キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

雨の一日

2017年06月25日 | Weblog
朝から雨が降っている、梅雨らしい天気になったが、紫陽花がようやく生気を取り戻すだろう。

先週は石原裕次郎をNHKが特集していたので、思いがけず映画を3本観たが、前期のものが良かったと感じる。
プレミアムシネマで観ている映画も古い字幕のものが良く、最近のものはどうも面白くない。
石原裕次郎は繊細でシャイな人だったようだが、前期の映画の主題となっている暴力が一番似合う。
テレビ時代の後半も、石原プロは爆破炎上が代名詞となっていたが、兄慎太郎の強引な引きで映画に出たころの素手で殴りあう暴力の時代が一番魅力的であった。

今週のプレミアムシネマはハンフリー・ボガードを2作放映するようだが、「カサブランカ」の印象が強かったために、随分大人の渋い男だと思っていたが、先日他の映画を観たらちょっと知性にかけるオッサンに見えてがっかりした。
まあ今週じっくりと見てみよう。

ここのところ映画に夢中になって読書がおろそかになっている。
娘が少しだけ本の整理を手伝ってくれたので、やや捗っているが、彼女は自分の好みの本を確保するのが目的でもあるから、ハーフシリアスなかかわり方である。

今日は一日雨のようなので、今読みかけている鶴見俊輔の対談集を読んでしまおうと思うが、片付けのほうも進めないと混乱甚だしく、寝る場所の確保がままならない。

朝一度起きて風呂に入り、朝飯を作って食べたが、二度寝をしてしまい起きたら昼だった。
天婦羅蕎麦を食べて、ぼんやり母となんでも鑑定団を観ていたが、安河内さんは綺麗だなあと見惚れていた。
お幾つなのか知らないが、そう若くはないはずで、あのように歳を重ねた美しさを持った人はそうはいないと思う。
年配の出場者の人が実際に観るたほうが美人だと云っていたが実物のほうが魅力的なのだろう。

2時から夕方まで本の整理をするが、時々興味のある本を開いて読んだりしているので、中々捗らないが、効率を無視するのが隠居の務めなので気にせずに納得がゆくまで読んでいる。
それでも既に部屋の中にある本の半分くらいには目を通して、一様の整理をしたので、部屋の中が脳の中と一緒になって来た。
云ってみれば、片付けとは脳に血液を通すことで、詳細は分からないものの、各書籍の関連付けが出来て、50年間に読んできたものが有機的に繋がったような気になる。

そうなると面白くなって、晩飯をササっと食べて二階へ上がり本との格闘を続けている。
今まで多少は系統立てて読んでいたが、基本は手にしたものを読んできたので、著者別、項目別に並び替えると、今後何をどのように読んでいこうかはっきりしてくる。
確実に面白いものは再読したいし、好みのものは手元に置いて何時でも眺めれれるようにしたい。


コメント
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