ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

重い作品

2010-10-21 07:04:10 | 日記
文春文庫35周年に山田詠美、桐野夏生、石田衣良、沢田耕太郎各氏の
愛読書、おすすめの作品のシリーズ刊行版。

さすがにお勧めだけ、あって、どれも読みごたえがあった。


山本周五郎の「大炊介始末」は、重い作品だった。

星新一の「おーい でてこーい」は、寒さにふるえた。

江戸川乱歩の「防空壕」は、戦時下の日本の風景をみているかのようだった。

「小説はおもしろさをなによりも大切にしなければいけない」と断言する石田衣良各氏
が選んだという14編。

「おもしろい」と思えたものより、重いと感じた作品が多かった。


心に残る物語 日本文学秀作選 危険なマッチ箱
石田衣良 編
文春文庫


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