採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

人参・ハラペーニョサルサ

2012-08-27 | +野菜系保存食

冷蔵庫にニンジンが沢山入っています。
この春種を蒔き、収穫したもの。
いつぞやのセクシー人参ダンス人参と違ってニンジンらしい形なのは嬉しいのですが、肥料不足/水分不足/放置しすぎなどの理由で、すごく硬いのです。
生でサラダで食べるにはちょっと・・という感じ。
甘さも少なく、セリ科の香りがしっかりして、野生派って感じ。


ちょっとずつ使っていたのではラチが開きません。
保存食の本を読んでいたところ、ニンジン入りのサルサソースがあるみたい。
青唐辛子はいっぱいあるし、これはいいかも! 

最初だし、とレシピに忠実にまず材料をあわせていったら、(見た感じちょっと多いような?と思いつつ)酢を入れた段階で、許容できないくらい酸っぱいことが判明。
(今思うと煮込んだり瓶詰め後の熟成を経ることで、まろやかになったのかもしれない)

この酸味をマイルドにするには・・・。
辺りを見回すと、丁度長野で買ってきたが!
固めで甘さがいまひとつで、どうしたものか、と思っていたもの。

同じ本の他のページに、桃と洋梨のサルサ、というものもありました。
ええい、桃も入れちゃえ

桃を足していくと、今度は辛味が足りないような気がして青唐辛子(ハラペーニョ、セラーノ)も更に追加で刻んだり。
かと思うとトマト分も足りなくなってきて、(生トマトが底を尽き)干しトマトを足したり。
魔女の鍋みたいに、あれこれ追加して、訳わからなくなりました。
しまいには鍋がたぷたぷの満タンに・・・。

■■人参と桃のサルサ
■材料
トマト
自家製干しトマト フードプロセッサーで粉砕
My人参   西洋おろし金でおろす
固め白桃  皮を剥きフードプロセッサーで粉砕  
Myタマネギ
Myニンニク
My青唐辛子(ハラペーニョ、セラーノ)  
酢  いつもはりんご酢のところ在庫がなくシェリービネガーを使用。これが酸っぱすぎの原因か。
砂糖
生姜糖(インドネシア)
オレガノ
塩、コショウ
(本来香菜が入るべきところ、手に入らず省略)

■作り方
(1)人参は西洋おろしがねでおろす。他の材料はフードプロセッサーで刻むのでよい。
 (このことに気づかず青唐辛子をせっせと手で刻んでしまい、あとから手がヒリヒリで大変でした)
(2)全ての材料を鍋に入れて煮込む。
 瓶詰め後熟成するので、気持強めの味でもよい。
(3)瓶詰め・煮沸。


うー。
こう書くと簡単なのですが、何しろ手戻り(材料を追加で手で刻んだり)があって、段取り悪かった・・・。

 

ニンジン

こちらがMy人参。
形はいいでしょう?
でも、固いの。くすん。
ジューシーな市販品より、おろすのも大変でした。 

ニンジン入りサルサ

トマトとおろし人参を混ぜたところ。
この状態でカサで同量程度ですが、トマトはもっと使います。

ニンジン入りサルサ

紆余曲折の末、出来上がり。
あれこれ継ぎ足して、なんか量も増えちゃって、大変でした。

ニンジン入りサルサ

2012/08/18作
トマト、桃、人参などいろいろ入りサルサ


このあと、開封して早速味見したのです。

そうしたら。

作っている時はすっぱすぎるような気がしたのに、何だかパンチの弱い、うすぼんやりした味・・・。
あららー。
やっぱ、お酢きつめ、というレシピには意味があったのかも。 

あと、なんだかほろ苦い。(食べられない程ではないです)
青唐辛子のせいか、もしくはのせいか。
サルサに入れる桃は、以前食べて固くて甘みが薄めだと分かっていたので、特に味見もしませんでした。
ところが、後日生食しようとしたら、苦いものがあってびっくり!
なので苦さの犯人として桃の可能性もあるのです。


桃入りサルサは、ほんのり甘口でやさしい味になるので、方向性は間違っていないと思うのだけれど・・・。
今度は美味しい桃で作ろう・・・。

あ。美味しい桃だったら、サルサに入れようとは思わないか。




■青唐辛子大量消費大作戦2012 
2012年は唐辛子消費、すごく頑張りました。
2011年は最後、冷蔵庫の中や畑で少しダメにしてしまったけれど、この年は完全に使い切った!燃え尽きた!!!

(1)ピクルス (保存食)
激辛が苦手なので種を取って漬け込み。
サラダなどに使えそうですが、収穫シーズン中(初夏~晩秋)は生を使うし、冬はあまりサラダを食べないし、いまひとつ使いこなせないです。

(2)スクッグ (保存食)
中近東風の青唐辛子ペースト。香菜、スパイス、ニンニク入り。
大好き。おでんにもつけたりします。
ハラペーニョで作ると辛味が足りず間の抜けた味になるため、セラーノの方がいいです。

(3)柚子胡椒 (保存食)
柚子皮はナイフで剥いて刻んだ方がいい香りのようです。
ゼスターグレーターでおろしていたけれど、再度作るべきかも。

(4)青唐辛子マヨネーズ (すぐ食べる)
種をとったハラペーニョ/セラーノとマヨネーズをスティックミキサーで粉砕するだけ。
ややゆるい仕上がりになりますが、辛さが抑えられて美味しいです。

(5)青唐辛子ディップ (すぐ食べる)
種をとって刻んだハラペーニョ/セラーノと豆腐のディップ。
豆腐でコーティングされるせいか、辛さマイルドです。

(6)ハラペーニョ入りコーンブレッド (すぐ食べる)
どんな味か想像つかずに作ってみました。
うっすら甘塩っぱいコーンブレッドに、ハラペーニョの軽い辛味が加わり、予想していたよりずっと美味しかったです。

(7)ハラペーニョのクリームチーズ詰め・ピラフ詰め (すぐ食べる)
丸ごと、中味をくり抜いて詰めてみました。
胎座が取り除ききれないため、かなり辛くなります。
やるなら収穫シーズンはじめの頃のものがいいかも。

(8)サルサソース (保存食)
トマトなどと煮込んでサルサソースに。

(9)三升漬け (保存食)
セラーノで作ってみました。

(10)青唐辛子の塩胡麻油漬け (保存食) 
種をとり包丁で微塵切りにして、適量の塩と胡麻油で和えるというもの。
今シーズン一番のヒットかもしれない(自分比)。
ほどよくカリカリとした食感があり、何につけても美味しいです。
緑パプリカを適量混ぜて辛さを調節したところがよかった(辛すぎるのは苦手なため)。 
三升漬けやピクルスにせず、こちらをもっと沢山作ればよかったけれど、シーズン最後の方にようやく発見したレシピで、時既に遅し。

(11)ハリッサ (保存食)
赤唐辛子(チェリーペッパー、中辛なんばん)で作りました。
キャラウェイの風味が印象的な赤いソース。


 

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