ときどき森へ・・・sora日和

~ by 小春 ~

本・吉田篤弘 「フィンガーボウルの話のつづき」

2014-04-16 06:19:22 | 図書館本 読書備忘録 
                 読書備忘録 

        フィンガーボウルの話のつづき (新潮文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
「世界の果てにある食堂」を舞台にした物語を書きあぐねる吉田君は、奇妙な連作小説を予告して消息不明となった謎の作家=ジュールズ・バーンを知る。「物語」の入り口を探し求める吉田君がいつしか迷い込んでいたのは、バーンが企んだ連作の世界なのか―。ビートルズの“ホワイト・アルバム”を軸にしてシンクロする過去と現在。16+1の短篇のリンクが「物語」の不思議を奏でる。

 ふんわぁ~~~ん・・・どこかから城達也さんの渋い声が聞こえたような気がした。

「彼ら」の静かなテーブル
店の入り口にはカガス燈がある、「世界の果て」と言われている食堂。8時には必ず満席になる人気店
冒頭からして・・・素敵

私は殺し屋ではない
電話で ”クロス屋”って言ったのにね。
”おそれいり豆 ”って言うのね? こっちは ”恐れ入谷の鬼子母神”って言っていましたよ。

ハッピーソング
「夜の街の、どこか隅の方にある扉をあけて、すっと向こう側へ行ってみたいと思う。」

ピザを水平に持って帰った日
ビートルズっていいね・・・ふふ
おやつがなかったからピザを買いに行く。お店のおじさんがピザの持ち方を・・・言われたとおりに必死に水平に持って帰って・・・必死さがかわいい。そう、からになったら良いのよ、中はピザじゃないんだから・・・

こういうお話・・・大好き


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