雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

コマンド・プロンプトの簡易編集モード

2010-05-31 22:07:43 | コンピュータ
今までどうしてこんなにめんどうなんだろうと思って
いたのがコマンド・プロンプトに表示されている文字の
コピーです。
文字をマウス右クリックしたまま必要な部分を選択して
クリックをはなし、ウィンドウの左上の部分をクリック
してメニューを開きます。"編集"-"コピー"でクリップ
ボードへコピーします。
あとはコピーしたいところへ移動して Ctrl + V かメニュー
から貼り付けでコピーされます。

コマンドプロンプト以外のものは選択した場所でマウスで
クリックしてメニューを出してコピー または Ctrl + C で
コピーできます。
右上へ行ってメニューを開くがめんどうでたまりません
ところが インターネットで行き当たったホームページに
こんなことできるんだとびっくりする方法が載っていました。

コマンド・プロンプトのプロパティを開いてオプションの
簡易編集モードにレ点を入れておきます。
そうすると文字選択して右クリックしただけでもうコピー
されるのです。
これ、ものすごく楽です。
あちこち見て回ると時にうれしいことがあります。

コマンド・プロンプトでのコピーは当たり前のように
箱型コピーができます。この機能はうれしいですね。

最近はSEでさえ「コマンド・プロンプトは使ったこと
ことありません」なんていいますからこんな話、
わかってもらえる人少ないでしょうね。

仏果を得ず

2010-05-30 21:01:21 | 

三浦しをん著"仏果を得ず"を読みました。
とてもおもしろい本でした。
文楽の世界を描いたものです。
健(たける)が主人公です。
健は銀大夫の弟子になって十年の若い大夫です。
三味線の兎一郎(といちろう)と組むよう師匠に言われます。
兎一郎とは口をきいたこともなく実力はあるが変人で
通っている相手です。
文楽って人形使って演じるお芝居です。
考えたら一度だって見たことがありません。
なんだか難しそうで、たいくつそうというような
気持ちがありました。
この本を読んでいると文楽の世界へ引きずりこまれる
感じがします。
おもしろそう、見てみたい!という気になってしまいます。
で、YouTubeでちらっと見てみたけどやっぱりわからん!
見たことない者にわくわくさせる力をもった文章は
すごいです。
大夫は三味線に合わせて物語を語るのが役目です。
三味線と大夫は組んで仕事をします。
ひとつの物語でもいくつものペアが交替で語っていく
ものもあります。
語るといっても誰が語っても内容がいっしょなんだから
そう違ったものにならないと思ってしまいますが、
どうやら物語の解釈の違いによって別物になって
しまうようです。
健は解釈の仕方に悩んだりします。

文楽をやっている人たちは、なんだか笑ったり
しないでいつも難しい顔しているような感じを
受けてしまいます。
だけど舞台裏はとても明るくて楽しそうです。
なんだか意外でした。現実はどうなんでしょうね。
銀大夫はどこかで見たことがある感じで誰だろうと
考えたらあの笑酔亭梅寿師匠にとても似ています。
でも梅寿師匠ほどめちゃくちゃな人ではありません。
健もやはりしょっちゅう扇でたたかれています。
別の人に注意をしながら健をたたき、健に
「なぜ俺がたたかれなきゃいけない」と聞かれると
「お前は俺の弟子だからだ」と無茶なことを言います。

兎一郎とも調子は合ってきて難しい演目も与えらて
ますます文楽の道に進んでいく健です。

本の処分

2010-05-29 21:13:17 | 
処分しようと思って積んでおいた本を25冊ばかり
本屋さんへ持っていって売ってきました。
まっとうな売買なのに売りに行くのはなぜかはずかしい。
積んでおくだけでいつまでたってもかたずかないので
今日やっと重い腰を上げて持っていきました。
一冊10円として250円になればいいかと思って
いましたが650円になりました。
思ったより高く売れました。
といっても新刊本1冊買えるかどうかの金額です。
捨ててしまうのはもったいない、読みたいと思う人が
いるから売ってくださいというような店内放送が流れて
います。
私もそう思います。市や町内の回収に出してしまえば
本はそれで終わってしまいます。
本屋さんへ持ってけば、次の誰かにまわっていくでしょう。
ほろぼろになるまで本としての役割をはたして欲しいと思います。

