重陽の 節句の菊を にほひたく
梅士 Baishi
明日9月9日は、菊の節句である。
大輪の菊を見たいものだ。
一度だけ、一本立ての大輪の菊を咲かせたことがある。
もっとも、重陽の節句といっても、旧暦でなければ意
味がない。
今年の節句は10月2日である。
菊は生命力が強く、健康的で香り高い。
日本の伝統精神を「菊と刀」に象徴する名作があるが、
それにふさわしい花である。
日本人は武士道精神を取り戻さなければならない。
それこそは、競争の精神であり、スポーツの根本精神
でもある。
昔、京セラの経営思想として「アメーバー経営」とい
うものが公開されたことがある。
新しい会計思想としても注目されるべきものである。
しかし、これは容易にまねられるものではない。
なぜなら、経営者と社員の運命共同体というべき強い
信頼関係を前提としているからである。
ただ、コスト意識を持たせるためにアメーバー経営な
どと口にするべきではない。
コスト意識というものは、権限委譲型でなければ釣り
合わない。
まして、パートやバイトを集めて、コスト意識をもて
と言われても場違いも良いところである。
パートやバイトはそれ自体がコストと考えられており、
そのような待遇でしかないからである。
京セラの経営思想の根底には、仏教精神が深く根ざし
ている。
給料をつぎ込んででもいい仕事をしたいというやる気
が京セラの企業文化として育てられてきたのである。
創業者稲盛会長亡き後にもアメーバー型の経営組織が
稼働するのかどうかが正念場となるだろう。
経営者には、徳を裏付ける信仰心が必要なのであり、
それが引き継がれてゆかなければ、結局は腐敗してゆく
ものである。
日本の政治にも、その信仰心が問われているというべ
きであろう。
靖国参拝もできないようでは心許ないことである。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・ 梅士党