食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

▽言葉遣いシリーズ/リンク表紙

2023年07月06日 | 言葉遣い
Kotobaa2tp350

言葉遣いシリーズ リンク表紙
言葉は年月と共にどんどん意味や遣い方が変わっていくが
言葉の乱れに困惑、全く反対の意味に捉えられてしまう!


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Sindm183800703 ■言葉遣い

患者や入院者への礼儀をわきまえない「ナースのタメぐち」に苛立ち・辟易する
「男泣き・男気」の表現は女性蔑視で性差別用語になりつつある?
「年賀状の発売が既に始まっている」は間違い・上司や顧客には「謹賀新年」を


誠に勝手ながらコメントのやりとりは致しておりません

Ntopkeiji

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言葉遣い|患者や入院者への礼儀をわきまえない「ナースのタメぐち」に苛立ち・辟易する

2023年07月05日 | 言葉遣い
Kotobaa1tp250 言葉遣いシリーズ
言葉遣い|患者や入院者への礼儀をわきまえない「ナースのタメぐち」に苛立ち・辟易する
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■看護師や介護士が患者に緊張を及ぼさない配慮としても人格無視看は許されない
投稿者は、お陰様で高校時代に入院した以降、ほとんど病院とは縁がない生活をしています。子供の頃の病気、あるいは2001年に歯医者へ通いましたが、それ以外に病院へ行ったのは、人生、数回程度です(健診やドックは除く)。随分、健康保険・国保の健全化に“貢献?”したと思いますね(笑)。さて数年前、母が大きな病院に入院した際に付き添い、そこで感じたことは女性看護師の「タメ口」の多さに苛立ち・辟易(へきえき)したことでした。「ウン・ウン、どうしたの~?」 「ね~お口開けて~」 「薬飲んだ~?」など、終始、まるで子供にしゃべっている感じでした。自分の母だからということではなく、あまりにも患者を舐めたような言い方で、対応ぶりが酷かったですね。その病院だけではなく、知り合いの方にも聞いたのですが至る所の病院がそのような対応らしいです。その後、忘れていたのですが、新聞の投書欄を読み同じことを思っている方もいると感じ、今回投稿しました。お二方の投書者の要約です。

『看護師の多くが患者に向って「ウン、ウン」など、“タメ口”で接している状況を改めて欲しいものだ。患者に対し親しさ・安心感を与える面もあるのでしょうが、親世代・祖父母の年齢に達する方に、そのような言葉遣いは失礼だ。同じ病院であっても、受付・会計窓口はそのような言葉を使わず丁寧な対応をしている。一般のサービス業は、お客への“タメ口”は許されない。看護師も、一種のサービス業である認識が足りない。また人間的な常識として、年配者に対しては「です、ます」などの丁寧語を標準としてもらいたい』。確かに、患者に対し緊張を及ぼさない配慮は分かっても、度が過ぎていると感じます。患者という立場を、バカにしているようにしか思えません。介護現場では、さらにお年寄りに対してメチャクチャな言葉や乱暴な言葉を遣うことが多いらしい。もちろん看護師や介護士には、相当なストレスが掛かる「ナースのお仕事」「介護現場」は理解できます。しかし患者にも人格があるのだから、看護師は礼儀をわきまえ適切な言葉を選ぶべきです。看護師は、自分の親や祖父母にもあのように接しているのでしょうか?

序(つい)で話です。以前、東北の市議会議員が病院で、番号で呼ばれたことに激怒。「俺は囚人か!」と窓口職員を怒鳴りつけたことをSNSに載せ、逆に世間から痛烈な批判を浴びせられました。実に、時代感覚のズレを感じます。機械化もさることながら現在は安全を期し、敢えて「名前」を伏せて番号で呼んだりディスプレー表示するのです。なぜなら病院の待合所には、年寄りを狙って詐欺や良からぬことを考えている輩がいるからです。お年寄りは、病院でも詐欺に狙われているのでご注意を!

Ntopkeiji

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言葉遣い|「男泣き・男気」の表現は女性蔑視で性差別用語になりつつある?

