
あー、ポルトガル料理でも食べたい気分だな。

ポルトガルのリスボンが出てきた「7月24日通りのクリスマス」を観たからでしょ。

図星だ。

渋谷ならこのお店ね。マヌエル・コジーニャ・ポルトゲーザ。ポルトガルの代表料理・バカリャオ(魚)の炭焼きグリルなんかどう。

お、いいねえ。「7月24日通りのクリスマス」を観て、ポルトガル料理に舌鼓を打つ。絵に描いたようなデート・コースだな。

「7月24日通りのクリスマス」が絵に描いたようなデート・ムービーだもんね。

適当におしゃれで、難しく考えさせるようなところは何にもなくて、観ている間は退屈しないし、笑わせてもくれるし、これ観終わったらどこ行こうって考える余裕も与えてくれるしな。

泣かせのない恋愛映画っていうのも久しぶりじゃない?

日本映画でロマンチック・コメディなんてたしかに久しぶりかもな。

しかも、主演が中谷美紀。

「嫌われ松子」とか「
LOFT」とかとまったく違って、少女趣味の冴えない女を軽々と演じている。

最初はわざとらしくめがねをずらしてかけたり、髪の毛をボサボサにしたりして冴えない乙女を演じてるんだけど、中盤からは雑誌の真似をしただけでいきなり美女に変身。シンデレラも真っ青の学芸会ぶりには腰を抜かしたわ。

その中谷美紀が憧れる王子様は、大沢たかお。この二人なら大人の恋愛映画もじゅうぶん成立するはずなのに、学芸会のカップルに徹してエラい。

冴えないっていえば、上野樹里も冴えない女の子役で出演しているんだけど、年齢的にいえば、彼女が演じるくらいの役を中谷美紀が演じているんだから見ものよね。

長崎の町をポルトガルのリスボンと夢想して歩くなんて、いい年した女には普通できないよな。

できない、できない。いい女の私にはできない。

いや、”いい年した”って、言ったんだけど・・・。

ストップ!それ以上言ったら絶交よ。

でも、長崎っていやあ、日本を代表する観光地なのに、リスボンの明るい町並みと比較されると、冴えない港町って感じで、ちょっと複雑な気持ちだよなあ。

長崎を魅力的に描いちゃあ、夢見ることの意味がなくなっちゃうんでしょ。でも、長崎市も電車くらい、もうちょっとカラフルにしてもいいのにね。

都バスみたいにな。

あれは広告でカラフルになってるだけよ。

だけど、本来はいったい何歳くらいのカップルが観る映画なんだ?

Young & Very Young at Heart?

よく考えたら本格的なポルトガル料理を食べに行くほどの映画じゃないかもな。

長崎とリスボンをチャンポンにしたような映画だからね。

ああ、長崎チャンポンにでもしとくか?


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アメブロで「★試写会中毒★」を書いてますmichiと申します。
只今、gooサンへ一切のTBができなくなってしまい、
更に、URLを載せてもエラーとなってしまうため(コメント覧へのURL表示もエラーになってしまいます 泣)、URLナシでこちらへコメントさせていただきました。
申し訳ありません。。。。
本作品、まさに少女漫画の世界でしたね!
私も漫画の世界に夢中になった時期があったので(笑)
サユリのような気持がわからなくもないんですが、
この年になって冷静に見てみると、
おかしいくらい現実離れした世界ですね 笑
そう思いながらも、昔読んだ漫画を読み返したくなりました。
お2人の会話を読んだら、長崎ちゃんぽんが食べたくなってしまいました。。。。
TBが不調でコメントをいただけるなんて、むしろ嬉しいです。
そういえば、長崎まで行ってなぜかリンガーハットのちゃんぽんを食べた記憶があります。味は、リンガーハットでした。あたりまえですが。
褒めていただき恐縮です。
これからもどんどん遊びにきてください。