地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

新米です

2021-08-31 12:23:13 | 家庭菜園

今年のお米が出来上がる最終コーナーです。

一晩かけて乾燥したモミをモミ擦り機に移動します。

左上のパイプから規定通りに乾燥されたモミが入ってきます。

写真から外れてしまいましたが、このモミ擦り機には太い煙突の様なが付いていて、そこから籾殻が外に飛び出します。

両腕で抱えるくらいの太くて長いパイプを接続して籾殻を貯める箱に移動します、、、現実には漏れて小さな誇りとなって飛び交います😢

モミ擦りと共に第一段階の選別も行われ、未熟米などがはじかれます(中央下に出ています)

籾殻が外れて玄米となり、右のパイプで別の機械に移動します。

その機械では再度選別が行われると共に計量もします。 入力した重量で玄米の排出がいったん止まります。

これは出荷用の30kgの袋です。 これを規定通りに織り込んで、最後は両端に付いている紙のヒモで括ります。

この袋は出荷する先の農協の袋で、、、、けっこう割高です。

 

昨日、落ちていた体力も戻った感じなので、色々な後始末を少しでもやろうと現地に行きました。

その帰りに玄米15㎏を精米して持ち帰りです。

プロなら玄米を見れば解かるだろうけど、私は百姓モドキですから精米したコメを見ないと、その年の出来具合は分からない。

他の人の米とは比較できませんが、自分が作った米だけで言うと「上出来」です。

着色・欠け・割れ、、、去年よりかなり少ない。。。

実際に食べる時に欠け・割れはあまり気にならないけど、着色(黒・茶)は嫌ですよね。


悪戦苦闘の稲刈り

2021-08-30 10:44:50 | 家庭菜園

異常な長雨で収穫のタイミングが遅れてる稲。

暑いのは解っていたけど、これ以上遅らすことは出来ないと金曜日(27)に一連の作業のスタートをしました。

水が溜まり準備出来ていなかった一部の「縁刈り」からスタートです。

それだけで下着まで汗でベトベトです。

 

やっとコンバインで稲刈りの番ですが、太陽は容赦なく強い光です。

田んぼに出て三時間ほど経って腕を少しまくると

元々、ある程度は畑で焼けているのに、、、、強烈です。

台風で倒れた部分は丁寧な作業が必要で作業速度は落ちます。 

根元が見えない部分が多くコンバインの上に立ちあがり、のぞき込むような姿勢での刈り取りです。

コンバインは丁寧に事前点検整備したおかげか機嫌よく動いてくれてるのが救いでした。

倒れた部分はほぼ刈り取り終了で、残りは普通の刈り取りでホッとします。

ここまでくると気を使う作業は少なくなり、一気にやろうと元気も出てきます。

 

元気は出たが・・・吐き気も出て来た

残りの部分の半分くらいが終わった時には手足の指がツリ始めて止まらない。

田んぼの中では日陰も無いので、モミを運ぶ軽トラに乗り、エアコン全開で休憩です。

 

暑いのは解るけど、そんなに稲刈りが重労働なのか不思議でしょ? 機械化も進んでいるのにね。。。

これねぇ~稲を刈ってコンバインから搬入機を乗せた軽トラに移し替えて、それを乾燥機のある所まで運び、太くて重いホースなどを設置して乾燥機に入れるんです。

これ、手前のホースが暴れるし、色々あるので横で見てる必要が有るので休憩は出来ません。

この作業を田んぼのコンバインから降りて、何度も繰り返すんです。ですから稲刈りして、それを運搬車に搬入する作業を田んぼで繰り返せばいいと言うのではありません。一旦稲刈りの作業が止まります。誰か分担してくれる人が存在すれば作業も早く進み楽なのですが・・・

大袈裟な話ではなくて、作業を分担してやれるなら、経験のある老夫婦でも可能な作業です。それを一人でやると、2倍以上の厳しい作業になりますね。

 

なんとか一枚目の田んぼが終了して、もう一枚の小さい田んぼに移動です。

これも別の日にやれば辛くはないが・・・

なにぶん遠距離家庭菜園の延長での米作り。出来る時に体力の限界まで・・・そんな気持ちが強いのと、その後の乾燥やモミ擦りなどの作業も考えると一気にやれるのなら、その方が作業が少なくて済むと・・・迷ったが強行です

 

別の田んぼに移動する時の写真です。

もう数分で太陽は落ちます。コンバインのライトと軽トラのライトが頼りの稲刈りです。

直ぐ近くに一軒の民家が有り、午後9時までには終了したい。。。

しかし、途中で燃料切れになり、乾燥機に搬入が終わったのは午後10時近くでした。

 

体中が汗とホコリでドロドロ状態。 体力もほぼ限界。

家に帰る元気もなく、お婆さんの家で勝手に風呂に入り、、、すぐに寝てしまった。

そういう事も有ると思い、事前に寝床や着替えなどある程度準備していたのでスムーズに事は運んだが、、、

まったく食欲が無く、一日目は簡単な朝食(コンビニのサンド)だけで、後は水分補給のみ。

 

