上野で美術展3つ、早歩き3時間

日曜日に東京で映画を見たけど、第一目的は美術展『世紀の日本画』
前期が2/25までで2/26から作品が総入れ替えとなるのでその前に何としてでもとやっと出かけた。

行ったら、ほかにもすごい日本美術の作品展が行われており、
それらを全部みると何かもらえるらしいスタンプラリーの台紙をもらった。

もらえる、やっときた上野、で、欲を出して３つ観ることにした。

映画の時間も迫るけど、作品数も多く、とにかく早足。まるでウォーキング大会なみ。
で、結局休むことなく3時間歩いた。

ウォーキングシューズで来ればよかった。それに万歩計もつけとけばよかった。

そもそも東京ってところは、やけに歩く。公園も広いし電車の駅構内でも階段がやたら多く、
それにこの日は東京マラソンも行われていたので、日比谷は横断歩道が渡れず、
あと少しで映画館というところで、地下道を延々下ってそして登って・・・・
ベビーカーを抱えて上る若いお母さん、力強いと思う。

きっと東京に暮らす人たちは、健脚なんじゃないだろうか。

車がないと生活できないという地域のほうが、地下道や歩道橋で遮られないし
車に頼るあまり運動率が少ない事がある。

それで美術展は、すごいの一言。
教科書に載っているような作品がぞろぞろ。
本物は迫力が異なる。一見にしかずだ。生きてるうちに見れてよかったと思うこの頃だ。

それに、予定していなかった『人間国宝展』。
大昔の文化財に指定されている作品と、その横に現代の人間国宝の人が作った作品が並んで展示されている。
どちらも気が遠くなるほど素晴らしい。
手間を惜しまず美を追求し続ける、圧倒的な熱意が押し寄せてきた。
なかなかこんな風に生きられないと思う。
この日曜日が最終日。とてもラッキー。

で、何がもらえたかというと、展示物を写した絵葉書が一枚。
ま、いいか。
お陰様で豊かな一日になったし。