デジタル」サイト(無料)に登録。
TOPページ→連載→「特権を問う」の順で進むと、この画像の動画がご覧になれます。


■横田・座間・厚木・横須賀基地など米軍や米国政府の要人を都内に輸送するため
毎日新聞の記事/米軍ヘリが首都・東京の中心部で日本のヘリであれば違法となる低空飛行を繰り返している問題で、米軍機が六本木の米軍ヘリポートを使う際に、大学に近く本来は離陸や着陸に使わないエリアで離着陸するケースを毎日新聞が21回確認した。ヘリポート南側に広がる人口密集地の麻布の住宅街や商業地域の上空を通過して離着陸したケースも12回あった。同じヘリポートでは着陸後すぐに離陸する「タッチ・アンド・ゴー」とみられる訓練の実施も明らかになっており、騒音や安全面で配慮を欠いた飛行が常態化している。ヘリポートは、米軍や米国政府の要人らを東京西部の横田基地や神奈川県内の座間、厚木、横須賀基地などから都内に輸送するために使われている。要人らはここから送迎車で都内の米国大使館に向かったり、日本政府との交渉の場である「日米合同委員会」に参加したりするとされる。

関係者によると、米軍は東京消防庁のヘリに離島からの救急搬送のため六本木ヘリポートの使用を認め、住宅のない北西側の青山霊園の上空を通過して着陸するように指示している。毎日新聞が確認した10回以上に及ぶ消防ヘリの離着陸ではヘリポート南側の人口密集地を通過したことはなく、離着陸は必ず「着陸帯」を使い、「駐機スペース」に移動してから搬送患者を降ろすなどしていた。これに対して米軍は南側などの住宅地やビルの上空を低空で飛ぶことが多く、安全面や騒音への配慮が見えない飛行が目立っている。ヘリポートのある港区は、住宅街などを低空で通過する問題から国内法の順守や住民への配慮を防衛省などを通じて米軍に毎年要請しており、担当者は「東京消防庁のヘリのように安全と騒音に配慮した飛び方や離着陸をしてほしいと伝えている」と訴える。在日米軍司令部は取材に対し「最も安全な飛行手順を決めるには全ての選択肢を検討し、天候、風速やその他の要因が機体の進入や高度などに影響することがある」と回答した。

Mainichi20210319b
六本木ヘリポートで確認された米軍機の離着陸(イメージ)

■移動の手間省略も国内航空法令違反、米軍はルールを守る意思なし
毎日新聞は20年7月から約半年かけて都心のビルなどから計90日(1日あたり3~5時間)、米軍の飛行実態を調査した。六本木ヘリポート内で安全に離着陸するためにHマークが記された「着陸帯」ではなく、隣接する政策研究大学院大学や国立新美術館に近い場所にある「駐機スペース」(Pマーク)で離着陸したケースを計21回確認した。内訳は米空軍ヘリ「UH1」が12回、米陸軍ヘリ「ブラックホーク」が8回、米海軍ヘリ「シーホーク」が1回。「駐機スペース」で直接離着陸することにより、「着陸帯」に移動する手間を省いた可能性がある。ヘリポートの「着陸帯」があるのは東京都が1983年に米側に臨時貸与した国有地内だ。周辺の道路工事に伴って一部敷地が使えなくなることから、ヘリポートを一時拡張するために都が貸した経緯がある。工事は93年に終わったものの、米軍は代替地を日本側に提供する形でこの土地は返さなかった。米軍はその理由を「(土地は)近隣の大学や美術館から離れていることから離着陸時の騒音を軽減し、安全性を高めることができる」と説明しており、「着陸帯」を使わない行為はこれまでの説明と矛盾している。

「再教育が必要」元運輸安全委員会統括航空事故調査官の楠原利行・第一工業大客員教授の話
ヘリは航空法令でHマークが記された着陸帯で離着陸するよう定められており、駐機スペース(Pマーク)での離着陸はルールに反する可能性がある。着陸帯と駐機スペースの間の移動が面倒なのだろうが、着陸帯は周囲の建物との距離などを考慮して安全が確保できる位置に設けられている。ヘリポート周辺に繁華街があることを考えれば、離着陸時にそうした人口密集地を低空で通過することも避けなければならない。ルールを軽んじる姿勢が住民を危険にさらす都心や沖縄での低空飛行の常態化につながっているように思う。米軍は日米地位協定によって日本の高度規制の適用除外になってはいるが、危険な飛行は許されない。米軍には隊員の再教育が必要で、日本の国内法令を順守する意識を末端まで浸透させてほしい。<連載・次回に続く>

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タッチ・アンド・ゴーを行う「シーホーク」(前出)

ここからは投稿者の文章/言わば米軍に乗っ取られた形で、都心のど真ん中に米軍ヘリポートがあること自体が問題だ。赤坂プレスセンターと呼ばれ、港区六本木7丁目にある在日米軍基地。前身が、旧日本陸軍歩兵第3連隊の駐屯地だったことで、戦後そのまま米軍が居座った。現在は米軍の各事務所、宿泊施設が置かれ、大統領など来日する米政府要人の移動拠点としている。近くに米国大使館があることから、厚木・横須賀基地からヘリ輸送された要人がこの場所を中継する。米軍は要人を最優先し、地元住民に及ぼす危険性や騒音など顧みない。場合によってこのヘリポートから、要人の東京観光土産として東京スカイツリーを周回、新宿・渋谷・浅草上空の低空観光飛行も行う。バカにされたものだ。

記事・画像のコピペ“は、適法ではないことを投稿者として認識しております。しかし昨今は新聞を読まない方が増えており、また米軍の常態化する低空飛行の危険性を看過する訳にはいかず、皆様のご認識を高める上で転載を致しております。
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*同じくブログ投稿用に、若干、文章補足を加えた箇所があります。


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前号/8・米軍ヘリ低空飛行「爆音で眠れず」「子供が怖がる」自民党政権は住民の恐怖放置

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米軍ヘリ8|米軍ヘリ低空飛行「爆音で眠れず」「子供が怖がる」自民党政権は住民の恐怖放置/少数派

2023年04月10日 | 米軍基地・沖縄問題
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/米軍基地・沖縄問題
毎日新聞大スクープ!米軍ヘリ都心超高層ビル群低空飛行常態化8
米軍ヘリ低空飛行「爆音で眠れず」「子供が怖がる」自民党政権は住民の恐怖放置

Mainichi202104118
東京・山手線内の市街地を低空で旋回した後、原宿・竹下通り(渋谷区)周辺を北西に向けて
飛ぶ米海軍ヘリ「シーホーク」。機体のすぐ後ろにあるビルの高さは115メートル。都内で
20年12月14日午後1時32分撮影。住民からは防衛省に「午後1時33分ごろ、渋谷区
内で南から北にヘリが低空飛行してうるさい」との苦情があり、取材班が撮影した機体とほぼ
一致している。
●新聞取材時より年月が経過も危険飛行は投稿時の現在も継続されている
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TOPページ→連載→「特権を問う」の順で進むと、この画像の動画がご覧になれます。


■防衛省がまとめた苦情の資料には住民の切実な声が並ぶ、しかし米軍とのやり取り明かさず
毎日新聞の記事/「爆音と振動で眠れなかった」「子供が非常に怖がっていた」。在日米軍ヘリが原因となった可能性のある苦情が東京23区の市民から防衛省などに相次いで寄せられていた。その内容からは低空飛行が常態化している様子がうかがえる。防衛省は苦情の内容は米側に全て伝えたとする一方、苦情を巡る米側とのやりとりは明かせないとしている。住民の声が事実上放置されてきた疑念は消えない。この問題では毎日新聞が21年2月24日以降、米軍ヘリが都心で低空飛行を繰り返す様子を動画とともに報道。日本政府が米側に事実確認を求めているものの、米側は今も問題のある飛行があったとは認めていない。防衛省に寄せられた苦情には低空飛行を指摘するものが多く、機体の特定に役立つ情報もある。

