廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

男の子の日

2009-05-05 22:22:22 | Weblog
 この連休はいつものレンタル屋で借りた映画を見た。 一本目は『砂時計』です。 この映画は”ダブルヒロイン”方式で描かれており、中高生時代を夏帆さん、30歳前後を松下奈緒さんが演じていてちょっと話題になったのを記憶しています。 以前も書きましたが松下奈緒さんはプロのピアニストでありながら女優もこなせて凄いです。 さて物語はヒロインの杏が離婚した母に連れられて母の故郷である島根県の山村にやって来たところから始まります。 その島根県の山村で暮らしていた頃を夏帆さんが演じているのだけど、その風景が夏帆さんの制服姿と相まって前に見た映画『天然コケッコー 』と被って見えてしまいますけど... 話が逸れましたが、ヒロインの母親は新しい生活に馴染めず自殺してしまい、そんな彼女の心の支えとなったこの土地の男の子・大悟との純愛が物語の軸となって行きます。 やがて東京から父親が迎えに来て杏は東京に戻る事になります。 その後も二人の関係は東京と島根との”遠距離恋愛”で続いていたのですが、色々あって別れる事になり、そして時が流れ30歳くらいになった杏は別の男にプロポーズされて結婚する事になるのですが...と言うお話です。

                             

 私の感想としては島根編は秀逸で、夏帆さんの演技も気合が入っていますし、島根県の山村の風景も雰囲気も良いと思います。 一方で30歳くらいの杏を描いた東京編と言うか、あれはちょっと... ネタバレになるので詳細は書けませんが、話の展開がコロコロ変わり過ぎて分かりにくいですし、杏が一度は結婚を決意した男のキャラクターがほとんど描かれておらず、”顔無し男”状態だったのが気になっていたら、エンディングの後にセルDVDの宣伝が流れて先程の”顔無し男”とヒロインが結婚を決めるまでの馴れ初めが映像特典として描かれていますと言われて驚いた。 メイキングや出演者インタビュー、ロケ地のイメージ映像とかなら分かりますが、ストーリーに関する重要な部分をセル版でしか見られないと言うのはちょっと違うと思うのですけど。 島根編の出来が良かっただけに30代編がちょっと雑だなと思って見終わったところにそう言われたので納得出来ない気持ちが残りましたが。 ちなみに劇中で登場した巨大砂時計(砂が全部落ちるまで一年掛かる...)が有名な『仁摩サンドミュージアム』(島根県)は広島でもよく名前を聞きますよ...



シャッター蹴り…元中日選手逮捕(スポーツニッポン) - goo ニュース

 このニュースも本人に”元・プロ野球選手”の肩書きがあったから騒ぎになっているだけで、普通だったら新聞の片隅の記事にもならない話だと思いますけどね。 先日の某アイドルの泥酔騒動事件とちょっと似た構図と言うか... それはいいとして、この金本選手(酒田南高校⇒ドラゴンズ)にはちょっとした思い入れがありますね。 それと言うのも私が初めて甲子園球場に行った時、たまたまやっていた試合がこの酒田南高校が勝った試合だった。 相手は忘れましたけど... その酒田南高校のエースとしてあの試合も投げていたのが金本投手だった。 高校卒業後、ドラゴンズに入団したのですが結果を残せず、野手に転向するのですけどここで問題が起こります。 ドラゴンズ球団が金本選手を支配下選手枠(一球団70人)から外し、育成選手契約に切り替えようとすると選手会が猛反発し、交渉の結果として育成枠への”降格”は撤回させましたが、待っていたのはそのオフの解雇です。 ”オレ流の指揮官”は確かあの時、「育成枠に切り替えれば球団に残れるのに...」と言っていたと思うのですが。 野手転向と言うのは一旦ゼロになる訳で、野手としてオフまでに球団に戦力になると判断されなければ支配下選手枠を空けて新人を入れる為にクビになる訳で、本人にそれだけの覚悟があったのか、選手会もその事をちゃんと説明していたのか...? 選手会は一般的な選手契約から、育成選手契約へ降格する”前例”を作らずに済んだ格好になりますが、結果的に金本選手を”人身御供”にしてしまったみたいで後味の悪さが残りましたが...