まだ全行程の40%程度です。 乾燥させたモミを出してモミ擦り機・選別機に、そこから再度選別機にかけて玄米の出来上がり。それを30kgの袋詰めする作業があります。

これも暑さと途切れのないホコリ(すり取られた籾殻)の中での作業です。

袋の口をくくるだけで指先がツリだします。持ちにくい30kgの袋を積み上げていくのも腰や腕に応えますね。

本当に、、、愚痴しか出て来ない作業の連続です。

その最大の原因は・・・人手不足です。 米作りそのものは先にも言ったように機械化が進んでいるので、そんなに重労働じゃない。

作業を交代してくれる人と水や食べ物を補給してくれる人が居れば、、、かなり違いますね。

農協に出荷する30kgの玄米が出来上がれば全行程の80%は終了です。

厳密には正味の重量で30.5kg(袋は別)で玄米の水分量は14.5%以下でなければ受け取ってくれません。

 

後の作業は自分やお婆さんや知り合いが食べる分を15kgの袋に入れます(持ち運びやすいように軽くします)

それをお婆さんの家の貯蔵用冷蔵庫に積み上げます。15kgの袋を24個でした。

後片付けは体力が回復してからなので数日後になります。

モミ擦りなどをする場所にはかなりの量の玄米や籾が落ちています。もったいない気もするのですが、全てをくず米と一緒にして回収してもらいます。鳥や牛がいてるならエサにもなるのですが、何かを考えるとそれに伴う作業が必要で、電池切れ寸前の状態では考えたくも無くなります。

使った機械類も丁寧な掃除が必要です。

なんせ、これから1年は使わないのですから、これを怠ると来年は酷い目に遭います。

愚痴ってばかりですが、これで私を含め何人かは1年間の米の心配は無くなります


藤井王位渭水苑で初防衛なるか・・・

2021-08-25 19:58:15 | 最近のニュースから

将棋の王位のタイトル戦5局目が徳島の渭水苑で行われています。

この王位の挑戦者が豊島竜王に決まった時に、、、、ヤバイと感じたのは私だけではないと思います。

なんせ、、、藤井王位が将棋界で唯一の苦手と言っても良い豊島竜王ですから。

タイトル戦が始まるまでの対戦成績は藤井王位から1勝7敗と、勝てる気がしないほどの大差です。

藤井王位が将棋界に入り始めて壁を感じるかなと思い、その場面を見たくてタイトル戦の挑戦者になった頃から、ライブで全て見ています。

 

初防衛が決まるかも分からない今回の対局は徳島の渭水苑(いすいえん)は散歩コースでも有り、出来る事なら見に行きたいが、、、そういう訳には行きません😢

せめて外から・・・入口付近です

 

ぐるっと回ると・・・

この渭水苑は主要な道路から少し入った公園の隣にあります。周りは住宅地で、すぐ近くに大学もあり学生の低層マンションなども多く立ち並んでいます。

 

残念ながら一度も利用した事は有りません。

ただ十年以上前になるか・・・正月の高級おせち料理を頂いたことが有ります。

とにかく見た目がキレイだったことを覚えています

 

2日目の午前中に戦いの重要な場面になり、藤井王位が優勢になっています。

過去のタイトル戦で、藤井王位はここからが強く、優勢になってからの逆転負けは一度だけで、勝ち切る力を持っているのは凄いとしか言いようがない。

 

残念な事に最後まで見られそうにないんです、、、、

明日から田んぼの稲刈りをする為に夕方には確認と準備に、最低2時間は時間をとられます。

その間に終局したら・・・

 

追記・悪い予感的中 家に帰ってきたら、、、終わってた。一番良い所を見逃してしまった。

豊島竜王は7・五銀で、藤井王位の9・七桂を深く読んでいなかったのか・・・連続の長考になってしまった。

珍しい出来事でしたが、、、藤井王位の優勢を勝ち切るの力は本当にスゴイ


オクラは凄い

2021-08-25 11:04:52 | 家庭菜園

野菜を育ててみて 「この野菜は強いなぁ~」 と感じる野菜はいくつかありますが、その中の一つがオクラですね。

長雨で畑に出る機会が少なかったのも有り、オクラは殆ど利用できていません。

成長しすぎたオクラを取り除いて捨てる、、、これの繰り返しです。

そんな冷たい仕打ちにも負けず、次々と花を咲かしています。

単に塩茹でして食べれば・・・と教えられ、キャベツやトマトなどと一緒にして野菜サラダだと

オクラの額の部分を切り落とし、塩を振って表面の毛を取り除き茹でてみました。

暫くして鍋から取り出すと、、、、茹で過ぎ なかなか上手く行きませんねぇ~


菅首相の続投への道

2021-08-24 09:54:22 | 最近のニュースから

この9月30日に自民党総裁の任期が終了する菅首相。

その日の前に衆議院を解散し、選挙に勝って総裁を続投し、そのまま内閣総理大臣の座も獲得する。

これが菅首相にとり一番の望みでしたが、どうも思い通りには行かない様子ですね。

 