やっとサービスパック3

2010-05-28 20:51:22 | コンピュータ
家のパソコンのOSはWindows 2002 です。
今日サービスパック3をあてました。
職場のパソコンもWindows 2002 で同じように昨日
サービスパック3をあてました。
職場のがサービスパック2なのだから家のも2で
いいだろうとそのままにしてました。

職場のはサービスパック3にすると相性が悪い
アプリケーションがあるかもしれないから3に
するのを見合わせていました。
家のパソコンはインストールしているのはMicrosoft製の
Office だけですから相性が悪いはずがなく、あてても
問題はないでしょうが、職場のが2なんだから家のも
2でいいだろうと怠けていました。

Windows 2002のサービスパック2のサポートが終了に
なってサービスパック3にしないとまずいらしくて
急遽サービスパック3にすることになりました。
もっとも大部分のパソコンはすでに3になっていて
漏れているパソコンが数台あるという状態でした。
そんなわけでサービスパック3にしても動かなくなる
アプリケーションはなく3にしても問題はありません。

ようやく家のパソコンもサービスパック3になりました。

シール集め

2010-05-27 20:35:55 | 日常の出来事
新聞を配達してくれる店が領収書といっしょにシールを
1枚くれました。
このシールを集めるとカタログの中から何か1つ
品物がもらえました。
15枚集まるか、30枚集まったらもらえます。
あと1枚で30枚になるところでした。
そしたら2ヶ月ほど前からシールが入ってこなくなりました。
急に中止してしまったのかと店に電話してみました。
やっぱり中止になったということです。
連絡はしたと言っていましたが見たおぼえはありません。
集めたシールは無効だそうです。

このところ配達のお店がしょっちゅう変っています。
"別のお店に引き継ぎます"と連絡があったかと思ったら
その一、二ヶ月後にまた別の店に変りますと連絡が
ありました。
私の想像にすぎませんが、新聞を読む人が少なく
なってどんどんつぶれているということでしょうか。
そんなどたばたの中ですから連絡はうやむやに
なってしまったのでしょう。

それにしても悔しい話です。
他にポイントを集めるということは、ほとんどしていない
のですが新聞のシールは一月に1枚必ず来たので台紙に
貼っていました。
15枚集まった時にさっさともらっとくのだった。
ポイントはためこむな、さっさと使えとよく言われるのは
こんなことが起こるからでしょうね。
30枚といえば2年半になりますね。

かもめ食堂

2010-05-26 19:46:01 | 

群ようこ著"かもめ食堂"を読みました。
1,2時間で読めます。
この話は映画になって、何年か前に映画を見ました。
本の内容と映画とはぴったり一致しています。
サチエがフィンランドのヘルシンキで食堂を開いて
そこへやってきた日本人の女性2人が店を手伝うことに
なるという淡々とした話です。
映画でサチエは小林聡美さんが演じていました。
芯が通ったしっかり者のオーナーがぴったりです。
でも映画で描かれていたかどうか忘れましたが店を出す
資金はなんだったと思います?
お金が必要だと買った宝くじで一億円を当てたものだ
ということです。
このへんがおとぎ話みたいで安直ですがそれもいいでは
ありませんか。
前に1週間しか滞在しなかった国で店を出そうという
発想もまたいいです。
お父さんの弟子のフインランド人が音信がなかった
サチエからの連絡にびっくりしながらも手助けしてくれます。
そうなんだね、何かやりたいと思ったら徹底的に調査を
して無理だと思う前に、やりたい、手伝って、と叫ぶ
ことによって案外ものごとは実現するものです。

ヘルシンキでのサチエはすくっと立っていてとても
かっこいいのです。

晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ

2010-05-25 21:21:39 | 

大崎梢著"晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ"を読みました。
前に読んだ成風堂物の2冊は短編集でしたが今回は長編です。
そして成風堂を離れて長野での事件です。
故郷へ帰った以前の同僚の美保から勤めているしにせの
本屋のまるう堂に幽霊がでるから解決しにきてくれるよう
杏子と多絵に要請があります。

