天野孔頌子著"よろず占い処 陰陽屋へようこそ"を
読みました。
瞬太は中学生、お母さんと歩いている時に地下にある
陰陽屋というお店に入りました。
美しい顔をした安倍祥明という陰陽師が現れました。
いろんな心配事を抱えたお母さんは安倍の話すことに
納得していました。
瞬太はいんちきだと反発して乱暴を働いたことで店を
アルバイトで手伝うことになります。
瞬太には秘密があります。
王子稲荷で赤ん坊の時拾われて今の両親に育てられました。
瞬太は妖狐の血が流れて狐の耳になったり尻尾が出てきたり
します。
"陰陽屋はじめました"
アルバイトを始めるいきさつ、瞬太が妖狐であることが
あかされるプロローグです。
"狐憑き疑惑"
クラスメートの高坂史尋が登場します。
小学生の女の子が両親が殴りあっているとやってきます。
狐憑きだといいます。
"失せ物探し"
お祖母さんが亡くなり遺書を隠してあるからそれを
見つけた人に財産をやると書き残しました。
頼まれた二人は田舎の家の家捜しに出かけます。
お祖母さんが愛した飼い猫が一匹残っています。
この話はね、どこに遺書があるか私にもわかりました。
"家出人探し"
十何年も前に家出した娘を探して欲しいと頼まれました。
家を出る時妊娠していたといい瞬太のことをその時の
子供だと何の証拠もなく思い込んでいます。
娘を探し出しました。
"キツネ取材日記"
高坂史尋の日記です。
瞬太は妖狐であることを隠していてクラスメートに
ばれていないと思っていますが実はみんなが知って
いて知らんふりしていました。
"大きな桜の木の下で"
安倍祥明はお母さんを一生許さないと話しています。
その原因が明かされます。
インチキ陰陽師だと思われていましたが本当に
安倍家の人でした。
瞬太は中学生で子供っぽい話ですが瞬太と祥明の
二人の雰囲気いいです。
教えてくれてありがとう。
"陰陽屋"シリーズになっているようですね。
続きも楽しんでください。
私はまだ読んでいませんがいつか読みます。
祥明の母って、たしか息子への過干渉でしたよね。
2、3巻ではどんな登場の仕方をしているのでしょうね。
祥明は母から独立しているのですからいくらうるさくされてもそれにまどわされることはないと見ているのですがどうでしょう。