地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

身元引き受け人は、、、、

2017-07-07 13:20:00 | 日記
友人と言うには、正直なところ少し抵抗があるのですが。

その友人は犯罪を犯し刑務所暮らしだったのですが、刑の満期前に仮釈放されて、10日ほど前に出てきました。(blog6/28出所・・)

身元引き受け人は奥さん。
奥さんの親も寛大な人で、一連の出来事を受け入れてくれたそうです。
良かったな、そう思ってた。

しかし、その状況は1週間も持たなかったみたいです。
奥さんの心境に変化があったのでしょう。 

私の感覚では、たぶん、仮釈放の日より前から、変化が有ったと推測されます。

受刑者の心の支えでもある仮釈放をもらえるのに協力しただけ。
それだけでも感謝して欲しいって感じですネ。

これって、、、、
身勝手な話と思われますが、こんな身元引き受けはやらない方が良い。 

本人が望んでも断るべきです。 

奥さんの心境の変化が仮釈放の手続きに入ってからのタイミングで、言い出せ無かったのかも知れませんが、、、、

頼る人も無く、仕事も簡単には見つからない仮釈放中の男。
そんな人間を社会に出して
「さぁ、ここからは自分で生活して行け。」、、、これは難しい。

中途半端な手助けは、梯子をかけて屋根に登らせた後で、梯子をはずす様なものです。

私も身元引き受け人の経験は何度か有ります。

しかし、その時の自分の状況を考え、対応の内容は異なります。

経済的に、また現実の住まいの状況を考えて、相手に知らせます。

一人の男をまる抱えの時も有ったが、その時は自分にその能力が有ったからです。

また、自分の状況が悪い時は、私の近くで安い借家に住まわせ、当人に生活保護を受けさせました。

ところが、、、、
生活保護と言う方法が使えないみたいですネ。
法が変わったのか、自治体によって違うのか、今は解らないのですが、大阪はダメみたいです。

身元引き受けした人に面倒を見てもらいなさい。。との考えみたいです。

これは従来の「身元引き受け人」の解釈とは違います。
でも、これが本来の姿だと、私は感じています。
安易な気持ちで、名前だけの身元引き受け人はやらない方が良い。

梯子を外された人のとる行動に、選択出来る道は少い。

組織に縁のある者は組織を頼り、それもない者は犯罪を犯す。

善良な人達から見れば、なんて短絡的で身勝手な考えと思うでしょうね。

結果から考えると
「普通の善良な人達」とは思考回路が違うから、刑務所暮らしに成った人間だと言う事なんです。

刑務所は更生施設じゃない‼

残念ながら、今の私に彼を助ける力は無い。



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