27年前の殺人事件が関係しているようです。
作家の嘉多山が寝室で殺されその脇に突っ立っていた
小松秋太郎が逮捕されます。
否定も肯定もせず、投獄から2年後に小松は獄死します。
幽霊は小松ではないかと思われています。
真犯人がいるのではないか昔の事件を関係者に聞いて回ります。
店が休みの間の3泊4日のうちに事件を解決する予定です。
殺人が起きた時の疑問は原稿用紙の行方不明です。
書かれていることが真相につながるのではないかと
思われてみんなが探し回っています。

結構おもしろかったです。
作者の大崎さんは本屋に勤めていたそうです。
本屋さん、本屋さんの仕事に対する愛情があふれています。
本屋さんへはよく行きますが本の並べ方とか働いている
人がどのように仕事をしているのか考えたことが
ありません。
他の人がどのように仕事を思っているか、愛着を持って
いるかあまり考えたことがありません。
そういうことを知ることができたこともこの本を
読んで得たいいことです。

27年前の事件は多絵がみごと解決します。

雨です

2010-05-24 21:41:56 | 日常の出来事
昨日からずっと雨です。
建物の中にいる時はどんなふうに降っているのか
よくわかりません。
お昼に出てみたらざあざあ降っていました。
食事の後、ミーティングの召集があったので出かけて
行きました。
場所が離れた建物で、それなのに食堂を出たらすざましい
雨になっていまいた。
地面は雨水がたまって水溜りみたいになっています。
水溜りをさけながら歩くのがたいへんです。
いやさけようがなくて水溜りの中へ足をつっこまなくては
いけないような状況です。
雨は容赦なく降ってきます。
ジーンズの膝から下がびしょびしょです。
どうして私は雨が降ると腕とか裾とかがびしょびしょに
なってしまうのでしょう。
他の人を見るとそれほどでもありません。
傘はわりと大きめだし、歩き方がおかしいとも思えない
のだけど何が悪いんでしょう。
そのうち乾くだろうと思っていましたがいつまでたっても
冷たい、風邪ひいてしまいそうです。
退社するころになってやっと乾いてきました。

明日、アリゼの浜辺で

2010-05-23 21:55:33 | 
泰健日子(はたたけひと)著"明日、アリゼの浜辺で"を
読みました。
5つからなる連作短編集です。
ニューカレドニアがキーワードです。
"エレベータ"
古いビルのエレベータが途中で止まってしまい閉じ込め
られた二人の男女が、時間つぶしのため会話をします。
その最後に出た話がニューカレドニア。

"犯人はニューカレドニア"はシナリオライターの沙織が
友人に宿泊代を持つからニューカレドニアへいかないかと
さそわれ、シナリオにニューカレドニアと関係ない
単語を書き込んでしまう失敗をしてしまいます。

"ニュー彼トニー"
大学生になった靖子は裁判官になるのが夢です。
司法試験のためのサークルで俊男と出会います。
俊男も司法試験をめざしていますがお母さんが
亡くなったことで目的がわからなくなります。
ダイビングショップを開きたいと思うようになります。
二人が別れるときニューカレドニアへ行きたかったねと
いう話がでます。

「きょう」は「ひきょう」の「きょう」
愛子の父親が突然家出をします。
パソコンの履歴からニューカレドニアへ行ったと
わかり家族から愛子はニューカレドニアへ行って
父親を探すように言われて出かけていきます。

この話の前まではたいくつななんだかわからない話
だなあと感じていました。
この話から急ピッチで話が進みます。
あれよあれよと話がまとまっていきます。
そしてそれまでの話が関連性があったことが
わかります。
そうかこういうことなのかと納得します。

"ハッピエンド"これも前の話とつながっています。

凝っていておもしろいです。
でもなんだかねえ、ニューカレドニアはパラダイス、
みたいな感じに扱われていてなんだか違和感を
感じてしまいます。
ここへ行ったら何もかも解決するみたい。

父の弁当

2010-05-23 02:51:07 | テレビ・新聞から
あることに出会うと、続けざまに同じようなものに
出会うことってありますよね。
そんなことがありました。