2022年05月10日 | 言葉遣い
Kotobaa1tp250 言葉遣いシリーズ
「男泣き・男気」の表現は女性蔑視で性差別用語になりつつある?
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■悲しみの深さ・大きさ、あるいは身体上の涙腺も男女の差はないそうです
スポーツ選手の優勝シーン、芸能界や著名な方がインタビューなどで感極まると、新聞やTVでは「男泣き」と見出しを付けます。その点について新聞のコラムを読んだのですが、「男泣き」はもはや女性蔑視であり、男女差別の用語になりつつあるそうです。あらためて辞書で調べてみたら、「めったに泣かないはずの男が激情をこらえられずに泣くこと」と書いてありました。因みに、「女泣き」は載っていませんでした。また「男気」も、差別になりそうです。メディアを始め一般的にも、女の涙より男の涙のほうが、1ランク上という意識が隠れていると記事は言っています。

スポーツ紙・雑誌・TVの記事を書くのは、ほとんどが男性だそうです。従って、何か心の隅に「男は女よりも偉い」と思っているのではないかと指摘しています。悲しみの深さ・大きさ、あるいは身体上の涙腺も男女の差はないそうです。時代のすう勢とともに、「男泣き」の表現は避けたほうがよい言葉としてコラムをまとめていました。投稿者が思うに、唯一、男女の違いは、小さな子供の頃から親に「男の子なんだから、泣くな!」と言われ続けてきたからでしょう。一方で、「女だてら・女のくせに」は、明らかに女性差別です。

芸能人の多くは、人前も憚らず涙を流します。皆様も既にお分かりのように、共通して涙をぬぐわないのは「演出効果」を狙ってのことです。人間は男も女も関係なく涙が流れてくれば、本能的にハンカチや指でぬぐうでしょう。まして芸能人のインタビューでは、レポーターからうれしいにつけ・悲しいにつけ聞かれることは事前に想像がつきます。にも関わらず、ほぼ全員がハンカチを用意していないことは、“涙を絵にする”ことを目的しているからです。最近は若い男のタレントが泣きを売り物にするのは、見苦しいの一言に尽きます。

■少し涙を潤ませただけで「号泣会見」とは・・・号泣の意味を分かっていない
それにしても「泣けるドラマ」「この映画で思い切り泣いて下さい」など、涙をPR宣伝の道具に使うのは、いかがなものかと思います。また少し涙をにじませた程度で、「号泣会見」と書くマスコミ界の馬鹿さ加減は何とかならないものでしょうか。同じく辞書には、号泣は「大声を上げて泣くこと」です。中国や韓国の事故などに見られる、遺族の場面です。失礼な言い方ながら、彼等の号泣は1つの風習です。日本のように夫を亡くした妻が涙を噛み締めて堪えていると、向こうでは薄情な嫁だといびられるからです。赤ちゃんが号泣したという言い方も、馴染まないでしょう。

私は、女の涙に何度騙されたことか。ことわざにも雀の涙、鬼の目にも涙、二八(にっぱち)の涙月~2・8月は儲からない、もう1つが正月・お盆の出費が嵩んで後が大変の意もあり。歌謡曲ではありませんが、涙は成功・失敗など経験してきた人生そのものですね。私も歳のせいか、涙もろくなってきました。ニュースで、小さな子供が誘拐・殺害、若者・高齢者が理不尽に殺された事件を見ると、涙が出てきます。さて己の生活を顧みれば、悔しくても“泣き寝入り”ばかりでした。いつか良いことをして、思いっ切り「男笑い?」(こんな言葉はない)してやるぞ!

Ntopkeiji

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言葉遣い|「年賀状の発売が既に始まっている」は間違った遣い方・上司や顧客には「謹賀新年」を

2021年11月01日 | 言葉遣い
Kotobaa1tp250 言葉遣いシリーズ
「年賀状の発売が既に始まっている」は間違った遣い方・上司や顧客には「謹賀新年」を

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■ヒント・年賀状と年賀はがきの違いをご存じですか?
皆様は年賀状を出していますか? 時期がやってくると、作成準備が悩ましく感じます。そんな時に余計な話ですが、恥ずかしながら「年賀状」と「年賀はがき」の使い分けを知りました。次の文章をよく読むと、間違いが3つあります。

Q.『年賀状の発売が既に始まっている。1月元旦の朝に届けられるよう、早くから準備したいものだ。』

【間違っている箇所】
1.年賀状/正しくは、発売時の状態は「年賀はがき」と言う。
売り出す時は「年賀はがき」、書いて出す時には「年賀状を書く」「年賀状を出す」と使い分けします。気を付けてみると、郵便局や日本郵便のホームページでは「年賀はがきを発売中」と表記しています。投稿者は、ごちゃ混ぜに使っていました。(反省!)

