雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

自殺予定日

2016-10-19 21:00:00 | 
東京創元社
発売日 : 2016-04-28

秋吉理香子著"自殺予定日"を読みました。
瑠璃の両親はレストランを経営していました。
人に名を知られている料理人です。
母が病死しました。
数年後父は秘書のれい子と結婚しました。
れい子が秘書の時は瑠璃とれい子の関係は良好でした。

父が急死しました。
家での出来事でした。
瑠璃は群馬県の佐賀美野村に行きました。
過去には映画撮影に使われたりして賑わっていた森ですが
現在は寂れたところです。
1軒だけ残った旅館に泊まり夜に宿を抜け出し、枝に縄を
かけ死のうとしました。
しかし自殺予防の対策がしてあって失敗しました。
そばに同じ年頃の男の子が立っていました。
彼は裕章と名乗り森で自殺した幽霊だといいました。

瑠璃は彼に死のうとした理由を打ち明けました。
義母のれい子が父を殺したと彼女は信じています。
警察は信じてくれません。
裕章は瑠璃に6日間と日にちをきってその間に義母の犯罪の
証拠を見つけたらと提案します。

瑠璃は東京と村を行き来しながら、れい子の留守に家に戻り
証拠を見つけようとします。

最後はあっという展開です。
真実はびっくりするものでした。
おもしろかったです。