「太陽の金の林檎」は、かつて愛読したレイ・ブラッドベリの短編のタイトルにもなっている。原題は“Golden Apples of the Sun”で、これは W.B.Yeats(1865-1939)の“The Song of Wandering Aengus”「さまようイーンガスの歌」の一節から取られているとか。
幻想的な詩で、最後の一節に“silvery apples of the moon”という語句と“golden apples of the sun”という語句が現れる。
読んでみると、“golden apples” はやっぱり、オレンジやトマトよりリンゴの方がイメージに合っているような気がする。
ところで、「黄金の林檎」は古くから言い伝えられている言葉で、ギリシアの昔からある。ドイツ語やヘブライ語、ロシア語などでは「黄金の林檎」は「オレンジ」を意味するとか。筆者もブラッドベリの「太陽の黄金の林檎」は最初は「オレンジ」のことかと思った。
また、「一日に一個の林檎は医者知らず」というようなことわざがヨーロッパにはあるように、林檎は特別な果物のようだ。
一方、トマトの学名は“Solanum lycopersicum”というが、前半の“Solanum”はラテン語の“sol”(「太陽」の意。スペイン語も同じ)に由来するという有力な説がある。そうなると、「太陽の黄金の林檎」はますます「トマト」になってしまうのであった。
ポチッとクリックすると、何かが起きる(かも)。
↓↓↓
スペイン語 ブログランキングへ
スペイン語とともに考える英語のラテン語彙の世界 (開拓社言語・文化選書)
天界航路―天野芳太郎とその時代 (1984年)
インディアスの破壊についての簡潔な報告 (岩波文庫)
はじめてのスペイン語 (講談社現代新書)
コスタリカの歴史 (世界の教科書シリーズ)
人名の世界地図 (文春新書)
幻想的な詩で、最後の一節に“silvery apples of the moon”という語句と“golden apples of the sun”という語句が現れる。
読んでみると、“golden apples” はやっぱり、オレンジやトマトよりリンゴの方がイメージに合っているような気がする。
ところで、「黄金の林檎」は古くから言い伝えられている言葉で、ギリシアの昔からある。ドイツ語やヘブライ語、ロシア語などでは「黄金の林檎」は「オレンジ」を意味するとか。筆者もブラッドベリの「太陽の黄金の林檎」は最初は「オレンジ」のことかと思った。
また、「一日に一個の林檎は医者知らず」というようなことわざがヨーロッパにはあるように、林檎は特別な果物のようだ。
一方、トマトの学名は“Solanum lycopersicum”というが、前半の“Solanum”はラテン語の“sol”(「太陽」の意。スペイン語も同じ)に由来するという有力な説がある。そうなると、「太陽の黄金の林檎」はますます「トマト」になってしまうのであった。
ポチッとクリックすると、何かが起きる(かも)。
↓↓↓
スペイン語 ブログランキングへ
スペイン語とともに考える英語のラテン語彙の世界 (開拓社言語・文化選書)
天界航路―天野芳太郎とその時代 (1984年)
インディアスの破壊についての簡潔な報告 (岩波文庫)
はじめてのスペイン語 (講談社現代新書)
コスタリカの歴史 (世界の教科書シリーズ)
人名の世界地図 (文春新書)