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意味を持たない地震発生確率

2024-03-10 10:56:00 | 日記
私の住む四国・徳島は南海地震に備え 地震対策として色々な事が行われています
静岡・愛知・三重の沖が地震源となる東海地震
和歌山・徳島・高知の沖が地震源となる南海地震
過去には連動して発生したことも何度かあり 広い範囲に大きな被害をもたらしています

徳島が大きく影響する南海地震は 30年以内に発生する確率が80%と高確率になっています

ただ少し疑問が有るのは 南海地震の確率は他の地域と違う方法で計算されているという事です
詳しくは知識がないので説明できないのですが・・・
他の地域で確率計算する為のデータに 室戸港沿革史にある古文書の記録がテータとして入っていて
それが高い確率を示す根拠になっています
その古文書に書かれたデータを除いて 他の地域と同じように計算すると
80%の確率が、、、、20%となるんです

20%だから安心と言う訳でもない これを書いている最中に発生するかもしれない
しかし それを恐れていては 裸になって風呂にも入れない
これは国の地震に関する機関でも話題になったが 
発生確率を落とすと 防災の予算を確保できないと政府側が反対した
まぁ 防災の為にやるべき事に 早すぎると言うのは無いかも知れない

今年に発生した能登半島地震については
震度6以上が発生する確率は 2020年から30年間は0.1~3%だった
石川県の広報では その事を売りにして工場誘致を進めていたのです
いかに発表された地震確率が アテにならないかを証明してしまった

確率が80%でも 20%でも 明日発生するか50年後かは解らない
そんな解らない事を発表する必要が無いと主張する研究者も存在します

それが東京電機大学の橋本学特任教授で
・京都大学 理学博士 ・元建設省地殻変動解析室長 など 防災や地震に関する専門家です

こういう人の肩書が どれほど凄いのか解らない素人の私にとって
皮肉にも プロが地震が発生すると言えば・・・来ないだろうと
プロが確率が低いと言えば・・・もしかしたら近いうちに発生するかもと

この橋本学特任教授は まさしく私のような素人が上記のように思うので
現在発表されている地震確率など発表する必要が無いと言っているのです
そんな事より 能登半島地震の例を挙げて 
どの地域も普通に防災をやるべきだと主張しているのです

確かに 地震発生の高い地域から外れていた能登半島では 
地震に備える防災意識が 確率の高い地域より低かったと言えるでしょう

阪神淡路大震災・熊本地震・東北大震災・能登半島地震と 
一瞬で人の生命・財産を奪う大きな地震
日本は 何時・何処で発生してもおかしくない

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