それぞれにはそれぞれの定まった働きというものがあります。
そういう一つの法則(定まったもの)が平たく言えば
「道(法)」なのです。
ですから、私たち衆生が「道(法)」にのっとって生活して
いけば、いわゆるおシャカ様や歴代の覚者の悟りを開かれた
ご様子そのものだということです。
それをおシャカ様のお言葉で言えば、あらゆるものが
「縁」に因って出来ているので「縁」のままに生きて行くことが
出来れば、それは「道(法)」にしたがった生活であり、
「自己の正体」を見極めた状態での生活であるということです。