長く藤井聡太名人の将棋を見ていますが
たぶん、、、初めて見る展開で序盤から中盤に差し掛かっています
将棋名人と元名人のハイレベルな戦いのはずなのですが
誰が指した将棋なのかを隠して見れば 将棋好きのオッちゃんが指したのかと思ってしまいます
私の様なボンクラには それくらいスキだらけの手順に見えますね
もちろん現実は両者ともに 一部の隙も無い差し回しです
現在は夕食休憩(30分)に入っています
AIの形勢判断は50対50 昨日からの将棋で いまだに五分の状態と言うのも凄いですね
藤井聡太名人のが勝つパターンは色々と有るのですが
序盤の駒組みから中盤でリードすれば そのまま押し切る横綱相撲は少ないんです
確かに対戦する相手は激しい予選を勝ち抜いた人たちばかり 絶好調のプロ棋士相手ですから 流石に藤井聡太名人と言えども そう簡単に形勢リードは難しいようです
藤井聡太名人が中盤の終わり頃から見せる「悪魔の誘い」が恐ろしいんです
AI診断を見ていると 最善手とは違う一手でも 1%~2%の差です
短時間で数百億手も考えるAIで その程度の差しかない一手が数手あります
しかし藤井聡太名人の選ぶ道は 一手の最善手以外は－10%とかー20%とかで 一手間違えば谷底に落ちてしまいます
そんな危険な道を選んで通るんです
もちろん それは両者に言えることで 超危険な道が続きます
そんな危険な道に誘われても 相手もトッププロ 逃げる訳には行きません
緊張する時間が最終まで続く危険な道 今回もそうなりそうな気がします
これを書いてるうちに 休憩時間が終わりました
私も書くのを止めて 見学です
追記
夕食休憩後に藤井聡太名人が長考に入りました
この局面 AIも解説者も2七歩(赤丸)が最善手と・・
この歩を2七に移動しないと 将来に桂馬を打たれて 厳しい状態になります
しかし藤井聡太名人が選んだ一手は6五歩・・これ素人ならたぶんこの一手
AIは－6%の評価で 豊島将之九段有利と・・
これが迷路に誘っている一手なのか・・・