                  

子どもの数最少 県推計20万人割る 人口比も最低(西日本新聞) - goo ニュース

 こどもの日恒例のニュースですね、恐らく今後も増える事は無いと思います。 若年層の雇用不安などで結婚出来ないとか色々ありますが、何より昔は”金の卵”などと言われて中学校(義務教育)だけで世に出す事が出来たから子供を5人や10人と産む事が出来ました。 今はまともな人生を送らせる為には最低でも高校までは出さないと、出来れば大学まで行かせたいと言う世の中です。 今の教育の仕組みでは何人も子供を持つのは現実的に無理、教育や就職の仕組みを作り変えないと少子高齢化は止め様が無いと思います。 中途半端な少子化対策などより、思い切った移民受け入れの方が現実的なのではと思いますが...

                  

臨場感か安全性か―Kスタ・ファウルボール訴訟で議論 (河北新報) - goo ニュース

 最近のスタジアムは野球を見やすい様に防球ネットを低くしたり、ファールゾーンに迫り出した臨場感のある座席を造ったりする傾向がありますので、たまたまイーグルスだっただけでいつかどこかで必ず起こっていたはずの事件ですね。 私の経験からすると、打球がどこに飛んで来るか正確に把握する事は素人には難しいです。 私も外野席で見ていてホームランボールがすぐ側に”着弾”した事がありますが、残念ながら全然分かりませんでした。 分かっていたら持って来ているグラブで捕っていますし。 まして片手でビールを飲みながら、酔っ払った状態で高速で飛んで来る打球を避けられる訳がありません。 危険は覚悟の上、観客には自己責任で観戦してもらうしかありませんが、観客の最低限の安全の為には観戦の邪魔にならないネットを掛けるのもいいのではと思います。 私の考えでは釣りに使う細くて半透明の糸で作ったネットを使えばいいと思います。 そんな代物では打球が客席側に突き抜けてしまう...ですか? 構いませんよ、少なくとも打球の勢いは削げます。 要は大怪我さえしなければいいのですから。

                             

 今日からカープはナゴヤドームでドラゴンズとの三連戦だ。 今日の初戦は大竹投手が先発でしたが、ちょっと危ない場面があった程度で7回を無失点で乗り切り、打線は今日も調子が悪かったみたいですけど機動力も駆使して栗原選手、大竹投手のタイムリーヒットで2点を取り、その少ないリードをシュルツ投手、そしてストッパーの永川投手の継投で守り切って2-0で勝ちました。 スワローズにホームで連敗して苦しい状況を大竹投手が救ってくれました。 今季は最初こそ勝てなくて苦しみましたが、先週の完封勝利といい最近はエースらしい活躍をしてくれていますね。 大竹投手には来週も完投・完封とは言いませんが6~8回までをしっかり抑えて試合を作り、少し苦しくなった先発投手陣を支えて欲しいです...

 抑えると言えばライバル・横浜は最近不振の石井投手に代えて山口投手を新しいクローザーに据えましたね。 山口投手は前に私もマツダスタジアムで生で見ましたけど、外野フライを打たせない球威と三振を奪える球速がありますので”適性”だけなら元々山口投手の方がクローザー向きだったのですが、クローザーに大事な厳しい場面を抑えた経験の差で石井投手を抑えに起用していたのだと思いますが、山口投手はこれから抑えたり打たれたりを経験して自分で成長して行くしかありませんね、プロ野球を熱くするクローザーになれる様、期待しています。



 サンフレッチェは広島ビッグアーチでFC東京と対戦、久しぶりに自慢の攻撃サッカーが炸裂して2-0の快勝です。 しかし今日の広島は昼から雲行きが怪しくなって夕方から夕立っぽい雨、夜になって一時豪雨...と散々な天気でした。 大雨の中の勝ちゲームと、晴れ渡った”サッカー日和”の中のスコアレスドロー、一体どっちが良かったのか”究極の選択”みたいになりましたね。 観客席の上だけでも屋根で覆われた、ちゃんとしたサッカー専用スタジアムを便利な広島市内中心部に早く造って欲しいですね...

                                   

 今日は”男の子の日”ですね。 前から書いています通り、私はプロ野球やJリーグを子供、特に男の子が憧れる格好良い”男”の集まる世界にしたいと思っていますし、その中に更に”男の中の男”が居るのが理想ですね。 不確かな今の時代、男の子が夢を持てる熱いプロ野球やJリーグであって欲しいなと思っています...

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 ...以上です。
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