活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

道(法)の生活2

2017年05月16日 | 法理

それぞれにはそれぞれの定まった働きというものがあります。

そういう一つの法則(定まったもの)が平たく言えば

「道(法)」なのです。

 

ですから、私たち衆生が「道(法)」にのっとって生活して

いけば、いわゆるおシャカ様や歴代の覚者の悟りを開かれた

ご様子そのものだということです。

 

それをおシャカ様のお言葉で言えば、あらゆるものが

「縁」に因って出来ているので「縁」のままに生きて行くことが

出来れば、それは「道(法)」にしたがった生活であり、

「自己の正体」を見極めた状態での生活であるということです。