2.発売が既に始まっている/正しくは、「“販売”が既に始まっている」
「発売」は、売り始めることです。発売が始まるでは、「始まる」の意味がダブってしまいます。本当なら、「年賀はがきの販売が既に始まっている」、または「年賀はがきが既に売り出されている」とすべきです。

3.1月元旦の朝/正しくは、「元旦」だけでよい。
これは、クイズ番組でよく出される間違い例です。「元旦」の意味は、「1月1日朝」のことを言います。「元旦」の一言だけでよいのです。因みに、「旦」の字は水平線から太陽が出ること(日の出)を表す字と言われています。

下記のように書き換えると、文章がスッキリします。
A.『年賀はがきが既に売り出されている。元旦に届けられるよう、早くから準備したいものだ。』

■年賀状記入の鉄則・目上(上司)や重要な方には「謹賀新年」を
下記のように、年賀状を出さない投稿者が言うのもなんですが、あるTV番組からの「受け売り情報」。
目上(上司)や重要な方・顧客には「謹賀新年」にする。「謹」=敬う・謹(つつし)むの意。「迎春・賀正」はNG、敬う言葉が入っていないから。賀正は恭賀新正(きょうがしんしょう)の略。「恭」=うやうやしく。「恭賀新年」なら目上の方にOK。
「新年あけまして・・・」は重複なのでNG。あるいは理屈っぽく言えば、新年が明けるのではなく「旧年」が明けること。どちらの意味でも正しくないので、大人はあまり使わないほうがよい。使うなら「謹んで新年のお慶びを申し上げます」または「新年おめでとうございます」。明けたことを慶ぶのではなく、新年を慶ぶもの。
「去年」の去は死去・去る意味があるので、「昨年・旧年」を使う
「1月1日元旦」は重複するので、「〇年元旦」だけでよい。
「。、の句読点」を付けない。終わり、区切りを指すため。!?もこのましくない。

■形式的な年賀状にこだわらず人様々な年始のご挨拶でいいのでは?
ところでインターネット・スマホの影響から、年賀状の差し出し数が、年々、減少しています。そのため日本郵便は、年賀はがきの販売に躍起です。通常の年賀はがきの他にディズニーキャラクターや地域版など、多数過ぎるほどの種類を販売しています。問題は、かつて郵便局の職員、非正規従業員などに厳しい販売ノルマを課していたことです。職場に個人別の販売できた枚数を掲示したり、売上が悪い職員にはあからさまな圧力を掛けるのです。販売成績によって、職員の給料や昇格に差がついていくのです。販売未達成やプレッシャーに耐えられなくなった職員の中には、自分で買い取ったはがきの束を金券ショップに持ち込み、やむなくその差額を自腹負担せざるを得ません。人によっては、毎年、数万から10万円・20万円を負担するのもザラだそうです。極めて日本郵便のやり方は悪質です。昨今は世論から批判され、発行枚数を大幅に減らしノルマは撤廃の方向に向いていますが、日本企業特有の「無言の圧力」はなかなか消えてなくなりません。

年賀はがきの販売は「ドル箱」であっても、この“電子情報時代”に、年賀はがきを強引に売る感覚が時代遅れです。資源の無駄遣いでもあります。投稿者は日頃のブログ投稿での考え方をご覧頂ければ分かるように、”虚礼”に近いことやメール・LINEやSNSで済むので20世紀で「年賀状」はやめました。年齢の割には、決断が早かったと思います。コロナ以前は上司や部下間で年末の28・29日の出社最終日にヘベレケに酔いながら「また来年」と言い交わした数日後に年賀状が届く訳です。でも年賀状(年賀はがき)を出さなかったから、出世しなかったのかも・・・(言い訳)。夏目漱石など明治時代の習慣は、正月を迎えてから年賀状を書いたそうです。現代のように年末に賀状を書いたり、差し出すことが間違っています。さて会社や上司によっては、出さないと不快感を持たれるのでなかなかやめられないかも。理想を言えば、人様々な年始のご挨拶で、いいのではないでしょうか。最後に正しい言葉遣いで、「年賀はがき」を買った方は『年賀状』として早めに出しましょう!

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