東京・山手線内の市街地を低空で旋回した後、原宿・竹下通り(渋谷区)周辺を北西に向けて飛ぶ米海軍ヘリ「シーホーク」。機体のすぐ後ろにあるビルの高さは115メートル。住民からは防衛省に「午後1時33分ごろ、渋谷区内で南から北にヘリが低空飛行してうるさい」との苦情があり、取材班が撮影した機体とほぼ一致している=上記説明=。住民は「星印のついた米軍のヘリが低空で公園の上空を飛行し、うるさく、一緒にいた子供が非常に怖がっていた」と指摘。その上で「航路に当たっているのか。このような飛び方をよく見かける。ドクターヘリや消防のヘリは高い高度を保っているが、米軍ヘリだけは低空で飛び、怖い思いをしている。高度を高くして飛ぶよう伝えていただきたい」と訴えていた。鉢山中学は渋谷駅から南に約500メートルの場所にある。毎日新聞も時期は異なるものの、同中学周辺を米海軍ヘリのシーホークが20年12月17日に低空で通過するのを確認し、写真付きで報じている。取材班の調査では米陸軍ヘリのブラックホークが新宿駅周辺で低空飛行を繰り返し、東京スカイツリーまで飛ぶこともあった。飛行ルート下にある新宿区中町の住民からも同年4月27日、「自宅マンション上空を真っ黒い軍用ヘリが低空で飛行し大変うるさい。夕方は毎日のように上空を飛行しうるさいが、今、在宅ワークのため昼間も飛んでいることがわかった」との訴えがあり、ブラックホークによる低空飛行の可能性がある。

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毎日新聞が確認した世田谷上空の米軍機のおおよその航路(前出)

■横田基地やキャンプ座間などから飛来するヘリの通り道、世田谷・杉並・目黒区住民が騒音被害
港区六本木には米軍のヘリポートがあり、東京西部の横田基地や神奈川のキャンプ座間などから在日米軍幹部らを乗せたヘリが往来している。その際の通り道になる世田谷、杉並、目黒区からは切実な声が寄せられていた。「ここ数カ月昼夜を問わず、黒っぽい軍用のヘリが家中が振動するぐらい低空で何度も飛んでうるさい」(世田谷区新町)、「複数のUH60(ブラックホーク)が北からキャンプ座間方向に飛んでいてうるさかった」(杉並区・荻窪駅周辺)、「夜中3時ごろに飛んでいることもある。私は自治会の役員をしており、同じマンションには高齢者も多くいて不安になる」(目黒区八雲)。取材班は、六本木のヘリポートでは着陸してすぐに飛び立つ「タッチ・アンド・ゴー訓練」とみられる行為も確認。周辺の人口密集地での低空飛行を伴うため危険性を指摘する専門家もいる。19年10月には「米軍ヘリが頻繁に離発着を繰り返していてかなりうるさかった。日曜日も朝の時間帯に離発着が頻繁にあり、騒音がひどかった。ここ最近特にひどいが、何か訓練など行われているのか」という苦情もあった。在日米軍司令部は取材に対する回答の中で「国防にまつわる問題や懸念について、地元住民や自治体の第一の窓口となるのは地元の防衛局だ。地元防衛局から必要に応じて防衛省や外務省、米国代表者に問題が提起される」と説明。住民から苦情などがあれば日本側と連携して適切に対処していることを強調しているように見える。では、防衛省は苦情に関して米側とどんなやりとりをしているのか。防衛省は取材に対して「具体的なやりとりは先方との関係もあるため回答は差し控える」としている。<連載・次回に続く>

ここからは投稿者の文章/防衛省や外務省は米国代表者に連絡していると言うが、それは嘘だ。長年、米軍関係の記事を読むが、多くが米軍が日本の苦情を受けていないとしている。つまりこの低空飛行の苦情も伝わっていないだろう。なぜそこまで日本人の苦情よりも、米軍に忖度するのであろうか。一方、投稿者は大型旅客機の羽田新ルートの記事も書いているが、離陸・着陸時に都心を低空飛行を行っている。ここでも墜落、騒音の危険を指摘されている。それとは別に、自宅が東京スカイツリーの回りを飛行する遊覧ヘリの帰路にあり、毎休日や正月・大型連休・お盆や3月時は日中や夜間も頻繁に飛び騒音や振動が酷い。それでも軽量ヘリだからまだしも、大型の東京消防庁のヘリは航空法の高度を守っていても、うるささが段違い。ましてや”重量級”の米軍ヘリが100~200mの高度で飛べば、騒音・振動・怖さは如何ばかりか。米軍から見れば、日本へは未だに「占領国意識」で、その国民は”虫けら同然”なんだろう。

記事・画像のコピペ“は、適法ではないことを投稿者として認識しております。しかし昨今は新聞を読まない方が増えており、また米軍の常態化する低空飛行の危険性を看過する訳にはいかず、皆様のご認識を高める上で転載を致しております。
*ブログタイトルは、新聞タイトルを基に投稿者が付け加えたものです。
*同じくブログ投稿用に、若干、文章補足を加えた箇所があります。


Sankoub
次号/9・六本木・米軍ヘリポート離着陸のため麻布の人口密集地の住宅街・商業ビル上を超低空飛行
前号/7・米軍ヘリ世田谷の住宅街でも低空飛行常態化、米軍座間基地と都心・六本木との通り道

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米軍ヘリ7|米軍ヘリ世田谷の住宅街でも低空飛行常態化、米軍座間基地と都心・六本木との通り道/少数派

2023年02月22日 | 米軍基地・沖縄問題
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/米軍基地・沖縄問題
毎日新聞大スクープ!米軍ヘリ都心超高層ビル群低空飛行常態化7
米軍ヘリ世田谷の住宅街でも低空飛行常態化、米軍座間基地と都心・六本木との通り道

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●新聞取材時より年月が経過も危険飛行は投稿時の現在も継続されている
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■神奈川方面から首都高速3号渋谷線や小田急線を目印にした高度200m以下の飛行ルート
毎日新聞の記事/在日米軍ヘリが東京都心の上空で日本のヘリであれば違法となる低空飛行を繰り返している問題で、世田谷区の住宅街でも計7回にわたり同様の飛行をしている様子を毎日新聞が確認した。神奈川県の基地と都心を移動する際の通り道にしているとみられ、住宅やビルが建ち並ぶ同区の上空を200メートル前後の高さで飛ぶこともあった。低空飛行の常態化は明らかで、日本政府の早期対応が求められる。日本の航空法は航空機から半径600メートル内にある最も高い障害物から300メートルの高さを最低安全高度とし、これよりも高く飛ぶように規定している。毎日新聞は都心を一望できる高さ200メートル級の複数地点で調査し、新宿や渋谷上空で米軍ヘリが最低安全高度よりも低く飛ぶ姿を計17回にわたり確認。20年11月以降、世田谷区上空でも同様の低空飛行を4日間で計7回確認した。同年12月14日と同月17日はそれぞれ午後1時25分と午前11時半ごろに米海軍ヘリ「シーホーク」が神奈川県方面から区内に進入。東急「二子玉川駅」近くのマンション(高さ約150メートル)や東急「三軒茶屋駅」近くの「キャロットタワー」(同124メートル)のそばを通過した。高度は記者がいた高さ約220メートルの調査地点よりも低く、通過したマンションやタワーと同じ程度の可能性もある。

同年11月17日と21年1月14日には神奈川県の「キャンプ座間」所属とみられる陸軍ヘリ「ブラックホーク」が同県や横田基地のある東京西部方面から飛来。東京・六本木の米軍ヘリポートとの間を往復した。17日は2機編隊が世田谷を1回通過し、14日は1機が2往復して4回通過した。世田谷区と六本木の途上にある新宿区の「東京オペラシティ」(同約234メートル)のそばを同ビルより低く通過し、ほぼそのままの高度で世田谷区上空を飛んだ。調査では神奈川方面から都心に延びる首都高速3号渋谷線や小田急線に沿って飛ぶことも確認した。飛行ルートの目印にしている可能性がある。また、隣接する杉並や目黒区、基地に近い川崎や横浜市内を低空で飛ぶこともあった。低い高度で東京都世田谷区内に入ろうとする米陸軍ヘリ「ブラックホーク」。在日米軍司令部は取材に対し、住宅地が広がる世田谷区で低空飛行する目的や理由を尋ねた質問に具体的な回答をせず「全ての飛行は任務に不可欠なものであるか、訓練と即応のためのもの」としている。