8月22日にあった横浜市長選挙の結果は、、、、かなり痛い

菅首相は負けた小此木(おこのぎ)八郎候補を応援していた。菅首相はこの小此木候補の父親の秘書をしていて、そこから政治家になった。それだけでなく菅首相の選挙区は横浜市の西区・南区・港南区ですからねぇ~。

・自分の選挙区が含まれる地で、

・恩義ある政治家の息子で、

・当人の経歴も申し分ない候補者で、

・菅内閣の閣僚として内閣を支えていた人ですから、普通なら勝って当然の候補者。

それが、、、大敗です。 NHKが開票前に決定するほどの大差です。

この菅首相を選挙の顔として戦えないと感じている自民党の議員は多いでしょう。

 

菅首相にかすかな期待が有るとすれば・・・

パラリンピックが閉会する9月5日頃に東京の感染者が減少している事、そして地方でも感染拡大が止まって減少の傾向が見られる場合だけです。その状況だと選挙に勝てると言うのではなく、自民党で落選不安のある議員たちを黙らせることが出来て、解散に持ち込める可能性が出てきます。

そのケース以外では解散総選挙に進むのは無理筋で、自民党にとり悲惨な結果が待っています。

 

次の自民党総裁選挙に出馬の意向がある菅首相・高市早苗・岸田文雄・下村博文の4人以外で、、、。

国民に人気が高い石破茂と河野太郎について。

石破茂はマスコミに出馬を尋ねられて

「昨年の秋に自民党の総意で菅首相を決めたのだから、菅首相で選挙をするのが筋」

そんな感じの答えでした。 これは捉えようによれば、菅首相を指示した人たち(二階・麻生・安倍)を批判している様にもとれます。内閣支持率が最低の時にこういう言い方をすれば、その責任は菅首相を指示した三大派閣の長に責任があると。選挙をやって負ければ、当然その人たちは責任をとるべきだと。。。

この石破茂の話は全てにおいて、マスコミや国民には分かりやすい理屈になっているのですが、政治家たちにしてみれば当たり前のことをわざわざ口に出していて、回りくどい話になります。 こういう点が政治家仲間から支持されない理由でも有りますね。

ただ、今回の総裁選挙が衆議院開催前に行われ、圧倒的に自民党員の票を獲得すれば、二階・麻生・安倍の誰かが寝返る可能性が有ります。特に最大の細田派(安倍)には安倍人気で当選した人も多く、その議員たちが造反するかも知れない。

まぁ、それくらいの事は予測の範囲内なので、派閥内での締め付けはかなり厳しくなるでしょう。

石破内閣総理大臣は小泉純一郎くらいの勢いが無ければ難しいのは言うまでもない。

 

もう一人の河野太郎も人気は高い。

数日前と同じですが、やはり麻生が問題です。

この人が要職から退く決意をして河野を推薦し、自民党の幹事長の席を安倍の意向にそう人にすれば最大派閥の細田派(安倍)も河野支持に回る可能性はある。そうなればかなり現実味は出てきます。

そういう意味では今回だけでなく、将来的にも石破茂より河野太郎の方が現実味は有るかも知れませんね。

 

ところで、、、話がコロッと変わりますが、日本の首相(内閣総理大臣)の任期の規定が無いと言うのを知ってる人はどれくらい居てるのでしょうか?

憲法にも「任期の規定」が無く、何処を探しても「首相の任期規定」は有りません。

ですから任期が2年とか3年とかは決まっていないのです。

憲法で内閣総理大臣(首相)は国会議員の中から、国会の議決で指名して、天皇により任命されます。

そこにもう一つ大事な事が憲法で決まっています。

それは、衆議院議員の総選挙が行われ、その後に開かれた最初の国会で内閣は総辞職をすると。

そう、、、内閣が総辞職しなければならないのですから、当然その一員である内閣総理大臣も辞職することになり、そこが内閣総理大臣(首相)の任期期限の役目をしているのです。

衆議員議員の任期が4年ですから、総選挙も最長で4年に一度は行われ、その度に内閣は辞職するので、内閣総理大臣も一回の最長は4年と言うことになります。

 

それじゃあ~2回・3回・4回と続ければ永遠に首相の座に居続ける可能性がありますよね。

ところが党規と言うのが有り、自民党では2つのルールが任期に関係します。

1つは党首(総裁)を首相候補にする事。

2つ目は党首は3年で連続で3期まで。

首相に指名されるのは党首で、連続3期まで最長9年間と言う事です。つまり首相の任期も最長で9年間となります。

ただ前任者が途中で辞めて、その残りの期間は含まれません。

これは党規なので変更される事も有ります、ですから日本の首相も同じ人が10年・20年と続く可能性もゼロではありません。

では、、、もしも天皇が任命しなかったら・・・

これは大騒ぎになりますなりますよね。しかし、天皇は政治に関与することは出来ないので、国会で内閣総理大臣に指名された人は「天皇の任命はセレモニーなので、それが無くても問題ない」としますね。

憲法で想定されていない事は多々あります。そろそろ日本人が自分で考える時かも知れませんね。