幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

苦手なことにチャレンジ シャンソン習い始めました

2014-05-03 03:22:56 | ブログ

諸葛孔明の言葉

学ぶことによって自分の才能を開花させる 

自分のどこにどんな才能があるかわからない。

自分がそのことをできないのは、それに取組まないから。

最初から才能があるのではなく、学び続けることで才能が開花するとの意味だそうです。確かに一流と言われる人は、そのことに一日8時間も毎日かけています。


10数年前から、苦手なことややったことがないことにチャレンジして行きました。

一つは、とても苦手な歌でした。いわゆる音痴です。人が歌っていて外れているのはわかるのですが、自分が歌っていて外れていることはわからなかったのですが、周りからひどいと言われ、人前では決して歌わないで来ました。


飲みにいくとカラオケがあったりすると嫌な気分になりました。一度、どうしても歌わないといけない時は、あまりにもひどい?気の毒?と思ってか他の人が歌ってくれました。


当時二次会のスナックなどは必ずカラオケでした。カラオケを歌いたい人は皆に薦めます。中にはずっと断っていて仕方ないなと言いながら歌って、とても上手い人がいます。私に言わせると「上手いんだったら、断らずに最初から歌え!」と思いました。


あるとき、社会保険センターの講習会の案内に、「歌を基礎から学びたい方、ボイストレーニングから」との(演歌の)カラオケの案内がありました。よくTVで音痴を直すコースだと思って申し込みました。ところが歌の上手い方がもう一度基礎からボイストレーニングを学ぼうと思う方が多かったです。20人ほどのクラスでした。幸い、私のような勘違いした人がもう一人いました。一人でないのは心強かったです。音痴で歌うのはとても恥ずかしいですが、私を知っている人は誰もいないからいいやと思いました。


2時間×2回/月でした。30分発声練習をしました。ドレミファソラシドをピアノに合わせて発生しますが、合っているのかどうかわかりません。30分歌の説明をして、後はみんなの前で一人ずつ歌うというものです。練習しないと歌えません。CDを何度も聞いて練習してもなかなか歌えません。


カラオケを習って1年ぐらいした時に、二次会でスナック行った時に、やはり皆に薦める人がいました。いつもは最後まで断るのですが、カラオケ習っていたので、少しは歌えるかなと思い歌い始めました。歌い始めると、積極的に薦めた人の顔色が変わりました。あきらかに薦めて悪かったとの表情でした。「だったら薦めるな!」と思いましたが。


カラオケの講習会受けて歌えないのかなと思っていたある時、友達が「カラオケボックスに行けばよい」と言ってくれました。それまでカラオケ店は一人で行くところでないと思っていました。行ってみると、カラオケ機には採点機が付いていました。自分で外れているのがわかりませんので、その採点機の点数をチェックすることで点数を上げるようにしました。Plan-Do-Check-ActionのまさにCheckです。


ある時、いつもと違うカラオケ店に行って練習しました。採点機で点数をみると、何時も出ている点より20点ほど低いです。少し歌えるようになってきたかなと思っていた自信を失ってしまい落ち込みました。そしていつも行くカラオケ店に行くと以前出た点数がでました。つまり、その店の採点機のキャリブレーション(調整)が出来ていなかったのです。そこで学んだことは、言葉は誰が言うかによって重みが違う。キャリブレーションされていない人の言葉は気にしないようにしようと思いました。


一人カラオケだと、演歌なら1時間に11回歌えます。新しい曲になると、CDで何度も聞く、カラオケで歌って採点機の点数を確認する。またCDを聞く。カラオケで練習する。の繰り返しで、少しずつ歌えるようになってきました。点数を上がって来ました。自分が歌っていて、音が外れるのがわかって来たのは、講習会で250時間、カラオケ店で250時間、合計500時間ほど練習してからでしょうか。音痴だったけど歌うことは好きだということも知りました。それと音の高さを調節するキーコントロールも歌いやすさに影響することもわかりました。それまでは、キーを上げてとか下げてとか言う人に、何をかっこつけて言っているのだろうと思っていました。しかし、自分に声に合ったキーがあるのだと言うことがわかりました。夏川りみさんの歌のキーは歌っていて気持ちが良いです。


秋山仁氏(アコーディオンを学ぶ)も同じような体験をされていました。

・子どもの頃から音感が悪い

・続ければできることを証明したくて練習を欠かさなかった

・毎日30分練習

・週の半分は講演、その時も13kgのアコーディオンを持参が宅でホテルに送付

            ↓

・聞くに堪えないと言っていた友人も誉めるまで

・講演時にアコーディオンを演奏→幅が広がって

・ひと弾きすると疲れが癒えて気持が切り替わる→新しい趣味

カラオケを10年ほど習い、その先生の発表会でも数回でました。人前で歌うことが出来るまでになりました。音痴でも歌ったら。誰も聞いていないと上手い人は言いますが、音痴にはそれは出来ませんでした。音程はまだ不安定ですが、人前で歌う度胸だけはつきました。それと会社の部下だった方の結婚式に祝辞と歌をとあったので、歌いました。

そのカラオケ教室は演歌なので、自分の歌いたい歌でなかったので辞めましたが、カラオケで歌う楽しみを得ることができました。飲み会でカラオケがあっても嫌な気持ちにはなりません。やはり歌うことに時間をかけてこなかったのだと思いました。どんなことでも500時間かけるとそこそこ行くのだと。苦手なことは実は時間をかけて来なかったことで、得意なことは時間をかけたことなのだと言うことも学びました。

退職して、NHK放送大学の自習室でWebサイト作成などしていました。その同じビルに読売文化センターが入っていて、ふと案内を見るとシャンソンの講習会がありました。そうだ、始めてみようと思い申し込みました。まだ始めて間もないですが、シャンソン(日本語)を歌うのも楽しいなと思っています。カラオケで練習したので、今回シャンソンにも申し込めたのだと思います。人ととの比較ではなく、今の自分と未来の自分との比較を楽しみにしています。