幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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アフラックの最新CMに疑問が 生命保険の万華鏡

2014-05-13 01:56:17 | ブログ

アフラックの最新のCMをご存知ですか?

http://www.aflac.co.jp/corp/cm/tvcm/ アフラックの5月からのCM

ブラックスワンとホワイトスワンが保険は必要ない、必要とのやり取りをしているCMで、今回は保険が必要ないと言っていたブラックスワンが入院しています。こともあろうにブラックスワンが保険に入っていました。ホワイトスワンが見舞いに来た時、ブラックスワンがホワイトスワンを「良いやつ」とつぶやきます。疑問が浮かびました。

1)ブラックスワンは保険に入っていたことを知らなかった

2)ブラックスワンは保険に入っていながら、保険は必要ないと言っていた

CMからは1)のようですが、そうすると本人が知らないのに保険に入っていることになります。ホワイトスワンがブラックスワンに黙ってブラックスワンの保険に加入したことになります。

アフラックの保険は本人に無断で入ることができるのでしょうか?との疑問です。前に企業が社員に無断で生命保険に入っていて、社員が死亡時に会社が受け取っていたことが問題になり、裁判にもなりました。その後は、会社が社員に承諾を得るようになったようです。

2)だとするとブラックスワンは自分で保険に入っていながら、CMで保険は必要ないと言っていたことがあります。自分で保険に入っていればホワイトスワンを「良いやつ」と言うことはないかと思います。

前にある保険会社のCMに、ダウン症の子供を抱きしめながら、保険を薦めるのがありました。ダウン症の子供のための保険に入るような印象を与えましたが、ダウン症の子供には医療保険や学資保険に入れないので、一部から抗議があったようです。

CMはイメージを与えることが大切ですが、イメージがその商品の持っている実態とかけ離れている場合があります。例えば煙草のCMでは大自然の環境の風景が映し出されています。消費者に”優良誤認”を与えている場合があります。多くのCMはこのぎりぎりのところで、消費者に良いイメージを与えるようにしています。 消費者庁の”優良誤認”の説明。

http://www.caa.go.jp/representation/keihyo/yuryo.html より

景品表示法第4条第1項第1号は,事業者が,自己の供給する商品・サービスの取引において,その品質,規格その他の内容について,一般消費者に対し,
 (1) 実際のものよりも著しく優良であると示すもの
 (2) 事実に相違して競争関係にある事業者に係るものよりも著しく優良であると示すもの であって,不当に顧客を誘引し,一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められる表示を禁止しています(優良誤認表示の禁止)。 

ビデオ「自殺者1万人を救う戦い」の監督のダイグナン氏が、ビデオの中で日本は生命保険の受取人がお金を貸している業者などができるのはおかしいと指摘されていました。また、自殺すると生命保険金が降りるのもそのための自殺者を増やしており、おかしいと指摘されていました。自殺した人の遺された人にお金の保証があることは救いでもありますが、お金のために自殺するならそれは悲しみでもあります。

ほとんどの生命保険は、健康でないと入れません。最近、病気でも入れる保険が出て来ましたが、制限や掛け金が高いなどあります。

生命保険が本来支払うべき保険金が未払いになっていたことがあり金融庁から保険会社に改善指示がだされました。事務的な手続きだけでなく、加入時に告知しなくても大丈夫と言っておきながら、支払い時に加入前からの病気だから払わないとなり、保険会社と加入者で問題になりました。言った言わないの問題で担当者が勝手にやったのか組織としてやったのかが問題になりました。言った言わないはいろいろなケースで起きるので、そう言う時は一筆書いてサインをして貰うことでしょう。

保険に入っていても自分から申請しない限り、保険金は支払われません。加入時は優しく、支払い時は冷静にではなく、加入時は冷静に支払い時は優しくあって欲しいものです。