茶・菓子・果物・野菜・素材・酒・酒菜などについてのひとりごと含めた杜屋(もりや)のブログです
杜の茶菓菜(もりのさかな)
いちじくの焼きタルト
おととい、自分で食べたくなって焼いた。
秋に甘煮にして瓶詰め保存しておいたいちじくを、くるみと一緒に焼きこんだタルト。
2年前、郷里の宮城県からこちら静岡に越してきたが、9月にスーパーへ並ぶいちじくは、今まで食べたことが無いいちじくだった。私が仙台に住んでいたころよく買ってお菓子作りに使っていたのは、福島県産の緑色をした細長いいちじくで、砂糖と赤ワインで甘く煮てタルトやバターケーキに入れていた。しかしこちら静岡のいちじくは、淡い赤紫色でずんぐりむっくりしている。生でそのまま食べられる。
静岡のが在来種の「日本いちじく」、仙台で買っていたのが西洋種の「ホワイトゼノア」という名だと後から知った。去年秋、この「日本いちじく」でジャムを作ったら、あっという間に無くなった。いちじくジャム好きがこんなに存在するとは知らなかった。
ケーキの材料として使う「ホワイトゼノア」は、去年秋、福島県相馬のいちじく農家の方から10kgほど直送してもらった。父の中学時代の同級生の娘さんの嫁ぎ先がいちじく農家だったのだ。か細いツテだ。
いちじくはとにかくいたみ易いので、市場に出荷するものは、未熟で固いものしか受け付けてくれないという。無理を承知で完熟したものを送って下さるようにお願いした。私の直径42cmの銅鍋に山となるほどの量だったが、8時間位かけてじっくりことこと煮て、瓶に詰め、脱気・殺菌して保存した。
とろりとした芳醇で上品な味わいのいちじく、この瓶詰めもだいぶ残り少なくなってきた。
秋に甘煮にして瓶詰め保存しておいたいちじくを、くるみと一緒に焼きこんだタルト。
2年前、郷里の宮城県からこちら静岡に越してきたが、9月にスーパーへ並ぶいちじくは、今まで食べたことが無いいちじくだった。私が仙台に住んでいたころよく買ってお菓子作りに使っていたのは、福島県産の緑色をした細長いいちじくで、砂糖と赤ワインで甘く煮てタルトやバターケーキに入れていた。しかしこちら静岡のいちじくは、淡い赤紫色でずんぐりむっくりしている。生でそのまま食べられる。
静岡のが在来種の「日本いちじく」、仙台で買っていたのが西洋種の「ホワイトゼノア」という名だと後から知った。去年秋、この「日本いちじく」でジャムを作ったら、あっという間に無くなった。いちじくジャム好きがこんなに存在するとは知らなかった。
ケーキの材料として使う「ホワイトゼノア」は、去年秋、福島県相馬のいちじく農家の方から10kgほど直送してもらった。父の中学時代の同級生の娘さんの嫁ぎ先がいちじく農家だったのだ。か細いツテだ。
いちじくはとにかくいたみ易いので、市場に出荷するものは、未熟で固いものしか受け付けてくれないという。無理を承知で完熟したものを送って下さるようにお願いした。私の直径42cmの銅鍋に山となるほどの量だったが、8時間位かけてじっくりことこと煮て、瓶に詰め、脱気・殺菌して保存した。
とろりとした芳醇で上品な味わいのいちじく、この瓶詰めもだいぶ残り少なくなってきた。
コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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8時間も火をいれるのですね。ビックリしました。
杜さんのジャム拝見していると、いつも
「作りたあ~い病」
にかかってしまいます。いちじくジャム
まだ1度も作ったことないのですが・・・・
春も忙しいけど、秋も忙しいです。
いちじくの水分でゆっくり煮ています。
実りの秋は果物加工の季節ですね。
私も今栗の渋皮煮を作ってます。