福ありと 残りゑびすに 福参り
梅士 Baishi
今日は十日えびす大祭の最後となる残りゑびすである。
福岡県庁前の東公園いっぱいに立ち並んだ幻の商都、
十日えびすの屋台街も今日中には引き払う。
そんな慌ただしい残りゑびすの福やいかにと覗いて
みると、朝から大繁盛、今日も参拝の大行列が並んで
いた。
夕方にも並んでいた。
残り恵比寿も大いに残ったという土俵際だった。
オリンピック開催予定国に対してIOCは、ヨーロッパ
基準による屋内原則禁煙体制を求めている。
喫煙大国ロシアやナンチャイナ共和国もこれに従わ
ざるを得なかった。
日本もこれに従った立法が予定されている。
喫煙設備以外での屋内喫煙が原則禁止となる。
日頃、食事処での喫煙者に不愉快な思いをしている
嫌煙家から見れば大いに結構なことである。
喫煙の自由と言っても、他人に不快な受動喫煙を強
いる権利はない。
そもそも、たばこの投げ捨て、迷惑な歩きたばこなど、
喫煙者のマナーの悪さは改善されることはない。
なぜ、IOCがというと、オリンピック・ムーブメントの役
割上、健全なスポーツ環境の推進という大義がある。
しかし、問題は、競技会場以外についても、一般的な
禁煙制度を要求することや、基準のヨーロッパ中心主義
は、越権と言うべきではないかということにある。
健康志向の高まりと共に、禁煙は基本的な流れであ
るし、良いことであるが、基本的には各国主権の自主
性を尊重すべきである。
方法論としても、喫煙の自由が認められている以上、
過度の規制は好ましくない。
公共の場では、喫煙室の設置と禁煙の原則でよい
だろうが、飲食店やホテルでは、分煙で十分である。
但し、喫煙レストランなのか、禁煙レストランなのか
が一目瞭然にわかる様な表示を求めるべきである。
利用者の選択の自由を保障するためである。
喫煙表示は、喫煙可または時間的場所的喫煙可。
禁煙表示は、全面禁煙。
分煙表示は、喫煙室完備の店という分類でよい。
今やスポーツビジネスの独占的事業体となったIOC
のフェアプレイをどう取り戻すか、大きな課題である。
日本独立宣言・神聖九州やまとの国
新・アジア共栄圏・中村梅士党