昔勤めていた会社での話です。
ある男性が出入りしていました。
20代後半か30代前半ぐらいの年齢の人です。
開発をしてくれるところを探している会社と、
開発を請け負う会社の橋渡しをするブローカーの
ようなことをしていました。
一匹狼でした。
まだ若いのにどうしてそんなに顔が広いのか
不思議な人でした。
ところがこの人が関わると会社は赤字を出し,
傾くというもっぱらのうわさでした。
その当時の雑誌にシステムハウスに関わって
その会社を潰してしまう人がいる。
そういう人物をジゴロをもじってソフトゴロという
のだと書かれていました。
まさしくソフトゴロでした。
いつもお金を持っていなくて平気でお金を人に
借りていました。そして借りるということは
もらったということと、なんの疑いもなく
思っている人でした。
貸す方もこの人に対しては戻ってこないことは
当たり前のようになり、でもそれを承知で
貸さずにいられないのです。
いつも"この仕事で大儲けをしようぜ"と言っているくせ
していつだって貧乏でそんな生活を飄々としていました。
きっと一生"これで大儲けするぜ"と山師のような生活を
していることでしょう。
会社の人たちはあの人は一文無しで外国へ置き去りに
してもきっと帰ってくるに違いないと話していました。
そしたらほんとうに外国へ出張に行った時、帰ってくる
お金を持ってない彼を置いてきたといいます。
いくらなんでもなんてことを思いました。
数週間後なんでもない顔をして彼が現れました。
タフな人です。
きっと今もどこかで元気で生きていると思います。
ある男性が出入りしていました。
20代後半か30代前半ぐらいの年齢の人です。
開発をしてくれるところを探している会社と、
開発を請け負う会社の橋渡しをするブローカーの
ようなことをしていました。
一匹狼でした。
まだ若いのにどうしてそんなに顔が広いのか
不思議な人でした。
ところがこの人が関わると会社は赤字を出し,
傾くというもっぱらのうわさでした。
その当時の雑誌にシステムハウスに関わって
その会社を潰してしまう人がいる。
そういう人物をジゴロをもじってソフトゴロという
のだと書かれていました。
まさしくソフトゴロでした。
いつもお金を持っていなくて平気でお金を人に
借りていました。そして借りるということは
もらったということと、なんの疑いもなく
思っている人でした。
貸す方もこの人に対しては戻ってこないことは
当たり前のようになり、でもそれを承知で
貸さずにいられないのです。
いつも"この仕事で大儲けをしようぜ"と言っているくせ
していつだって貧乏でそんな生活を飄々としていました。
きっと一生"これで大儲けするぜ"と山師のような生活を
していることでしょう。
会社の人たちはあの人は一文無しで外国へ置き去りに
してもきっと帰ってくるに違いないと話していました。
そしたらほんとうに外国へ出張に行った時、帰ってくる
お金を持ってない彼を置いてきたといいます。
いくらなんでもなんてことを思いました。
数週間後なんでもない顔をして彼が現れました。
タフな人です。
きっと今もどこかで元気で生きていると思います。