ひょろっと針金を伸ばしたような細い茎に赤紫花を咲かせている野菊を見つけた。
これは多分初めて見る野菊・・・・山裾の清水が滲み出す斜面で見掛けた。
群生すると云う程でもなく周りを見廻してみると同じような長い針金茎に白い花も付けている。
帰って検索するとサワシロギク(沢白菊)、白菊の名前のとおり咲き始めは白菊だが、次第に赤味を帯びるらしい。
因みにこちらはまだ若い白菊・・・
こちらはそろそろ終末期の赤紫花・・・これだけ見事に色を変えられると別種かなと思った。
撮影2014.10.30
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キク科シオン属
サワシロギクは本州から九州に分布する多年草、主に鉱物質の土壌からなる貧栄養性の湿地に点々と生育する。
細い地下茎があり、茎は細いがしっかりとしており堅い、葉も堅くて細長く、下部の葉は長い柄があって7~17cm。
の葉は長さ10cmほどで幅1cm前後。縁にはわずかに鋸歯があり、鋸歯の先端は球状の突端となっている。
縁は微細な堅い毛でありざらつき、花は8月から10月にかけて、長く伸びた花茎上に直径3cmほどの頭花を1つ付ける。
頭花の花数は少なく、周辺は舌状花で中心部は筒状花、総苞片は3列で円頭、舌状花は最初は白色であるが次第に赤色を帯びてくる。
分布する湿地に連続性が見られず、隣接する湿地に分布が見られないことも多い。
中国地方では暖帯域に分布するが、東に至ると温帯域にも生育すると言う。
低地の湿原で本種が生育している場合には、歴史のある湿地であることが多いと考えている
おはよう~
サワシロギク、
見たこと無いわ。
ピンクに変わるのね。
寒くなりました。
まりのお散歩が億劫になりそうです♪
歩いてるけど今のところこれ以外では出逢えて居ない。
>寒くなりました。まりのお散歩が億劫になりそうです♪
そうですね・・・でも1日中家に閉じこもって居ると、どうも体調不良にも成りそうでダメですね。
やっぱり田舎人間は野に出ないと何かが狂ってしまいます。
今見られる花は早春花の早咲きばかりですよね。
ほとけのざ、いぬふぐりなど一杯さいて居ます