幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

医者任せにしない  自分の病気を知る 

2014-05-12 01:26:59 | ブログ

ご近所のおばあさんが新しい班長さんになったということで挨拶に来られました。

杖をついておられました。暫く入院されていたそうです。腰が痛いので、近くの整形の病院に通院していたそうです。そこでレントゲンを撮りヘルニアと診断され治療を続けましたが、2か月経過してもよくならずますます痛くなってきました。何かおかしいと思い、入院をしたいので紹介状を書いて欲しいと先生に頼みました。先生は最初は渋っていたそうですが、何とか紹介状を書いてくれました。そして大きな病院に診て貰いました。MRIを測定し、診断は圧迫骨折で入院になりました。退院し、杖を突きながらでも歩くことができるようになったそうです。転院していなかったらどうなっていたか。

会社に入社して5年目に一週間の研修がありました。結婚していたので、家内は実家に帰りました。実家に帰ると、母が寝ていました。尋ねると「なんとなくだるくてしんどい。近くの医者に診て貰ったら『疲れでしょうから休むように』と言われた」とのことでした。家内は、疲れにしてはおかしいと思い大きな病院に連れて行きました。その時に、心臓だったら直ぐに対処する必要があると思い、循環器センターに連れて行きました。直ぐに入院してくださいと言われ、体重計に乗った時点で発作が起きました。心筋梗塞でした。歳を取ると心筋梗塞もいわゆる胸を締め付けるような痛みではないそうです。直ぐに集中治療室に運ばれ、家族を呼んでくださいと言われました。幸い、乗り切ることができました。それから30年経過しましたが元気です。循環器センターで倒れたので、かつ集中治療室があったので助かりました。近くの医者の診断を信じていたら亡くなっていたでしょう。

会社の先輩の奥さんが体調が悪いので医者に行きました。ところが腎不全と診断できなくて、直ぐに対処ができず亡くなりました。直ぐに透析など適切な診断と処置があれば助かっていました。

生理痛が痛いとのことで、ネットで調べた女医さんに診て貰いました。男性の医者は避けたいとの思いだったそうです。問題ありませんとのことでした。いろいろ質問したら、その女医は怒ってしまったそうです。しかし、痛みはなくなるどころがより痛くなりました。3か月我慢して別の病院で診て貰いました。ひょっとすると卵巣がんかもしれないとのことで心配したそうです。MRIを取り、結果は子宮内膜症によるチョコレートのう腫ということでホルモン療法を試み、小さくならなければ手術で取るのがよいとの診断でした。痛みは弱くなりました。女医の言葉を信じていてそのままにしていたらもっと悪くなっていました。この経験を友達に伝えたそうです。その友達も生理痛がひどかったそうで、医者に行ったら卵巣がんということで手術を受けました。遅れていたら死ぬリスクが高くなっていたでしょう。

全ての医者が常に正しい判断をするとは限りません。日本の医療制度では、患者が医者を変えることができます。おかしいなと思ったら、医者を変えてみるのも一つの選択肢なのだと思います。そのためには、自分の病気を知ることが必要なのだと思います。

ある人が、体調が悪くて医者に行っても原因がわからず、よくなりません。医者を何度か変えましたが同じく原因がわからずよくなりません。自分の症状をネットでいろいろ調べたら、ある病気の可能性がでてきました。その病気の専門の先生もわかりました。その先生に診て貰ったらところ、やはりその病気でした。先生から「よくわかりましたね」と言われたそうです。何人かの医者もわからなかったのですから。

メルクマニュアルには最新の病気についての情報が掲載されています。治療方法についても記載されています。http://www.msd.co.jp/merckmanual/Pages/home.aspx

医薬品医療機器総合機構(PMDA)のWebサイトにお薬の説明書(添付文書)が掲載されています。医者はこの説明書の中から患者さんに説明しています。http://www.info.pmda.go.jp/info/iyaku_index.html

医者も誤診がある。医者もレベルは様々である。名医も最初は新人である。医者が悪かったと医者のせいにするよりも、医者にも色々な人がいる。医者にも限界がある。医者にとっては一人の患者ですが、自分にとっては100%その病気と闘わなければなりません。自分の病気は自分で知り、話ができる医者を選ぶことなのだと思います。