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毎日新聞が確認した世田谷上空の米軍機のおおよその航路

■「午前1時台・騒音で目覚める」騒音に苦しむ住民「実情知って」
「もう少し常識的な飛び方をしてほしい」。東京都世田谷区でヘリによる騒音に不信感を募らせる男性(62)はそう訴える。自宅の一軒家は米軍ヘリが都心に向かう際の目印の一つにしているとみられる小田急線沿いにある。全てが米軍ヘリかは分からないが、多い日で10往復飛ぶこともあるといい「午前1時台に飛ぶ音で目覚めることもある。地上から見ると高さは100メートルほどしかないように感じる」と語る。ヘリの騒音を通報した東京都世田谷区の男性。区から返ってきたのは「機体の特徴が確認できる場合には飛行事実を照会している」との内容だった。ヘリは一瞬で通過するため、男性は「個人の力で確認できるわけがない」と憤る。撮影したというヘリの写真を見せてもらった。機影が小さく特定は難しいものの、機体の両脇に米陸軍ヘリ「ブラックホーク」の特徴の一つである燃料タンクがついている。記者が男性宅で取材している間も上空を米空軍ヘリ「UH1」が通過した。

男性は20年、保坂展人区長に直接要望できる制度を使い、米軍ヘリと思われる深夜飛行を通報した。だが、区の担当課からは「機体の特徴などが確認できる場合、関係機関に照会し、飛行事実が確認できた場合は騒音に配慮するよう要請する」との説明が返ってきただけだった。ヘリは予告なしに来て一瞬で通過する。男性は悔しさをにじませる。独自調査を行った市民団体もある。平和活動に取り組む「成城・祖師谷九条の会」だ。地域の子どもがヘリの音におびえて泣いているという話を聞いたことがきっかけだった。13年に6、7人で約2カ月間、上空を通過するヘリや飛行機の通過時刻や方角などを調べた。延べ136機の飛行を確認し、区に情報提供したものの、米軍ヘリなのかは分からず、行政を動かすことはできなかったという。メンバーには高齢者が多い。根岸佐雄(すけお)さん(91)は「区民にもっと実情を知ってもらいたい。私たちもやれることはやりたいが、上空を飛ぶ米軍ヘリの情報があまりにも少なすぎる」と嘆く。同区環境保全課によると、航空機の騒音に対する苦情は年30~70件ほどある。同課は「区民からの苦情には真摯(しんし)に対応しているつもりだが、具体的な情報がないと米軍機かどうかの特定は難しい。区域が広いため通報があっても確認できない面もある」と話している。<連載・次回に続く>

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同様に低空で世田谷区内に入ろうとする「ブラックホーク」。後ろは杉並清掃工場の煙突(高さ160m)

ここからは投稿者の文章/とにかく在日米軍の”行為”はメチャクチャだ。墜落・騒音の迷惑も意に介さず日常的に200m以下の低空飛行、深夜でも飛ぶ。結局、日米地位協定に以前の問題で、航空法の違反でも日本はモノを言わない。だから米軍が、傍若無人の飛行を行う悪循環だ。前にも書いたが、米軍基地を置くドイツでも韓国でも、自国の法を守らせ危険行為を取らせないようにしている。しかし日本は真剣に抗議せず、要は戦後から続く自民党政権が黙認しているのだ。これでは、いつまでも日本国民が迷惑と事故の危険を負う。根本的な話、在日米軍は日本を守るためにいるのではない(そう思っている方は訂正を)。それでも放っておくのですか!?

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Sankoub
次号/8・米軍ヘリ低空飛行「爆音で眠れず」「子供が怖がる」自民党政権は住民の恐怖放置
前号/6・米軍ヘリ・スカイツリー目標に実戦訓練か展望台付近を6回通過、都心低空飛行

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米軍ヘリ6|スカイツリー目標に実戦訓練か展望台付近を6回通過、都心低空飛行/少数派

2022年06月13日 | 米軍基地・沖縄問題
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/米軍基地・沖縄問題
毎日新聞大スクープ!米軍ヘリ都心超高層ビル群低空飛行常態化6
米軍ヘリ・スカイツリー目標に実戦訓練か展望台付近を6回通過、都心低空飛行

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東京都墨田区の東京スカイツリーの展望台(高さ約350m)の前を通過した米海軍ヘリ
「シーホーク」2機=都内で2020年8月27日午後4時20分ごろ

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■シーホークの任務を考えると海上で敵の潜水艦を探すための飛行訓練の可能性が高い
毎日新聞の記事/在日米軍のヘリコプターが首都・東京の上空で、日本のヘリであれば違法となる低空飛行をしている問題で、米海軍の「シーホーク」2機が東京スカイツリー(東京都墨田区)に繰り返し接近する様子を毎日新聞が確認した。米軍は取材に具体的な飛行理由を明かしておらず、「スカイツリーを利用した軍事的な訓練」と分析する専門家もいる。都心の上空で実戦的な訓練が行われている可能性がある。毎日新聞は20年7月から約半年にわたり、都心を一望できる都庁展望室(高さ約202m)など複数の地点から米軍機の飛行実態を独自調査した。

シーホーク2機は20年8月27日午後4時10分ごろ、米軍基地のある神奈川方面から飛来した。東京都港区のオフィス街上空を通過し、隅田川周辺を北上してスカイツリーを過ぎるとターンした。ツリーを中心に8の字を描くような飛行をしながら急旋回を繰り返す格好で、展望デッキ(同約350m)付近を計6回通過した。2機が距離を縮めたり広げたりする様子や、1機が別の1機を先導するような様子も見られた。こうした飛行は6分近くにわたり、その後、ほぼ同じルートを引き返して神奈川方面に飛び去った。

シーホークは艦載機として潜水艦の哨戒や海難救助などにあたり、首都圏では米軍厚木基地に配備されている。スカイツリー周辺を繰り返し飛んだ映像を確認した、元海将で米海軍の事情に詳しい伊藤俊幸・金沢工業大虎ノ門大学院教授は「シーホークの任務を考えると海上で敵の潜水艦を探すための飛行訓練の可能性が高い」とみる。シーホークは海中の音を拾う小型ソナー「ソノブイ」を海面に投下して潜水艦を探知する際、投下地点の上空を何度も旋回してデータを収集するという。今回の飛行はこの飛行と似ているといい「本来は海上でやる訓練を陸上でやっていることになる。日本政府や東京都の許可、承諾を得ずにやっているのであれば問題だ」と語った。

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東京スカイツリー(展望台の左右)の前を通過しようとする米海軍ヘリ「シーホーク」2機=都庁第1本庁舎展望室で

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米軍機2機が東京スカイツリーに繰り返し接近したおおよその航路

■市民団体「日本平和委員会」は政府側に在日米軍ヘリ低空飛行の中止を申し入れた
在日米軍ヘリが日本のヘリであれば違法となる低空飛行を繰り返している問題で、市民団体「日本平和委員会」(本部・東京都港区)は、政府側に低空飛行の中止を申し入れた。墜落事故や騒音被害を招く異常な飛行が各地で確認されているとして、外務、防衛両省の担当者に対して「実態を徹底的に調査し、飛行をただちに中止するよう断固として米政府に要求すべきだ」と訴えた。毎日新聞は、米軍ヘリが東京の中心部で航空法令上の最低安全高度(人口密集地で300m)を下回る飛行を繰り返している実態を動画とともに報じた。平和委員会は首都の飛行問題のほか、沖縄、鹿児島、愛媛、島根などの各地で頻繁に低空飛行が目撃されていることを指摘。全国調査の実施や、在日米軍に最低安全高度を適用しないように定めた航空特例法の撤廃などを求めた。

日本平和委員会の千坂純事務局長は「都心で低空飛行訓練を日常的に行っている決定的な映像が明らかになった。主権を蹂躙(じゅうりん)しているだけでなく、命を脅かす大問題だ」と発言。「ただちに事実を認め、やめさせる措置を取るべきだ」と主張した。低空飛行に悩む各地の住民もオンラインの会議システムを通じて声を上げた。沖縄県名護市に住む同県平和委員会の上野郁子代表理事は「軍機に狙われている、落ちるんじゃないかという恐怖がある。毎日不安だ。人命に関わるような事故が起きた時、政府はその命を返すことはできるのか。私たちの生活を救い、命を守ってほしい」と求めた。協議の場で外務省は「皆さまの声をしっかりと受け止めます」と説明。防衛省は事実関係を調査中としており、担当者の一人は「米軍が言っていることが全て正しいと思っているわけではない。地域に住んでいる方々が負担にならない方法を取りたい」と話した。<連載・次回に続く>

