読書備忘録
内容(「BOOK」データベースより)
作家としての苦悩のはじまりに“しょぼんとたたずむ”忘れ難い作品、「ゆうべの神様」。シングルマザーになる覚悟で離島の実家に帰った私を待っていたのは、恐ろしいほど変わらない風景と“壊れた”母親だった。―川端康成賞受賞作、「ロック母」など、十五年にわたる作家活動をあまさずとらえた傑作作品集。
ゆうべの神様
緑の鼠の糞
爆竹夜
カノジョ
ロック母
父のボール
イリの結婚式
いいっ!
きれいごとばかり言ってたってねえ。言うのは勝手だけれど・・・真に受けているとある日突然、え?そんな事思っていたの?やだ、言っていることと違うじゃない・・・おっどろいたなぁ、もー!なんてことだって・・・
きれいごとをきれいごとではなく自然にいえる人って、よほど育ちがいいとか、外気に触れずに育ったとか、しっかり修行をされたとか、どこか超えちゃっているとか・・・?
だから、家庭がごちゃごちゃだったり、家族がとっちらかっていたり、ご近所のうるさがたに殺意を持っていたり、大喧嘩したり・・・めちゃくちゃに発散している!そんな事がわんさか書かれていて、そうでしょうとも・・・それはやりすぎっ!ってのがあったけれど、黒は放出しないと病む。上手に放出できればいいのにね!と小気味よく読んだ。
人間だもの・・・
「ゆうべの神様」 「ロック母」 「父のボール」 がよかった。
内容(「BOOK」データベースより)
作家としての苦悩のはじまりに“しょぼんとたたずむ”忘れ難い作品、「ゆうべの神様」。シングルマザーになる覚悟で離島の実家に帰った私を待っていたのは、恐ろしいほど変わらない風景と“壊れた”母親だった。―川端康成賞受賞作、「ロック母」など、十五年にわたる作家活動をあまさずとらえた傑作作品集。
ゆうべの神様
緑の鼠の糞
爆竹夜
カノジョ
ロック母
父のボール
イリの結婚式
いいっ!
きれいごとばかり言ってたってねえ。言うのは勝手だけれど・・・真に受けているとある日突然、え?そんな事思っていたの?やだ、言っていることと違うじゃない・・・おっどろいたなぁ、もー!なんてことだって・・・
きれいごとをきれいごとではなく自然にいえる人って、よほど育ちがいいとか、外気に触れずに育ったとか、しっかり修行をされたとか、どこか超えちゃっているとか・・・?
だから、家庭がごちゃごちゃだったり、家族がとっちらかっていたり、ご近所のうるさがたに殺意を持っていたり、大喧嘩したり・・・めちゃくちゃに発散している!そんな事がわんさか書かれていて、そうでしょうとも・・・それはやりすぎっ!ってのがあったけれど、黒は放出しないと病む。上手に放出できればいいのにね!と小気味よく読んだ。
人間だもの・・・
「ゆうべの神様」 「ロック母」 「父のボール」 がよかった。