はしご湯別館

はしご湯のすすめは引っ越しました

浅間外輪山・黒斑山

2016年04月11日 | 【山】草津・四阿・浅間
天気の良かった日曜日は、浅間山の展望台「黒斑山」を歩いて来ました。


・・・そうです。

先週の浅間隠山でのガスによる眺望ゼロの鬱憤を晴らすために、
「ここまで近づけば、いくらなんでも浅間山は見えるだろう」って事で
ノコノコと車坂峠までやってきました。我ながらシツコイというか、なんというか・・。


で、結果は・・・



満足!!


浅間山へは登れなくていいんです。
浅間山を眺めるのが好きなんです!




2016年4月10日(日)


5:20頃、早朝のビジターセンター併設駐車場へ到着。

ビジターセンターは冬季閉鎖中。
道路を挟んですぐ向かいの高峰高原ホテルの横に真新しい印象の公衆トイレが見えたものの、
トイレは途中のコンビニでお借りしたので、使用可能か、また内部の様子は未確認です。



5:44高峰高原ホテル向かいの登山口より、身支度整えて出発~。
ちなみに登山口~登山道は昨年綺麗に整備されたようで、
登山届けポストやベンチ、要所要所の標柱など新品ピッカピカでした。

今回歩いたコースは行きに「中コース」、帰りに「表コース」でしたが、
歩いた感想としては、「表コース」の往復が良かったかな・・。


中コースは主に暗い樹林帯の中を進みます。
なだらかな登りと平行移動をダラダラと・・といった印象です。



途中少しだけ視界が開ける箇所もありましたが、ほとんどは樹林の中。

雪は主にザクザクとしたとても歩きやすいもので、
所々に完全凍結のアイスバーン箇所もありましたが、
足を置く場所を選べば問題なく、容易に回避できる程度です。



6:44表コースとの分岐。
ここで表コースを歩いて来た単独の男性と会いました。本日遭遇した第一ハイカーさんです。
ただし、以降、帰路の途中まで他の人に出会う事はありませんでした・・。



ここからバーンと視界が開け、目の前に雄大な浅間山が現れます。
ここから先、待ち望んだ浅間山の雄大な景色にコーフンし、
デジカメばっかり撮って、まったく足が進まなくなりました。



遠くには町並みや八ヶ岳も見えましたが・・春霞ですね。
肉眼では見えたんですが、画像には全然写らないや~。



6:56トーミの頭。ここからの浅間山も凄い。
鼻曲山や四阿山で見た浅間山も「大きい」と思ったけれど、迫る距離感がまったく違う。



いや、もぅ、いくらでも眺めていられますよ。



これから歩く尾根道も見えます。



黒斑山への尾根道は針葉樹の緑が気持ちよいです。



立ち枯れの木と浅間山。



浅間山を見守っています。



・・というより監視しているのかな。



7:11黒斑山!目の前に浅間山の雄姿が迫ります。



今は歩く事のできない登山道が白く雪で点々と浮かび上がっていました。



誰もいない静かな黒斑山で、久々にカップ麺の朝食。
周囲の木々を小鳥達が飛び回り清々しいです。



目の前には浅間山。



念願の眺望、そしてお腹も満たされ・・・
大・満・足!



8:03名残惜しいけれど帰ります。



トーミの頭から、槍ヶ鞘へ。



8:31槍ヶ鞘。ここからの眺めも良かったなぁー。
「表コース」を登りで使うと、この槍ヶ鞘へ飛び出すので、
尾根の鞍部から横入りする形になる「中コース」より感動が大きいと思います。



かまぼこ型の避難小屋(シェルター?)もありました。
急な雷雨でもコレがあれば安心度が全然違うと思う。



表コースは針葉樹が明るく、雪はサクサクで歩きやすく、気分良く歩ける道でした。
往路もこっちにすればよかったな~~。



所々展望が開ける箇所もありました。
本日で今季の営業を終了するゲレンデから賑やかな音楽が聞こえてきます。



あの山はどこだろう?四阿山かな?



9:24登山口へ戻って来ました!

初めて歩いた黒斑山。さほどキツくなく、歩きやすく、なにより眺望が素晴らしく、
ゆったりとした山歩きが楽しめる素敵な山と思いました。



今回山中で擦違ったハイカーさんは、
往路では単独男性ひとりのみで、メジャーな山にしては少ない印象でしたが、
復路の槍ヶ鞘以降ポツリポツリと擦違う人が増え、最終的には10数組でした。



駐車場の車と擦違ったグループ数はほぼ同じ。
とすると、ほとんどの人が表コースを登りに使っているのでしょーか。


さて、9時半に下山を済ませたわけですが、ここで予想外の問題が。

なんと、汗流しに目当てにしていた温泉が11時からだったんですよーーー!
ならばと場所を移動して、次の温泉へ行くも「12時からで~す」。



ショック・・。



なので、確実に入れる日帰り温泉施設にお邪魔しました。
バリ環で、塩素ムンムンでしたが、サッパリとしたのでよしとしましょう。



昼食は地元食材を使ったハンバーグランチ。美味しかったです。