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前号/5・米軍ヘリ六本木でタッチ・アンド・ゴーの離着陸訓練・密集地を低空で旋回

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米軍ヘリ5|六本木でタッチ・アンド・ゴーの離着陸訓練・密集地を低空で旋回/少数派

2022年05月19日 | 米軍基地・沖縄問題
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/米軍基地・沖縄問題
毎日新聞大スクープ!米軍ヘリ都心超高層ビル群低空飛行常態化5
米軍ヘリ六本木でタッチ・アンド・ゴーの離着陸訓練・密集地を低空で旋回

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東京・六本木の米軍ヘリポートに2回目の着陸をした後、わずか30秒で離陸して南青山エリアを
低空で通過する米海軍ヘリ「シーホーク」。後方に見えるのは六本木ヒルズ

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■六本木ヒルズ・東京タワー・渋谷などの人口密集地を高度200m台で5回周回する離着陸訓練
毎日新聞の記事/在日米軍ヘリが首都・東京の中心部で日本のヘリであれば違法となる低空飛行を繰り返している問題で、米海軍ヘリ「シーホーク」が渋谷駅や六本木ヒルズ周辺を低空で旋回するなどした後、六本木の米軍ヘリポートに着陸し、わずか数十秒後に離陸する様子を毎日新聞が確認した。専門家は「タッチ・アンド・ゴー」と呼ばれる離着陸訓練と指摘している。離着陸を5回繰り返したこともあり、人口密集地で事故の危険性がある訓練が行われている。毎日新聞は20年7月から約半年かけて都心を一望できる高さ200m級の複数地点から調査する中で、こうした飛行を確認した。

シーホークは20年8月21日午後0時45分ごろ、神奈川方面から渋谷駅周辺を経由して六本木のヘリポートに着陸。6分後に飛び立ち、約2km離れた渋谷駅上空で旋回した。その際の高度は駅直結の商業ビル「渋谷スクランブルスクエア」(高さ約230m)を下回り、このビルを軸に円を描くように六本木方面にUターンした。再び六本木のヘリポートに低空で接近して着陸すると、今度はわずか30秒で飛び立ち、渋谷スクランブルスクエアの横を通過して神奈川方面に飛び去った。21年1月5日には午後1時45分ごろに六本木上空に飛来し、六本木ヒルズと東京タワーの間(約1.5km)にある人口密集地を高度200m台で通過。家屋やビルがひしめく山手線南部エリアを周回した後にヘリポートに着陸し、40秒後に離陸した。この後の約25分の間に離着陸を4回繰り返し、六本木ヒルズと東京タワーの間を200m台の高さで4回通過しており、着陸して20秒で離陸するケースもあった。

六本木のヘリポートは神奈川などにある米軍基地から米国の要人らを運ぶ際に使われるが、20年8月21日と21年1月5日の着陸時に乗降者はいなかった。8月はヘリの乗組員が着陸後にヘリポートに降りて機体の写真を撮影していた。在日米軍司令部は取材に対して離着陸訓練をしているかどうかの質問に答えず「全ての飛行は任務に不可欠であるものか、訓練と即応のためのもの」としている。東京都の担当者は「都心でタッチ・アンド・ゴー訓練をするという連絡は受けたことがない」と話している。

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・同じくタッチ・アンド・ゴーの「シーホーク」 ・タッチ・アンド・ゴーとみられるおおよその航路

■専門家は「高層ビルが建ち並ぶ中での離着陸訓練は大惨事になる可能性」
毎日新聞が記録した映像を確認した複数の専門家は「典型的なタッチ・アンド・ゴー訓練だ」と指摘した。人口密集地での低空飛行を伴っているため「大惨事になる可能性もある」と懸念する声が出ている。元陸将で陸自のヘリパイロット経験がある山口昇・国際大副学長は「市街地にある六本木ヘリポートへの着陸は難易度が高い。これは着陸に慣れるための訓練で渋谷駅の高層ビルを目印に使ったのだろう。新しく輸送任務に当たるパイロットの訓練だったのかもしれない」と分析する。元海上自衛隊のヘリパイロットでヘリ部隊を率いた小原凡司・笹川平和財団上席研究員も「必要な慣熟訓練」としつつ、「人口密集地では通常、必要最低限の回数しかやらない。繰り返したのはパイロットの飛び方がまずくて教官から指導が入った可能性もある」と述べた。元運輸安全委員会統括航空事故調査官としてヘリ事故の調査を手がけた第一工業大の楠原利行客員教授は「高層ビルが建ち並ぶ中での離着陸訓練は乗組員、地上にいる人たちの双方にとって危険だ。ヘリはいつ何が起きるか分からない。エンジンストップなどの機体の異変やパイロットの急な体調悪化もある。安全を確保できる場所でなければ大惨事になりかねず、米軍は訓練だと言えば何でもありになっているのではないか」と疑問を投げかけている。<連載・次回に続く>

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次号/6・米軍ヘリ・スカイツリー目標に実戦訓練か展望台付近を6回通過、都心低空飛行
前号/4・米陸軍ヘリ「ブラックホーク」に留まらず海軍ヘリ「シーホーク」も都心低空飛行

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米軍F16戦闘機が青森県の民家近くにタンク投棄、大惨事の恐れも調査及ばぬ「地位協定」/少数派

2021年12月04日 | 米軍基地・沖縄問題
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/米軍・沖縄問題(赤旗だより)
米軍F16戦闘機が青森県の民家近くにタンク投棄、大惨事の恐れも調査及ばぬ「地位協定」

M20211203
燃料タンクは長さ4.5m、最大直径1m、重さ210kg、燃料満載なら1400リットル

■米空軍三沢基地F16戦闘機の墜落事故13機・燃料タンク投棄20回・模擬弾落下事故12回
投稿はしんぶん赤旗を活用しております/青森県の米空軍三沢基地(三沢市)に所属するF16戦闘機が11月30日、飛行中に機体がトラブルを起こし、緊急着陸のため主翼に取り付けられていた燃料タンク2本を上空から投棄しました。そのうちの1本が見つかったのは、同県深浦町の中心部で、役場に近く、そばにはJRの線路も走る国道付近でした。民家が立ち並び、発見場所から最も近い住宅とは20メートルしか離れていなかったと報じられています。文字通り、一歩間違えば大惨事になっていました。事故原因の究明までF16戦闘機全ての飛行を中止させるのは当然です。「竜巻に遭ったように家が揺れた」「よく生きていたなと思う」―。燃料タンクが落下した事故現場から伝えられる住民の恐怖の声です。周辺にはタンクの残骸が散らばり、鼻を突く油の臭いが広がっていたといいます。青森空港(青森市)に緊急着陸したF16戦闘機が投棄したもう1本の燃料タンクは岩木山(青森県弘前市、鰺ケ沢町)近くに落下したとされますが、深浦町の山中で新たに残骸が発見され、確認中と報道されています。

米軍は当初、燃料タンクが落下したのは2本とも「岩木山付近の非居住地域」と発表していました。強い批判を浴びて陳謝し、うち1本は「深浦町の民間地域」に落下したと訂正していました。あまりにずさんな安全管理体制です。三沢基地所属のF16戦闘機はこれまでも危険な事故をたびたび起こしてきました。青森県平和委員会の調べによると、1985年に同基地に配備されて以来、燃料タンクの投棄は今回の事故を含め20回、模擬弾の落下事故も12回に上ります。墜落事故も12件(13機)あり、2002年には深浦町沖でも発生しています。近年も、18年に三沢基地から離陸した直後にエンジン火災を起こして2本の燃料タンクを小川原湖(同県東北町)に投棄したり、19年には同県六ケ所村の牧草地に約230キロもの模擬弾を落下させたりしています。重大事故が続くまさに異常事態です。

