週末は長野県の諏訪界隈で雪遊びをしてきました。
1月21日(土)
本日は雪遊びの横綱「入笠山」を目指します。
入笠山はゴンドラで一気に山頂近くまで上がり、のんびり雪の登山道を散策できる雪山の入門の地として大人気!しかも途中のゲレンデ状の斜面でソリ遊びまでできるらしく、この日のためにヒップソリまで買い(といっても数百円ね)遊ぶ気満々で出発です。
入笠山のゴンドラは8時30分が始発なので、それまでに到着すればよく、山歩きにしてはノンビリと埼玉の家を出発できるのも嬉しいな~・・と思っていたら、須玉でチェーン規制チェック渋滞にハマり、40分くらい余計に時間がかかってしまったー。関越でも同様のチェックがあるんですが、チェックシステムの違いか、交通量の違いか、いつもあまり渋滞なくサクサク進むんですよね。いったい何が違うんだろう?
雪の散策路を進むと鹿避けゲートが登場。その横を抜け、更に進むと・・
ここから樹林帯の雪の散策路を進むと・・・
ここから、いよいよ登山道らしき登り道になります。
このあたりからチラホラと山頂へ向かうハイカーさんが現れ始めました。ほぼ皆さん、スノーシューやワカンを履いています。ちなみに我家は長靴でしたが、登山道はほぼ圧雪状態で、まーーったく問題なくサクサク歩けましたよ。
雪の樹林帯を進むと、岩コース(右)、岩迂回コース(左)の案内板が登場。先行していたスノーシューの人が迂回コースへ進んだので、私達は岩コースへ。
ここから山頂までの距離はそう長くはいんですが・・・
景色がとにかく綺麗なんです。
あっちを見ても、こっちを見ても、
どこを見ても、美しすぎます。
青空と雪の織り成す魔法のような世界です。
そんなこんなで、夏場の高山植物同様に写真撮影で先に進めず。
11:15山頂にやっと到着しました。
記念にパチリと一枚。
これだけ青空なのだから、さぞや360℃周囲の山々も見えるハズ!
・・・と思いきや・・
入笠山の周辺は青空だけど、見える山々の殆どに黒い雲がかかっちゃってます。すぐ近くの八ヶ岳さえも雲の中。まぁー、真冬にありがちの光景ですね。
でも諏訪湖がよく見えたので大満足。
山頂の気温は-6.5℃でした。思ったほど寒くないなぁ。時折やや強い風が吹き抜けるので、その時だけはチョット寒いです。景色を眺めながら熱々のココアをいただきます。
たっぷりと景色も満喫したので、名残惜しいけれど帰りましょう。
迂回コースはスノーシュー組が続々と上って来る予感がするので帰りも岩コースを歩きます。
分岐を過ぎたマナスル山荘の近くからは、スノーシューorワカンの皆さんが続々と。中にはアイゼンの人もいましたが、ほぼ8割スノーシューでしょーか。長靴は私達だけ。こんなに歩きやすいし、ドロ道もOKだし、冬用の長靴はいいよぉ。何で関東界隈の人は誰も長靴履かないんだろ~??お洒落じゃないからかな?
さぁー、この後はお楽しみのヒップソリタイムです。最初はマナスル山荘近くのゲレンデ状の所で遊ぼうかと思ってましたが、誰も遊んでいなかったので(犬だけが走り回っていた)、ココでソリをやっていいものか不安になり山彦荘まで移動。
山彦荘前の入笠湿原ではヒップソリで遊ぶ人、犬を走らせる人、ツアーの団体さんも遊んでいたので、ここでチョットだけ遊ばせていただく事に。
ソリなんて子供の頃以来でドキドキ~、
うまくできるかどうかじゃなく、良いトシこいて、こういうもので遊ぶという羞恥心がねぇ。
我家のおじさんは何の躊躇もなくウホ~ッッ!と奇声をあげながら滑り降りてゆきます。
ところが、雪の無い所で生まれ育ったオジサンはブレーキのかけ方も進路変更の仕方もわからず回転して転ぶ転ぶ。
挙句にスピードに乗ったまま木道に激突!お尻を強打してもがいていました。
ま、仕方ないので、ここはひとつ雪国で鍛えた私の華麗な(!?)ソリテクを見せてあげましょう。
ソリでたっぷりと遊んだので、そろそろ本当に帰りましょ~。
13:30ゴンドラ山頂駅まで戻って来ました。
ここからはゴンドラに乗ってイッキに下山です。
いやー、楽しかったな久し振りのソリ遊び・・じゃなく、入笠山の山歩き。初夏の入笠湿原はスズランの群生が綺麗らしいので、その時期にもぜひ行ってみたいなぁー。
そして、なんと、この日は・・・初めて下諏訪のお宿に泊まります!
諏訪は何度か訪問していますが、お宿に宿泊するのはナントお初です。いつも冬場でも車中泊なんですが、今年の冷え込みっぷりに怖気づきました。
さぁー、明日は雪遊び第二段ですよ!
→つづく。