里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

ムラサキニガナ

2014年07月01日 | 6月の花

 この時期、山裾散歩道で背丈ほどにも伸びた草にやっと赤紫の花が開いた。

朝早くに通ると、花期は来ている様だが、花の開いているのを見付けるのは難しい。

 山裾斜面より細長いっきえお伸ばし、さも、か弱わそうに立ち、何弾にも花序を伸ばし花目を付けている。

花径約1cm程、濃い赤紫のタンポポ状花を一花序に5~6個の蕾を付けている。

この手の花は黄色ばかりだと思っていたのでちょっと驚き。

開花時間は短く、午後2時過ぎると花は閉じるとか??

撮影2014.6.21

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キク科ムラサキニガナ属:多年草

本州~九州の山地に生え、茎は高さ0.6~1.2mになる。

葉は互生し、通常下部のものは羽裂するが、上部のものは小さく披針形となる。

頭花は直径1cmほど、円錐花序に多数つき、下向きに咲く。

頭花は紫色、直径1cmほど、総苞は長さ約1.2cm、内片はやや線形で7~8個。

花柄に腺毛がある。そう果は披針形、黒色、長さ3~3.5mm、細い肋がある。冠毛は白色。

花期は6~8月