■日米地位協定により異常な植民地主義的な従属下に日本を置いていることが事故の度にあらわに
三沢基地にF16戦闘機が配備されたのは、米軍の“やりの穂先”として旧ソ連の極東軍増強の動きに対抗するためでした。ソ連崩壊後の1990年代半ば以降は、敵の地対空ミサイルシステムなど防空網を制圧・破壊する任務が与えられています。「世界規模で展開可能な部隊」(三沢基地ホームページ)として、イラク上空に一方的に設定した飛行禁止空域での空爆作戦をはじめ、2003年のイラク侵略、アフガニスタンでの「対テロ」戦争など中東への出撃を繰り返してきました。「日本防衛」と無縁な海外“殴り込み”部隊にほかなりません。防衛省は今回のF16戦闘機の事故をめぐり、米軍に「飛行の安全が確認されるまでの間、飛行を行わないよう」求めています。しかし、米軍に治外法権的な特権を与えている日米地位協定の下、「要請」にとどまり、主権国家として飛行を禁止させることができず、独自の原因究明さえできないのは屈辱的です。問題の根本的解決のためには地位協定の抜本改定とともに、F16戦闘機部隊の配備撤回を求める声と運動を高めることが必要です。

共産党の志位委員長は、「重大なことは日米地位協定の壁があり、事故が起こっても日本の警察の捜査が及ばないことだ」と指摘。「今回の燃料タンクの投棄についても、日本の警察は、青森空港に緊急着陸したF16の機体には一切触れられない。投下された燃料タンクも米軍が持ち去ってしまう。日米地位協定がまさに異常な植民地主義的な従属下に日本を置いていることが、事故のたびにあらわになっている。日米地位協定の抜本改正は待ったなしだ」と主張。「今回の事故は、今月12月4日から17日まで東北3県と北海道で実施される過去最大規模の日米共同演習の直前に発生したものだ」と述べ、米海兵隊約2700人と陸上自衛隊を中心にした約1400人が参加する「レゾリュート・ドラゴン21」という実動演習には、普天間基地のMV22オスプレイが10機、横田基地のCV22オスプレイが2機の計12機が参加し、パラシュート降下訓練も予定されていることに触れ、「この補給拠点となるのが三沢基地だ」と指摘。「横田基地のCV22オスプレイは、小川原湖で水中から兵士をロープでつり上げる訓練を繰り返すなどしてきたとして、「事故原因すら明らかになっていない下で、日米共同演習は中止すべきだと強く求めたい」と強調しました。

しんぶん赤旗の複製可能範囲内において、投稿者によって一部割愛や
それに伴う接続文章等の修正・タイトル付けを行いました。


投稿者からのひと言/何度書いただろうか、米軍の事故が起こる度に、日本は米軍(米国)の「植民地」下に置かれたままだ。タンクの落下現場は民有地にも関わらず一方的に米軍によって封鎖され、所有者も立ち入り禁止。青森空港に緊急着陸したF16を日本側に移動させる権限はなく、滑走路に半日も居座り民間機が多数欠航する事態になった。そうした中で、日本側は事故究明や安全確保の措置すら講じることができず。米軍の一方的な「安全宣言」に従うことしかできない。日本の土地でありながら、日本の主権がない。これだけに留まらず、在日米軍の兵士や軍属らによる事件・事故は2017年までに21万件以上だ。日本人の被害死者は1000人以上、殺人・暴行・交通事故・強姦などが繰り返される。米軍が起こした事件・事故でも、被害者への賠償額は、なぜか25%を日本側が支払うことになっている。同年までの日本側が払った賠償額の累計は約92億円。しかし75%の米軍負担も踏み倒されることがあり、実際の賠償額はさらに膨らむ。不平等さは当然のことながら、根本的なことは「有事」の際は米国は日本を助けることになっていない。米軍基地が多いドイツ・イタリアは、地位協定があってもこんな不平等はないと言う。それは政府が「モノを言う」からだ。そのベースに、ドイツ・イタリア国民が大きな声を出す。日本は沖縄・三沢、関東圏でも横須賀・横田など基地があるが、配備撤回を求める市民の声が小さい。それでは駄目だ。自民党も野党の違いも関係なく、「日米地位協定」を改正すべきだ。

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米軍ヘリ4|陸軍ヘリ「ブラックホーク」に留まらず海軍ヘリ「シーホーク」も都心低空飛行/少数派

2021年07月08日 | 米軍基地・沖縄問題
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/米軍基地・沖縄問題
毎日新聞大スクープ!米軍ヘリ都心超高層ビル群低空飛行常態化4
米陸軍ヘリ「ブラックホーク」に留まらず海軍ヘリ「シーホーク」も都心低空飛行

Mainichi20210227b
●新聞取材時より年月が経過も危険飛行は投稿時の現在も継続されている
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TOPページ→連載→「特権を問う」の順で進むと、この画像の動画がご覧になれます。


■低空飛行が国会で取り上げられていても日本政府が在日米軍に全く物を言わない
投稿者の文章/既号では在日米軍・陸軍ヘリ「ブラックホーク」の都心低空飛行に乱暴さをお伝えしてきました。しかしそれだけに留まらず、海軍ヘリの「シーホーク」も神奈川方面(厚木または横須賀?)からやってきて、渋谷・新宿の都心や東京スカイツリーなどを低空で蛇行飛行している事実が起きています。記事では毎日新聞が調査した特定の日時しか掲載されていませんが、他の文章などを見ると、実際はその後も常態化しています。何度も書きましたが、訓練目的、物見遊山、重要人物の輸送など多岐に渡ります。専門家によると、高層ビル・タワマン(高層マンション)・スカイツリーなどの狭間や仮想目標物を設定して、実戦さながらの訓練と推察しています。国民・都民を馬鹿にした話で、それこそ訓練失敗で多数死亡者が出ることも織り込み済みとも言われています。当連載では都心飛行を注目していますが、別号(下記リンク参照)のように、それこそアフガンなど海外での実戦を想定して日本各地の山間部で低空訓練飛行が行われているのです。こうした住民苦情が国会で取り上げられていても、日本政府が在日米軍に全く物を言わないことです。

■都心の広範囲なエリアで危険な飛行が常態化していることが判明した
毎日新聞の記事/毎日新聞は、在日米軍のヘリコプターが首都・東京で日本のヘリであれば違法となる低空飛行を繰り返している問題で、米海軍ヘリ「シーホーク」が渋谷駅周辺の繁華街や浜松町周辺のオフィス街で低空飛行をしている様子を計5回確認した。大勢の人が行き交う渋谷センター街近くを低空で通ったり、東京タワー周辺を蛇行したりする飛行もあった。米陸軍ヘリ「ブラックホーク」が新宿上空などで低空飛行する様子も確認されており、都心の広範囲なエリアで危険な飛行が常態化していることが判明した。

毎日新聞は昨年20年7月から都心を一望できる都庁第1本庁舎展望室(新宿区)など高さ200メートル級の複数地点から調査した。シーホークの低空飛行を確認したのは、10月29日▽11月12日▽12月14日▽12月17日▽20年1月20日の5回。複数の米軍基地がある神奈川県方面から渋谷駅周辺を経由して山手線内の上空に進入するなどした。高度は山手線内にある高さ200メートル台のビルと比べると、それより低いか、ほぼ同じだった。日本の航空法は、人口密集地では航空機から半径600メートル内にある最も高い建物の上端から300メートルの高さを「最低安全高度」と定め、それよりも高く飛ぶように規定している。

毎日新聞は昨年8月にも2回、シーホークが似たルートを飛ぶ様子を確認しており、新宿上空を飛ぶ機会が多く確認された米陸軍のブラックホークとは異なるルートを使っている可能性もある。在日米軍司令部は取材に対して「(日本側との)合同委員会で定められた2国間合意を順守している。全ての飛行は任務に不可欠であるものか、訓練と即応のためのものだ」と回答。今回の飛行について日本側に通知して許可を得たかどうかの質問には回答せず、2国間合意の具体的な内容も明らかにしていない。東京都の担当者は「都心での低空飛行訓練の連絡は受けたことがない」としている。

Mainichi20210227c

■若者が集まる原宿・竹下通りの「神宮前タワービルディング」すぐ上を通過
取材班は都心の高さ200メートル級のビルから飛行の一部始終を目撃した。昨年12月14日午後1時20分、神奈川方面から都心に向かって来る機影を見つけた。多摩川を越えて都内に入ると、数分で渋谷駅近くまでやって来た。米海軍所属の「シーホーク」だった機体は渋谷駅と代々木駅の間にある明治神宮の上空を通過してJR山手線内に。高度は近くの「NTTドコモ代々木ビル(ドコモタワー)」の建物部分(高さ約240メートル)より明らかに低い。若者が集まる原宿・竹下通りにある「神宮前タワービルディング」(同約115メートル)のすぐ上を通過した。

