活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

随感録34

2020年02月04日 | 随感

「極小は大に同じ」というお示しがあります。

 

「此の物の真相」は大きい、小さい、という時でも、「此の物」に

大きいものを見る時は「此の物の有(在)りかた」をどうにかしなければ

ならないということがあるでしょうか。

 

同じ様に小さいものを見るときに「此の物の有(在)りかた」がどうある

べきなのかというようなことがあるでしょうか。

 

「此の物」はただこのままで決着がつくのです。

 

「境界(きょうがい)を忘絶す」とは何処にも区分の付けようがないのです。

 

何故ならば「此の物」には限りが無いからです。

 

「境」は何処にもないではないかということなのです。


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