群ようこ著"かもめ食堂"の中に主人公のサチエのお父さん
がおにぎりを作ってくれる場面があります。
サチエが12歳の時にお母さんが亡くなりその後は
サチエがお父さんと自分の弁当を作り、晩御飯も
作ります。
おにぎりは人が作ってくれたものがおいしいんだと
言って、遠足や運動会の時はお父さんがおにぎりを
作ってくれます。おかずはなしのおにぎりだけ。
不恰好だったけどとてもおいしかった。

昨日の新聞に"父の弁当"と題した話が載っています。
作家の朱川湊人さんが書いています。
両親が離婚して朱川さんはお父さんとお兄さんと
暮らします。
食事はお父さんが作ってくれます。
遠足の時のお弁当はパンを買っていくことが多かった
そうですが、小学校2年生ごろにどうしてもお弁当を
作ってくれるようにお父さんにせがみました。
当日作ってくれた弁当を持ってワクワクと出かけました。
とてもきれいで力を注いで作られていましたが
食べられませんでした。
なぜかというと暖かいものをさまさずにそのまま
詰めてしまったため痛んでしまったからです。
おとうさんにはおいしかったと報告して本当のことは
言えなかったそうです。

続けて読んだお父さんのお弁当の話でした。


睡眠障害にでもなったかな、充分睡眠を取っているのに
異常な睡魔におそわれて目をあけているのに必死に
なるこのごろです。
かと思うとぜんぜん眠れず目がぱっちりの夜も
あります。
今日は眠れそうもないので起き出してこれ書いて
います。

6時間後に君は死ぬ

2010-05-20 21:36:47 | 

高野和明著"6時間後に君は死ぬ"を読みました。
この本サスペンスとかスパイ小説ではありません。
連作短編集です。
山葉圭司がほとんどの話に登場しています。
圭司は人の未来が見えます。
未来とは運命とはがテーマです。

"6時間後に君は死ぬ"
道で会った美緒が6時間後に
ナイフで刺されて死ぬのを見てしまいます。
二人で未来を変えて殺されるのを回避しようとする話です。

"時の魔法使い"
未来が主人公。脚本家になるのが夢です。
今はプロットライターをやっています。なかなか認められません。
子供のころ24時間行方不明になっていたことがあります。
見つかった場所である防空壕のあとへ行きます。
そこで出あったのは子供のころの自分です。

"恋をしてはいけない日"
登場するのは未亜です。
すぐに恋人に出来ます。しかしいつもすぐに終わりに
してしまいます。圭司に会って今度の水曜日には恋を
しないことと言われます。
その水曜に交通事故を目撃します。見栄えの良くない
しらない男性がトラックに巻き込まれ死にます。
気を失いそうになった時助けてくれたかっこいい男性と
恋に落ちます。
しかし彼は時々別人になります。

"ドールハウスのダンサー"
ダンサーを夢見てがんばる美帆ですがオーディションは
落ちるばかりです。
ときおりデジャフのような感じを受けます。
昔行ったドールハウスへ行きます。
そこにあったドールハウスは自分の過去の姿と未来の
姿でした。

"3時間後に僕は死ぬ"
圭司が自分が死ぬ姿を見てしまいます。
最初に出あった美緒とまた出会います。美緒は圭司を
5年間探しています。
結婚式場で働いていればいつか出会えるのではないかと
いうことで職場を選んでいます。
圭司は自分と大学教授の退官祝いに集まったその部屋の
人たちほとんど全員が瞬時に死ぬのを見ます。
美緒と共にその事件を避けるために努力します。

人生って決まっているわけないですね。
決まっていたら何も努力はしないですもの。
努力するか、しないかまでもしかしたら運命で決まって
いたりして。
過去へ戻れたとして、前とは別の方向へ進んでやり直し
たいかと考えた時、ここが分かれ目という場所と
わかっていてもきっと前と同じ選択をするだろうと
思います。

タルト・タタンの夢

2010-05-18 22:00:58 | 

近藤史恵著"タルト・タタンの夢"を読みました。
"ヴァン・ショーをあなたに"のシリーズ物です。
タルト・タタンの方が先に発刊されています。
最近シリーズ物を後のものを先に読んでしまうのが多いです。
連作短編集です。
ビストロ・パ・マルの4人の名前がしっかり書かれています。
志村洋二、金子ゆき、高槻智行、三舟忍です。
三舟シェフは無口、長めの髪を後ろで結び無精髭でいい男
だそうです。