そのまま山手線南部エリアを円を描くように飛び、広尾にある「日本赤十字社医療センター」の上も低空で過ぎる。2周目に入ると今度は東京湾方面に向かった。東京タワーを低空で横切り、浜松町のオフィスビル街の手前まで来ると急減速。蛇行しながら「日本生命浜松町クレアタワー」(同約155メートル)をかすめるように飛ぶ。300メートル程度しか離れていない二つの高層マンションの間をすり抜け、隅田川に出ると水面に沿って低空で北上。東京スカイツリーを通過すると、東京湾方面に進路を向けて飛び去った。記者がヘリを見つけてから約20分間の出来事だった。シーホークの主な任務は対潜水艦の哨戒や敵機の探索、海難救助、輸送などで洋上活動が多い。首都圏では神奈川県の厚木、横須賀両基地に拠点がある。2013年に同県三浦市の埋め立て地で厚木基地の所属機が不時着に失敗し乗員2人がけがをしたことがある。<連載・次回に続く>

記事・画像のコピペ“は、適法ではないことを投稿者として認識しております。しかし昨今は新聞を読まない方が増えており、また米軍の常態化する低空飛行の危険性を看過する訳にはいかず、皆様のご認識を高める上で転載を致しております。
*ブログタイトルは、新聞タイトルを基に投稿者が付け加えたものです。
*同じくブログ投稿用に、若干、文章補足を加えた箇所があります。


Sankoub
前号/3・米軍ヘリの新宿駅上空200mの低空飛行度々、野放し許されぬ政府は抗議すべきだ

Ntopkeiji

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米軍機の低空飛行激化各地で過去最多を記録、無法行為の異常な急増許すな*赤旗だより/少数派

2021年07月05日 | 米軍基地・沖縄問題
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/米軍・沖縄問題(赤旗だより)
米軍機の低空飛行激化各地で過去最多を記録、無法行為の異常な急増許すな

Ar20210504

■四国各県・鹿児島県で米軍の低空飛行訓練が急増、オスプレイも多く目撃
投稿はしんぶん赤旗を活用しております/米軍機の低空飛行訓練が各地で激化しています。確認できただけでも、徳島、高知、愛媛、鹿児島の4県で目撃件数や日数が過去最多を記録しており、沖縄や東京などでも大きな問題になっています。住民に猛烈な爆音被害や墜落事故への恐怖を与えている米軍の無法を放置することは許されません。四国には、徳島、高知、愛媛の山間部を横断する「オレンジルート」という、米軍が勝手に設定した低空飛行訓練経路があります。愛媛県では、2020年度に米軍機の可能性がある目撃情報が345件に上りました。集計を始めた1994年度以降でこれまで最も多かった2012年度と19年度の95件の3.6倍にもなります。

高知県では、20年に把握した飛行回数が252回と19年の116回の2倍以上となり、県が公表を始めた14年以降で最多です。徳島県では、20年度の目撃日数が19年度に比べて18日増の75日間で、記録を取り始めた1990年度以降で最も多くなっています。あまりに異常な急増ぶりです。昨年から今年にかけて3県の知事はそれぞれ、県民が不安を抱くような飛行の中止を米国に働きかけるよう政府に要請しています。四国では、目撃件数や日数が激増しただけでなく、機種や場所にも大きな変化があります。機種では、従来の戦闘機に加え、輸送機や垂直離着陸機オスプレイが多く目撃されています。場所では、オレンジルートを外れた愛媛・高知両県西部を頻繁に飛行し、「新たな訓練区域・ルートができたのでは」と指摘されています。

■日本の主権を侵害する無謀な低空飛行が全国各地で行われており直ちにやめろ!
低空飛行訓練急増の要因の一つは、2018年3月に岩国基地(山口県)への米空母艦載機の移駐が完了し、同基地の所属機が約120機に倍増したためとみられています。実際、岩国基地に近い米軍訓練空域「エリア567」下にある島根県浜田市や広島県北広島町などでも増加が顕著とされます。もう一つは、米軍の新たな作戦構想です。米空軍は、離島にある劣悪な滑走路などで戦闘機に迅速な補給・整備を行うため、必要最低限の燃料や弾薬、整備機材・要員などをひとまとめにしてC130輸送機で運ぶ「機敏な戦闘運用」(ACE)という作戦構想を進めています。台湾や南シナ海などをめぐる中国軍との戦闘を想定したものです。輸送機の目撃が増えていることと関係があるとされ、その多くが横田基地(東京都)所属のC130と推測されています。

米軍機の低空飛行訓練は、鹿児島でも20年度の目撃情報が137件と集計を開始してから最高になっています。うち奄美市が90件と突出しています。敵地への侵入を任務にしたMC130特殊作戦機などによるものと指摘されています。沖縄でも同機の低空飛行訓練が頻繁に目撃されています。東京では、米軍ヘリが新宿駅周辺で、日本の航空法が禁止する人口密集地での高度300メートルを下回る飛行を繰り返していることが判明しています。米軍は日米地位協定に基づく特例法で航空法の適用が除外されているためです。日本の主権を侵害し、国民の命と暮らしを脅かす米軍機の低空飛行訓練をやめさせ、航空法の適用などのため地位協定を抜本的に改定することがいよいよ必要です。

しんぶん赤旗の複製可能範囲内において、投稿者によって一部割愛や
それに伴う接続文章等の修正・タイトル付けを行いました。


投稿者からのひと言/米軍戦闘機・ヘリの無謀な低空飛行訓練は沖縄や東京周辺だけと思いがちでも、今や全国規模で展開されている。文章はたまたま四国のオレンジルートですが、図のようにいくつものカラー名が名付けられた、かなり広い空域で訓練飛行がされている。山間部の数百mの狭い狭間でも、突如、轟音を響かせた戦闘機が飛来する。谷間に住んでいる地元民にパイロットの顔がハッキリ見える、頭上100m以下の高さで高速進入してくる。墜落すると思うぐらいの恐怖心だそうだ。なぜこんなことをするのか? アフガンの山岳地帯を見立てた、低空での戦闘訓練だ。都内でも、超高層ビルやタワマンをかい潜る訓練がなされている。民家や都心のビルを標的に、仮想射撃(もちろん実弾は撃たずに急降下)訓練も行っている。事故が起こってもおかしくないが、米軍は日本人のことなど考えていない。パイロットはパラシュートで逃げ出せても、地上は大惨事になる。哀しいことに政府は実態を把握しながら、全く抗議しないことだ。未だ、戦後まもない頃と同じ占領状態が続いている。

※gooブログのタグ欄は、なぜか #在日米軍 のタグ名が受け付けられない(投稿ができない)措置が取られている。『タグ名:在日米軍は、受け付けられません』と表示される<本文への記入はOK>。公序良俗に反するどころか、日本人にとって重大な問題であり、後日、抗議し、得た回答の皆様に報告致します。

Akahatatop

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米軍ヘリ3|新宿駅上空200mの低空飛行度々、野放し許されぬ政府は抗議すべきだ/少数派

2021年07月01日 | 米軍基地・沖縄問題
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/米軍基地・沖縄問題
毎日新聞大スクープ!米軍ヘリ都心超高層ビル群低空飛行常態化3
米軍ヘリの新宿駅上空200mの低空飛行度々、野放し許されぬ政府は抗議すべきだ

Mainichi20210224b
東京都庁第1本庁舎南展望室(高さ202m)の近くを通過する米陸軍ヘリ「ブラックホーク」
=新宿区・都庁第1本庁舎北展望室から撮影  20年8月18日午前11時5分頃

