採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ホワイトゼノア甘露煮

2007-10-24 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
タルトなどにした赤いいちじくと一緒に、ホワイトゼノアといういちじくも頂きました。これは昨年の11月に甘露煮を作ったのと同じ種類です。東北では主に甘露煮にするようです。去年はなんだか心に迷いがあったせいかどうもいまひとつの出来でした。なので今年はもうちょっと上手に作りたいものです。

お菓子とジャムの販売をされている杜さんも、毎年沢山ホワイトゼノアの甘露煮を作ってお菓子にしていらっしゃるようです。素敵な写真が沢山ありますのでリンクさせて頂きますね。
甘露煮を使ったタルトと甘露煮づくりのようす
甘露煮を使ったタルトとケーキ
ホワイトゼノアの甘露煮づくり
甘露煮を使ったタルト(断面の写真もあり)

事前にこういったページを見て予習しておけばいいものの、実は読み返したのは今だったのでした。去年の自分のページすらほとんど読まず、だ~っと作業開始してしまいました。何のための記録ブログなんだか。

さて顛末はいかに。

左:ホワイトゼノア
中:日本いちじく
右:赤いいちじく
それぞれの断面についてはポメマルさんのこちらのページに綺麗な写真がありますので見て下さいね。

ホワイトゼノアの断面はこんな感じです。赤いいちじくに混ざっていて、あれ?と思ってつい切ってしまいました。甘露煮組に入れればよかったのに勿体ないことを。

白い部分が多くて、全体にしっかりしています。

作業開始は9/28。
昨年同様さっと下茹でしました。昨年は針でつつきましたが今年はそれはなし(単に忘れただけ)。

アクが強いのでお湯が白く濁ります。

下茹でしたいちじくは、何だかつるぴかに。
鍋に入れて、水をひたひた、果糖を入れて煮始めます。
ある程度火が通ったら、煮汁をとりわけ(瓶詰めの時用に)、やや少なめの煮汁で紙ぶた+落としぶたをして極弱火で煮ます。火を止めて放置、また煮る、を何度か繰り返します。

ごろごろと積み上がるほどだったいちじくが、小さくなってほぼ一層に鍋に並ぶようになりました(写真は何個かを瓶に詰めてしまった後ですが、この鍋の底にぎっしり並んでいたのですよ)。
このとき、おしりを下にして綺麗に配置しましたが、おしり側は破れやすいので横倒しに並べた方がいいようでした。
ある程度煮詰まると茶色くなるのが面白いです。

出来上がり!
2007/9/30瓶詰め。3日ほど他の作業の暇を見て煮込んだことになります。1キロのホワイトゼノアがこんなに小さくなります。

コンパクトに収まるのって何だか嬉しいかも(びんも不足気味だしね)。

香り付けはバニラ棒とシナモン(カシア)スティック。果糖のほかレモン汁少々も入っていますが、いちじく自体から出る酸味の方が効いています。
昨年は生姜や黒糖、はちみつなども入れたのだけれど、今年はややシンプルにしてみました。・・・というかあんまり頭が働かなかったのでした。
(今年もやっぱりちょっと心に迷いが)

瓶詰めするときは、いちじくが液体にひたるように取っておいたシロップをつぎ足しました。我ながらグッドアイデアだわ☆と思っていたところが、瓶詰め作業中にびんを1個倒してしまい貴重なシロップがこぼれてしまいました!
上の写真、左上のびんがそれ。全然液体がないのもどうかと思って生のブランデーを少し注いでみました。この瓶のだけは食べたら酔っぱらうはず。

去年の写真を見返すと、まだぷくぷくしている状態で瓶詰めしているみたいです。今年はしわが寄る位小さくなるまで煮詰めてみたけれど、さてどんな味かな。

aiwhasさん、こちらでは見かけない貴重ないちじく、本当にありがとうございます!

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