冷蔵庫にニンジンが沢山入っています。
この春種を蒔き、収穫したもの。
いつぞやのセクシー人参やダンス人参と違ってニンジンらしい形なのは嬉しいのですが、肥料不足/水分不足/放置しすぎなどの理由で、すごく硬いのです。
生でサラダで食べるにはちょっと・・という感じ。
甘さも少なく、セリ科の香りがしっかりして、野生派って感じ。
ちょっとずつ使っていたのではラチが開きません。
保存食の本を読んでいたところ、ニンジン入りのサルサソースがあるみたい。
青唐辛子はいっぱいあるし、これはいいかも!
最初だし、とレシピに忠実にまず材料をあわせていったら、(見た感じちょっと多いような?と思いつつ)酢を入れた段階で、許容できないくらい酸っぱいことが判明。
(今思うと煮込んだり瓶詰め後の熟成を経ることで、まろやかになったのかもしれない)
この酸味をマイルドにするには・・・。
辺りを見回すと、丁度長野で買ってきた桃が!
固めで甘さがいまひとつで、どうしたものか、と思っていたもの。
同じ本の他のページに、桃と洋梨のサルサ、というものもありました。
ええい、桃も入れちゃえ!
桃を足していくと、今度は辛味が足りないような気がして青唐辛子(ハラペーニョ、セラーノ)も更に追加で刻んだり。
かと思うとトマト分も足りなくなってきて、(生トマトが底を尽き)干しトマトを足したり。
魔女の鍋みたいに、あれこれ追加して、訳わからなくなりました。
しまいには鍋がたぷたぷの満タンに・・・。
■■人参と桃のサルサ
■材料
トマト
自家製干しトマト フードプロセッサーで粉砕
My人参 西洋おろし金でおろす
固め白桃 皮を剥きフードプロセッサーで粉砕
Myタマネギ
Myニンニク
My青唐辛子(ハラペーニョ、セラーノ)
酢 いつもはりんご酢のところ在庫がなくシェリービネガーを使用。これが酸っぱすぎの原因か。
砂糖
生姜糖(インドネシア)
オレガノ
塩、コショウ
(本来香菜が入るべきところ、手に入らず省略)
■作り方
(1)人参は西洋おろしがねでおろす。他の材料はフードプロセッサーで刻むのでよい。
(このことに気づかず青唐辛子をせっせと手で刻んでしまい、あとから手がヒリヒリで大変でした)
(2)全ての材料を鍋に入れて煮込む。
瓶詰め後熟成するので、気持強めの味でもよい。
(3)瓶詰め・煮沸。
うー。
こう書くと簡単なのですが、何しろ手戻り(材料を追加で手で刻んだり)があって、段取り悪かった・・・。
こちらがMy人参。 |
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トマトとおろし人参を混ぜたところ。 |
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紆余曲折の末、出来上がり。 |
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2012/08/18作 |
このあと、開封して早速味見したのです。
そうしたら。
作っている時はすっぱすぎるような気がしたのに、何だかパンチの弱い、うすぼんやりした味・・・。
あららー。
やっぱ、お酢きつめ、というレシピには意味があったのかも。
あと、なんだかほろ苦い。(食べられない程ではないです)
青唐辛子のせいか、もしくは桃のせいか。
サルサに入れる桃は、以前食べて固くて甘みが薄めだと分かっていたので、特に味見もしませんでした。
ところが、後日生食しようとしたら、苦いものがあってびっくり!
なので苦さの犯人として桃の可能性もあるのです。
桃入りサルサは、ほんのり甘口でやさしい味になるので、方向性は間違っていないと思うのだけれど・・・。
今度は美味しい桃で作ろう・・・。
あ。美味しい桃だったら、サルサに入れようとは思わないか。
■青唐辛子大量消費大作戦2012
2012年は唐辛子消費、すごく頑張りました。
2011年は最後、冷蔵庫の中や畑で少しダメにしてしまったけれど、この年は完全に使い切った!燃え尽きた!!!
(1)ピクルス (保存食)
激辛が苦手なので種を取って漬け込み。
サラダなどに使えそうですが、収穫シーズン中(初夏~晩秋)は生を使うし、冬はあまりサラダを食べないし、いまひとつ使いこなせないです。
(2)スクッグ (保存食)
中近東風の青唐辛子ペースト。香菜、スパイス、ニンニク入り。
大好き。おでんにもつけたりします。
ハラペーニョで作ると辛味が足りず間の抜けた味になるため、セラーノの方がいいです。
(3)柚子胡椒 (保存食)
柚子皮はナイフで剥いて刻んだ方がいい香りのようです。
ゼスターグレーターでおろしていたけれど、再度作るべきかも。
(4)青唐辛子マヨネーズ (すぐ食べる)
種をとったハラペーニョ/セラーノとマヨネーズをスティックミキサーで粉砕するだけ。
ややゆるい仕上がりになりますが、辛さが抑えられて美味しいです。
(5)青唐辛子ディップ (すぐ食べる)
種をとって刻んだハラペーニョ/セラーノと豆腐のディップ。
豆腐でコーティングされるせいか、辛さマイルドです。
(6)ハラペーニョ入りコーンブレッド (すぐ食べる)
どんな味か想像つかずに作ってみました。
うっすら甘塩っぱいコーンブレッドに、ハラペーニョの軽い辛味が加わり、予想していたよりずっと美味しかったです。
(7)ハラペーニョのクリームチーズ詰め・ピラフ詰め (すぐ食べる)
丸ごと、中味をくり抜いて詰めてみました。
胎座が取り除ききれないため、かなり辛くなります。
やるなら収穫シーズンはじめの頃のものがいいかも。
(8)サルサソース (保存食)
トマトなどと煮込んでサルサソースに。
(9)三升漬け (保存食)
セラーノで作ってみました。
(10)青唐辛子の塩胡麻油漬け (保存食)
種をとり包丁で微塵切りにして、適量の塩と胡麻油で和えるというもの。
今シーズン一番のヒットかもしれない(自分比)。
ほどよくカリカリとした食感があり、何につけても美味しいです。
緑パプリカを適量混ぜて辛さを調節したところがよかった(辛すぎるのは苦手なため)。
三升漬けやピクルスにせず、こちらをもっと沢山作ればよかったけれど、シーズン最後の方にようやく発見したレシピで、時既に遅し。
(11)ハリッサ (保存食)
赤唐辛子(チェリーペッパー、中辛なんばん)で作りました。
キャラウェイの風味が印象的な赤いソース。
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