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■米軍には事故になれば大勢の人を巻き込むリスクに対する配慮は見えない
毎日新聞の記事/在日米軍のヘリコプターが日本の法令上許されない低空飛行を繰り返すのは、日米地位協定によって航空法が定める「最低安全高度」の規制が適用されないためだ。日本が約70年前に米国に与えた特権が今も維持されている。米軍機の低空飛行は、基地周辺の住民を長年苦しめてきた。最近も沖縄県の辺戸岬周辺で大型機が低空飛行を繰り返し、県民を不安に陥れている。全国知事会も2018年から国内法適用を求めているにもかかわらず、日本政府の腰は重い。今回判明した低空飛行は、政府のお膝元である首都で起きていることだ。大勢の人が行き交う新宿駅の真上を飛び、東京都庁舎のそばを平然と通過する。その姿からは、事故になれば大勢の人を巻き込むリスクに対する配慮は見えない。不安定な国際情勢もあり日米同盟は多くの国民に支持されているものの、異常な飛行を野放しにすることは国民の信頼を損ない、同盟にも傷を付けるだろう。米軍は今回の取材に対して日本側との合意を順守していると説明しながら、その具体的な合意内容は明らかにしていない。日本政府は飛行実態を調査するとともに、国民に対して十分な情報開示をすべきだ。

今回低空飛行が確認されたブラックホークは、都心から約30km離れた神奈川県の「キャンプ座間」(相模原、座間市)に複数配備されている。日本国内での主な任務は人員輸送や自衛隊との訓練とされるが、戦地では戦闘にも参加する。日本では2015年に沖縄県うるま市沖で米艦船の甲板上に墜落し、訓練に参加していた陸上自衛隊の2人を含む7人が負傷した。毎日新聞は在日米軍司令部に対し、調査で確認した飛行内容を詳細に伝えて取材を申し入れた。米軍は2週間後に電子メールで回答。日本側との2国間合意を順守していることを強調した上で、「合意の範囲内で最も安全な飛行手順を決めるには、全ての選択肢を検討し、天候、風速やその他の要因が機体の進入や高度、速度、下降などに影響することがある」とコメントした。それぞれの具体的な飛行理由は明かさない一方で、軍の飛行目的は任務に不可欠なものか訓練と即応のためとして、「観光やレジャー目的で許可されることはあり得ない」と強調している。

■法令に反する飛行はヒューマンエラーなどのミスが重なると必ず事故が起きる
在日米軍には日米地位協定に基づく航空特例法(1952年制定)により、日本の最低安全高度が適用されない状態が続く。だが、首都でも低空飛行が常態化していることは新たな議論を呼ぶ可能性がある。地位協定には日本法令の尊重義務も規定され、2018年に岩手県内で戦闘機の基準以下の低空飛行が発覚した際には米側が事実上の謝罪をしたケースもあった。元運輸安全委員会統括航空事故調査官で事故調査を手がけた楠原利行・第一工業大客員教授は、「市街地の低空飛行は高い操縦技術が必要で、法令に反する飛行はヒューマンエラーなどのミスが重なると必ずと言っていいほど事故が起きる。乗組員だけでなく地上で暮らす人々の命も危険にさらす」と警鐘を鳴らす。

在日米軍司令部は取材に対して「(日本側との)合同委員会で定められた2国間合意を順守している」と回答。合意の具体的な内容は示さず「全ての飛行は任務に不可欠であるものか、訓練と即応のためのものだ」とコメントした。一方、外務省日米地位協定室は「事実であれば、米軍に状況を確認したい」としている。

■専門家コメント「都心低空飛行は市街戦訓練」「要人搬送」「遊覧目的」など
▽元海将・米国で防衛駐在官も務めた伊藤俊幸・金沢工業大虎ノ門大学院教授
新宿上空を頻繁に飛ぶのは、六本木の米軍ヘリポートへの要人輸送訓練のためとみられるが、ヘリポートから直接基地に帰らず、新宿駅から東京スカイツリーといったコースを低空で飛ぶケースがあるなら、訓練ノルマをこなすついでに遊覧目的で飛んでいる可能性もある。一方、この低空飛行は市街戦を想定した訓練の可能性もある。国際情勢の変化に直接関与する米軍兵士は常に実戦に備えた訓練を行っている。しかし新宿上空での低空飛行訓練を、米軍が日本政府や東京都に事前に連絡せず、許可なく行っているとしたら大問題だ。日本政府はこれを放置してはならず、厳しく抗議すべきだ。

▽元海上自衛隊ヘリパイロット・小原凡司・笹川平和財団上席研究員
在日米軍ヘリには、東京・六本木の米軍ヘリポートに大統領ら要人を運ぶ任務がある。新宿駅上空を繰り返し飛ぶのは、ヘリポートへの飛行ルートに設定されているからだろう。低空飛行はパイロットが地形などに慣れる「慣熟訓練」で、輸送中に緊急に降りられる適地を把握するなどしているとみられる。また、新宿の高層ビルをホールディングポイント(上空待機空域)の目印にしている可能性もある。ヘリは要人が車でヘリポートに到着する時刻に合わせて着陸する必要があり、上空で待機して時間を調整する。新宿周辺での飛行はこの待機空域を確認しているようにも見える。<連載・次回に続く>

ここからは投稿者の文章/要するに米軍の低空飛行は、都心の高層ビルの狭間を縫うなどとした、ビル利用の市街戦訓練などだ。こんな無謀な低空飛行すれば、必ず事故は起こる。米軍は日本人が大勢亡くなっても、堅固な日米同盟に基づく訓練として居直るに違いない。腰が引けた日本政府は“多数の犠牲者”が出ても、うやむやな態度を取るのだろう。沖縄の実情の通り、戦後1000人以上が「米軍に殺されても」(事故・怠慢・殺人など)政府はまともな抗議をしない。都心に大惨事が起きても、同じことだ。

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次号/4・米陸軍ヘリ「ブラックホーク」に留まらず海軍ヘリ「シーホーク」も都心低空飛行
前号/2・米軍ヘリの低空危険飛行は訓練?遊覧?歌舞伎町・浅草を通過しスカイツリーでUターン

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米軍ヘリ2|低空危険飛行は訓練?遊覧?歌舞伎町・浅草を通過しスカイツリーでUターン/少数派

2021年03月29日 | 米軍基地・沖縄問題
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/米軍基地・沖縄問題
毎日新聞大スクープ!米軍ヘリ都心超高層ビル群低空飛行常態化2
米軍ヘリの低空危険飛行は訓練?遊覧?歌舞伎町・浅草を通過しスカイツリーでUターン

Mainichi20210224c
東京都庁第1本庁舎南展望室(高さ202m)の近くを通過する米陸軍ヘリ「ブラックホーク」
=新宿区・都庁第1本庁舎北展望室から撮影  20年8月18日午前11時5分頃

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■港区六本木・米軍基地「赤坂プレスセンター」ヘリポートから離発着
毎日新聞の記事/東京・新宿駅の上空で、米陸軍ヘリ「ブラックホーク」による危険な低空飛行が常態化している。米軍ヘリは首都のど真ん中で何をしているのか。要人輸送の訓練、市街戦を想定した訓練、遊覧飛行の可能性など、専門家からはさまざまな見方が上がる。毎日新聞取材班は、昨年20年7月から今年21年1月まで新宿駅に近い都庁展望室や取材ヘリなどから飛行実態を調査した。昨年8月18日午前10時55分、新宿駅から約4km離れた港区六本木の米軍基地「赤坂プレスセンター」のヘリポートに黒い機体が降り立った。多目的軍用ヘリ「ブラックホーク」だ。機体に「UNITED STATES ARMY(米国陸軍)」の文字が見える。ヘリポートの脇に待機していた迷彩服姿の若い男女6人が乗り込むとすぐに離陸した。機体は米軍基地のある神奈川県方面(南西側)に向けて飛び立ったものの渋谷駅周辺で北に進路を変え、記者が撮影していた新宿方面に向かってきた。

一定の高度を保ちながら、代々木駅近くにある「NTTドコモ代々木ビル(ドコモタワー)」と都庁との間を通過して、新宿駅上空を飛んだ。ドコモタワーの先端(高さ約270m)より明らかに低い高度だ。日本の法令は人口密集地などでは、ヘリを中心とした半径600m内にある建物の上端から300mの高さを「最低安全高度」と定めて、それよりも高い場所を飛ぶように規制している。ヘリが通過した都庁とドコモタワーの間は約1.1kmしかなく、このエリアには「JR東日本本社ビル」(同約150m)などの高層ビルが建ち並ぶ。日本のヘリであれば、確実に違法となる低空飛行だった。新宿駅上空を通過したブラックホークは、繭をイメージした斬新なデザインの「モード学園コクーンタワー」(同約200m)を左手に見ながら東側に折れてゆく。近くにあるのは、外国人観光客に人気の歌舞伎町。ヘリからは歌舞伎町のシンボルとなっているゴジラの巨大な頭が見えるはずだ。

