デジカメ散歩日記

自然は四季折々我々を楽しましてくれる。とりわけ散歩道の野草花や野鳥たちの姿を観ていると時間の経つのもわすれる。

「旅する蝶」アサギマダラに出会った

2024年05月15日 | デジカメ散歩日記

ノアザミに「旅する蝶」アサギマダラ

羽根を広げた姿を撮ろうとするも失敗⇒遠くへ飛び去ってしまった

雲は多めながらもまずまずの天気である。所要を済ませ「スポーツの森」方面に向かい周辺を散策した。小さな白い花を咲かせたセッカニワゼキショウと紫色そして白色のニワゼキショウ、コナスビ、カタバミ、ハナニガナなどを撮りつつ歩をすすめていると青紫色の可憐な花を咲かせたキキョウソウを見かけた。さらに歩をすすめ未だ健在なキジムシロやミヤコグサなどを撮っていると、ノアザミに美しい大型の蝶々が羽を休めているのを見かけた。近寄ってみて驚いた。「旅する蝶々」アサギマダラである。ゆっくり近接しシャツターを切り、羽根を広げる姿を撮ろうとするも上手くゆかず、やがて飛び去ってしまった。ほんの数十秒間の出来事であったが、その姿をなんとかカメラに収めることができ何より。アサギマダラには過去3回出会ったが何れも秋だった。昨秋は10月下旬、我が家からさほど遠くないところで複数の個体に出会った。ネットによると、アサギマダラは、春から夏にかけては本州などの涼しい高原地帯へ繁殖のため北上し、秋には気温低下とともに適温(20℃前後)の生活地を求めて南方に移動を開始、遠く沖縄などに海を越えて飛んで行き、「千キロ以上の長距離を旅する蝶」と呼ばれているとのこと。よって、この時期にここ山口に居ても不思議ではない。そんな「旅する蝶」を今日の一枚とし、以下に前記のキキョウソウ、三種のニワゼキショウ、ハナニガナなどをUPする。

キキョウソウ(キキョウ科/北アメリカ原産の帰化植物)

セッカニワゼキショウ(アヤメ科/北アメリカ原産の帰化植物)

白色のニワゼキショウ(アヤメ科/北アメリカ原産の帰化植物)

赤紫色のニワゼキショウ(アヤメ科/北アメリカ原産の帰化植物)

ハナニガナ


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