現今では、「自我を満たす」ということから諸々のことが
行われているので「孝順心」というお言葉を聞いても
遥か遠い昔のことのように思い出される人があるかも
しれません。
まったくこういうお言葉をご存じない方があるかも
しれません。
「順ぜざれば孝にあらず」というお言葉があります。
「すべてのことに真心をもって仕える」
というふうに解釈していただきたいと思います。
これは、仏教では「真言」です。
「真言」というお言葉は自分を忘れたところからでないと
出て来ません。