・タルト・タタンの夢
タルト・タタンはりんごのタルトだそうです。
常連のお客さんが歌劇団の女優と結婚することになりました。
彼女がフランス料理を作ってくれてそのお料理を食べ
過ぎてお腹をこわしたといって店にやってきた西田さんは
あまり食べられません。
(ねたばれになります。)
原因はそのお料理を作ったのは婚約者の北斗なつみの
ファンです。なつみは結婚したら歌劇団は辞めます。
舞台で見られなくなるのを恨んで料理に細工をしたのです。
サルモネラ菌で死ぬようなことはないと書かれていますが
サルモネラ菌はかなり危険な病気だけどね。

・ロニョン・ド・ヴォーの決意
粕屋さんは食べれないものより食べられるものを
聞いた方がいいほどの偏食のお客さんです。
手をつけてこれは食べられないというので断りたい
お客さんです。
ロニョン・ド・ボーは子牛の腎臓の料理だそうです。
いつもいっしょに来るのは秘書の桶谷さん
愛人です。この料理を食べて奥さんとの対決を
決意します。
その結末はさてどうなったでしょう?

・ガレット・デ・ロワの秘密
ガレット・デ・ロワは1月に食べるお菓子です。
志村さんと奥さんの歌手の真美のフランスでのなれそめと
ガレット・デ・ロワに関する不思議な話です。
ガレット・デ・ロワにフェーブと陶器の人形をいっしょに
焼きこんでそれが当たった人は王様、または王妃と
なって王妃、または王様を指名してその人と1日を過ごす
ことができるという遊びです。
フランスで入れたはずのフェーブが行方不明になった
理由はなにか?

・オッソ・イラッテをめぐる不和
オッソ・イラッテはハードチーズだそうです。
脇田さんが続けて店に食事にやってきます。
奥さんが実家に帰ってしまいました。
電話をしてもでてくれなくて何を怒っているのか
ぜんぜんわからないといいます。
奥さんがフランス旅行からお土産に買って帰った
ジャムを人にあげてしまったのが起因になって
いるらしい。
三舟シェフが奥さんの気持ちを推理して聞かせます。

・理不尽な酔っぱらい
お客さんが高校時代の不思議な出来事を三舟シェフが
解き明かします。
野球で甲子園をめざして合宿を行った時の出来事です。
素行の悪い人がいて試合に出るのをつぶしてやると
言っているのを阻止するため酒やナイフなどの
危険なものを持ち込まないよう持ち物検査をしてます。
それにもかかわらず酔っ払って地元の人を殴って
しまいます。
そのため試合には出場できなくなってしまいました。
何年もたっていてもあの時どうしてお酒が持ち込めたか
わからずもやもやしています。

・ぬけがらカフレ
がちょうのコンフィのカフレを食べたいとの希望の
お客さんがいます。
カフレはパ・マルでは豚肉を使い塩を擦り込んで
冷蔵庫に数日おき、ゆでこぼしいんげん豆と野菜で
煮込んだあとパン粉をかけてオーブンで焼くという
料理だそうです。

がちょうのカフレを食べたいといったのは寺門さん。
作家です。昔フランスで暮らしその時いっしょに
暮らしていた恋人が作ってくれたものだそうです。
お金を借りて作ってくれたそのカフレがものすごく
まずいものだったとのこと。そのあくる日だまって
部屋を出て日本に帰ってしまいました。

まずかったカフレの謎となぜ寺門さんはもう一度
食べようと思ったのかは…

・割り切れないチョコレート
男女のお客さんが何か険悪な雰囲気です。
男性のお客さんがチョコレートがまずいと文句を
言って帰ります。
チョコレートを食べてみると味が落ちています。

数日後そのお客さんが近所でチョコレートを作って
いる鶴岡さんだとわかります。
偵察でチョコレートを買いにいきます。
箱に入って売られているチョコレートは素数になって
います。割り切れない数。分けると余る数です。

鶴岡さんといっしょに来ていたのは妹さん。
お母さんが病気で長くないから会ってほしいと説得
していたのです。

割り切れないチョコレートはなぜ?

