キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

墓参り

2017年03月20日 | Weblog
朝、読書をして佐藤優と田原総一郎の対談本を読んだ。
風呂に入り、シメジ、ピーマン、葱を卵でとじ、とろろ昆布の汁を作り、糠床から蕪を出して朝飯にした。

墓参りに下の息子と車で出掛け、WAKWAKへ寄って、ほうれん草、ブロッコリー、山葵菜、おはぎ、仏花を買った。

11時には帰ってきたので、昼まで馬生の「笠碁」「親子酒」「目黒の秋刀魚」を聴く。
上手いなあと感じ入る。
最近にぎわい座で聴いている落語と言葉の調子、身振り、目付きが違うなあと思う。

昼、蒸し麺をカリカリに焼いて、五目餡掛けを食べる。
デザートに水羊羹ときな粉最中を食べる。

午後引き続き読書をして3時に東海道線で茅ヶ崎へ向かう。
天気はいい、日差しは暖かいが、風が冷たい。
しかし、わざわざ茅ヶ崎までやって来て、BOと川上書店しか寄らなかったのは情けないが、男の買い物はこんなもんだ。

BOでは、庄野潤三「ワシントンのうた」文藝春秋社 2007年 1,238円、これ持ってるかもしれないなあ、表紙のデザインに見覚えがある。
庄野潤三の小説はどれも似ていてちょっと読んだくらいじゃ区別がつかない。
別の言い方をすれば、どれか一つ読んでおけば、後は読まなくてもいい。
しかし、ファンの気質は何でも書かれたものに目を通さないと納得しないものなのだ。

矢野誠一「落語食譜」青蛙房 平成4年初版 平成7年再版 2,300円、これは絶対持ってないと云いたいが、文庫本でいっぺんに56冊買ったことがあり、定かではない。
青蛙房は落語の本をよく出すが、価格が高いのが欠点である、めったに文庫化されないと思うのだが、果たして。

藤本義一「モノの値打ち男の値打ち」ちくま文庫 2001年 760円、藤本義一も亡くなった時に河出文庫で出した「鬼の詩」を読んだだけで後はコレクターになっているので、目についたものは片っ端から買っている。
この本は初めて見るのだが、思っているのは今の自分で、過去の自分が結構いろいろなものを買っていて、記憶は完全に失せているから、さてどうなんだろう。
この人の本はエッセイより小説が優れているという偏見を持っているが、大阪弁で書いた小説は何とも味わいがあり癖になる。
以上3冊を購入。

川上書店では、清水建一「ワインの秘密」PHP文庫 660円を買い求めた。
これは去年11月に出たのを新聞広告で見たのだが買い忘れていた。
ワインをやっている人なら絶対読んでなきゃいけない本だと思う、ソムリエやワインライターの書いたものには栽培や醸造に関して間違いが多いが、本書で修正しなくっちゃ。
簡単に手に入り、しかも廉価な本なので誰でも買い求められるが、その高度な内容を知られていない。

さて、両店にいた時間、合わせて70分、5時10分に帰宅、相撲を観る。

夜、家人がハンバーグと野菜スープをやけに時間をかけて作ってくれたので、感謝の気持ちを表して、ジンファンデルを開けて飲む。

どうしても観たかった、442部隊の番組をBSで観る。
ハワイから日系二世が志願してヨーロッパ戦線に従軍したが、ボージュの森に孤立したテキサス部隊の救出にバンザイ突撃、Go for Brokeで多くの犠牲者を出しながら作戦遂行した。
生き残ったかつての英雄は、90歳を過ぎた今も悪夢に悩まされている。
悲惨な戦いであった。

テレビをつけたまま本を読んでいたが、歌番組で石野真子を観た。
現役時代はあまり好みじゃなかったんだけどね、痩せていて綺麗でビックリした。
最近の懐メロに出てくる女性歌手は、やけに太ったり、皺くちゃになったり、老いが進んでと、出て来なきゃいいのになと思う人が多く、観るに耐えらないからね。
コメント
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