Mainichi20210224d

■歌舞伎町→東京ドーム→上野公園→浅草→スカイツリーを往復飛行
ブラックホークはその後、東京ドーム、上野公園、浅草の上空を通り、東京スカイツリーに向かった。ルートの下には小中高の学校や大学、病院もある。スカイツリーを過ぎたところでUターンし、ほぼ同じルートを引き返して再び新宿駅上空に現れた。駅連結の商業ビル「JR新宿ミライナタワー」(同約170m)をかすめるように飛び、都庁の展望台にいた記者の目の前を悠々と通り過ぎた。高度は高さ202mの展望台とほぼ同じだ。基地に向かったのだろうか、そのまま南下を続けて神奈川方面に飛び去った。

東京の中心部を米軍ヘリが飛ぶ背景には、港区六本木にヘリポートが置かれた米軍基地「赤坂プレスセンター」の存在がある。数十km離れた東京都西部や神奈川県の各基地から米政府要人や軍幹部らを都心に輸送する拠点となり、片道10~20分程度で行き来できる。六本木の基地の敷地は東京ドームの半分ほど。終戦後に連合軍が旧日本陸軍駐屯地を接収し、1952年に米軍施設・区域として日本政府が提供した経緯があり、現在まで使用されている。ヘリコプターの騒音や事故の不安から港区が日本政府に撤去を求めているものの、対応は進まない。港区の担当者は「離着陸時は吹き飛ばされそうなほどの風圧で騒音もすごく、近隣住民は長年、我慢を強いられている」と問題を指摘する。

ここからは投稿者の文章/大スクープ・米軍ヘリ低空飛行を世に知らしめ、連載を続ける毎日新聞社ならびに取材班に敬意を表します。大型旅客機の羽田新ルート飛行の危険性が叫ばれ、北風時・荒川沿いを低空離陸飛行、南風時は新宿・渋谷を低空着陸飛行、同:川崎プラント群を低空離陸飛行しています。コロナ禍、これだけでも恐怖なのに、米軍ヘリまでが「超低空の飛来」とはたまったものではありません。投稿者はこの新聞連載によって、米軍ヘリの飛行実態を知りました。それと、長年、東京に住みながら、六本木に米軍基地である「赤坂プレスセンター」の存在を知りませんでした。これからも、この記事を紹介して参ります。<連載・次回に続く>

記事・画像のコピペ“は、適法ではないことを投稿者として認識しております。しかし昨今は新聞を読まない方が増えており、また米軍の常態化する低空飛行の危険性を看過する訳にはいかず、皆様のご認識を高める上で転載を致しております。
*ブログタイトルは、新聞タイトルを基に投稿者が付け加えたものです。
*同じくブログ投稿用に、若干、文章補足を加えた箇所があります。


Sankoub
次号/3・米軍ヘリの新宿駅上空200mの低空飛行度々、野放し許されぬ政府は抗議すべきだ
前号/1・米軍ヘリの都心低空飛行が常態化・超高層ビル群をすり抜け高度200m飛行

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米軍ヘリ1|都心低空飛行が常態化・超高層ビル群をすり抜け高度200m飛行/少数派

2021年03月19日 | 米軍基地・沖縄問題
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/米軍基地・沖縄問題
毎日新聞大スクープ!米軍ヘリ都心超高層ビル群低空飛行常態化1
米軍ヘリの都心低空飛行が常態化・超高層ビル群をすり抜け高度200m飛行

Mainichi20210224a
●新聞取材時より年月が経過も危険飛行は投稿時の現在も継続されている
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■毎日新聞の大スクープ記事を当ブログにて10回以上に渡り転載します
投稿者の文章/当ブログで連載しているように、都心では羽田離着陸に伴う大型旅客機の低空飛行「羽田新ルート」が組まれ、墜落の危険・部品の落下・爆音に近い騒音が大問題になっていることをお伝えしてきました。また東京スカイツリーと東京湾臨海エリアなどのヘリ遊覧飛行も、多数の苦情が出ています。これだけでも日々恐怖を感じる都民・近県民ですが、今回、さらに毎日新聞の「大スクープ」で米軍ヘリも都心の低空飛行が常態化していることが判明しました。高層ビル群の高さを下回る、高度200m台の飛行が繰り返されていることです。そこでここからは10回以上に渡り、スクープ記事を丸々転載致します。どんな理屈を付けても“記事のコピペ“は適法ではないことを、投稿者として認識しております。しかし昨今は新聞を読まない方が増えており、また米軍の常態化する低空飛行の危険性を看過する訳にはいかず、皆様のご認識を高める上で転載を決めました。ぜひ引き続き、ご覧頂ければと存じます。
*ブログタイトルは、新聞タイトルを基に投稿者が付け加えたものです。
なおブログ用に、若干文章を補足・修正している箇所があります。

■新宿などの都心で「最低安全高度」を守らず危険と隣り合わせの飛行
ここからは毎日新聞の記事/在日米軍所属のヘリコプターが新宿駅周辺の上空で、日本のヘリであれば航空法違反にあたる高度300m以下の低空飛行を繰り返している。毎日新聞は昨年20年7月以降、こうした飛行を12回、その疑いがある飛行を5回確認した。JRと私鉄を合わせた1日の乗降客が世界最多の約350万人に上る新宿駅の真上を地上約200mの高さで通過し、周辺のビルをかすめるように飛ぶこともあった。首都の中心部で危険と隣り合わせの飛行が常態化している。全国の米軍専用施設の約7割が集中する沖縄では、米軍戦闘機による低空飛行や騒音の問題が繰り返し起きている。一方、東京の中心部でも、港区六本木にある米軍基地「赤坂プレスセンター」のヘリポート周辺で騒音などの問題が指摘されてきた。

米軍が実際にどのような飛行をしているのか。実態を明らかにするため、毎日新聞は昨年7月から約半年かけて新宿区にある都庁第1本庁舎展望室など、高さ200m級の複数地点から飛行状況を調査した。日本の航空法は、人口密集地では航空機から半径600m内にある最も高い建物の上端から300mの高さを「最低安全高度」と定め、それよりも高く飛ぶように規定している(下図)。事故や故障が生じた際、地上に危険を及ぼさず不時着するのに必要な高さで、国際民間航空機関(ICAO)と同じ基準だ。毎日新聞が新宿駅周辺の上空で問題のあるとみられる飛行を確認したのは計10日で、往復分を含むと17回に上った。新宿駅から約4km離れた六本木のヘリポートに離着陸する際の上昇、下降時の低空飛行は除外している。

Mainichi20210224e
例えば東京スカイツリーの場合、634m+300m以上の高度を飛ぶ必要あり

■米国陸軍の「ブラックホーク」とみられドコモタワーよりも下回る高度で飛行
機体(トップ画像)はいずれも米陸軍の「ブラックホーク」とみられ、大半は米軍基地が複数ある神奈川県方面から飛来した。17回のうち12回の高度は新宿駅近くの「NTTドコモ代々木ビル」(ドコモタワー、約270m)を下回り、都庁展望室の202mとほぼ同じ高さで飛んだことも6回あった。新宿駅のほぼ真上を通過したのは8回で、駅直結の高さ約170mの商業ビルの上をかすめるような様子も確認した。17回のうち残る5回もドコモタワーのすぐ上を飛ぶなどしており、日本の高度基準を下回る可能性がある。 <連載・次回に続く>

記事・画像のコピペ“は、適法ではないことを投稿者として認識しております。しかし昨今は新聞を読まない方が増えており、また米軍の常態化する低空飛行の危険性を看過する訳にはいかず、皆様のご認識を高める上で転載を致しております。
*ブログタイトルは、新聞タイトルを基に投稿者が付け加えたものです。
*同じくブログ投稿用に、若干、文章補足を加えた箇所があります。


Sankoub
次号/2・米軍ヘリの低空危険飛行は訓練?遊覧?歌舞伎町・浅草を通過しスカイツリーでUターン

Ntopkeiji

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