今回の本ではヴァン・ショーがしょっちゅう登場します。
ワインのお湯割りにいろんな混ぜ物がしてあるものらしいです。
おいしいと書かれています。一度味わってみたいものです。
お酒はほとんど飲みませんが。

ビストロ・パ・マルのお話は楽しかったです。
2冊の本が微妙に違うように感じます。どちらも好きですが
逆に読んでしまいましたがこの順番でよかったように
思います。
前に近藤さんの本読んでいるのに気がつきました。
あの本は後味がちょっと悪いので別の本に手をだそうと
いう気はなかったのですが同じ方だとは知らずに読みました。
一人の作家さんでも雰囲気ががらりと変るものですね。
そんな作家さんに結構出あって最初の印象で、次のものを
読まないというのは損だなぁと気づきました。

ハナシがうごく 笑酔亭梅寿謎解話4

2010-05-17 20:37:36 | 

田中啓文著"ハナシがうごく 笑酔亭梅寿謎解話4"を
読みました。
シリーズ4弾です。3弾に続けて読みました。
梅寿の内弟子の年季は3年ほどです。その時期が近づいて
きました。
師匠が開く独演会のために資金が必要になりアルバイトに
明け暮れます。危険な仕事にまで引き込まれてしまいます。
そのうち竜二は年季明けだといわれ家から追い出されて
しまいます。
年季が明けるということは部屋代や食事代が必要に
なるということです。
部屋を借りるということ自体がたいへんです。
どこも貸してくれるところがありません。
借りられたのは今にもくずれそうなぼろぼろの所です。

落語のCDを出すという話が竜二に起こります。
またまた兄弟子たちの大反対にあい仕事のじゃまを
されます。
竜二は落語家から漫才師に転向しようかとなやみます。
梅寿に人間国宝にという話があります。
めちゃくちゃの梅寿にふりまわされているまわりの
人々です。
でも弟子たちは結局は梅寿が好きで尊敬しているのです。

カラスと猫

2010-05-16 21:17:12 | 日常の出来事
夕暮れ時に公園で座ってぼんやりしていました。
道の端からチャトラの猫が歩いてきます。
公園の草むらへ入っていきました。
木の上にはカラスが。
木から木へカラスがV字型に飛行しています。
V字の一番低いところに猫がいます。
何度か同じ同じように飛び廻っています。
猫の上1メートルぐらいのところをふわりと飛んで
上がっていきます。
猫を遊びの道具にしているようです。
猫は頭の上で繰り広げられていることに気が付いて
いません。
猫をおそってやろうという気はないようです。あるいは
おそえるかどうか偵察中なのかもしれません。
これが子猫だとか弱っている猫だったらどうなってた
でしょう。
カラスがやっていることが見えている私は、ばかにして、
と猫の代わりに憤慨しています。


今日起きてガラス窓の外を見るとカラスが玄関の屋根
の上に止まっているのが見えました。
最近は家のあたりもカラスが多くなりました。
ゴミの収集日にゴミをちらされることが起きないと
いいのですが。

アップルマンゴーパフェ

2010-05-15 22:10:58 | 食べ物
最近子供のころよく食べさせてもらったパフェが
食べたいなぁと思っていました。
パフェが食べられる喫茶店がある繁華街へ行くと
そんなこと忘れてしまっています。
コンビニのミニストップの前を通ったらアップル
マンゴーパフェののぼりが立ってました。
これいいなと買ってきました。298円です。
おいしかったです。アップルとマンゴーが入っている
のだと思っていましたが、アップルマンゴーという
名前のくだものなんですってね。
パフェ食べたい、がひとまず治まりました。
アイスクリームの量はそんなに多くはないので
肥るかもという心配はそれほどしなくてもいいようです。
でもやっぱりもっといろんなくだものがいっぱい
入ってクリームもいっぱい入っているパフェが
食べたい。
あれは子供のころの食べ物なんでしょうか。
大人になってからはほとんど口にしなくなりました。
しょっちゅう食べていたら大人には肥る元でしょうね。