内容(「BOOK」データベースより)
余命宣告された52歳の末期がん患者は、「もう治療法がない」と告げた若き外科医を恨み、セカンドオピニオン、新たな抗がん剤、免疫細胞療法、ホスピスへと流浪する。2人に1人ががんになる時代、「悪い医者」とは何かを問う、第3回日本医療小説大賞受賞の衝撃作。
読書備忘録
この余命宣告をした森川は良い医者だと思う。
その後悪い医者がでてくるんだから・・・
だいたい、これ以上、治療の余地がありません。って言うのもわかる。
だったらホスピスでゆっくり過ごすのもいい。
もっとも余命宣告を受けた小仲はまだ52才!
「私にすれば、死ねといわれたのも同然」
と思うのもわかる。
私は60過ぎているから当然考えは違うわけで、もういいっ!これでボケずに済むわ!とさっさとホスピスに入るだろう。
その小仲は病室を飛び出してしまうし、そのまま病院もでてしまう。
そりゃショックはわかる。
弟がすい臓がんで余命宣告を受けたとき、有明の病院、その場にいたのだから・・・
その後いくつか病院をさまようが、患者としてみれば必死。
ただその必死にうまいこと入り込んでデータを取るため、実績を増やしたい為だけに独自の治療を行う医者もいる。
弟のときもとんでもない医者にであった。私はそれがあったからあの医者には騙されない。
ただ、テレビに出て偉そうなことを言っていたのを見て、あ、テレビに出てる、ダメじゃんテレビに出しちゃ!このK町病院の医者もデータが欲しかったってことは後でわかった。
こういうのを読んで、自分だったらどうだろう?医者にどう伝えるだろう?
痛いのは嫌だ!副作用で苦しむのも嫌だ!
抗がん剤ではがんは治らないという事実
効くとはいっても治るとは言っていない。
劇的に効く人も人もいれば、まったく効かない人もいる。
森川がテレビ出た。覚えていたの、小仲のこと・・・
結局小仲はさまよった後ホスピスに入り最後に森川に残した録音されたメッセージ。
医者が、見離さないで、いてくれることが励みになる。
死ぬ勇気・・・
今や癌は珍しいものではないからちょっとした話にでるし、周りにもがんで亡くなっている人もいるし、普通に生活できるまで回復している人もいる。
悪医を読んで良医を思う。
アフリカでは、まだまだ助かる命が死んでいるが、日本では助からない老人の命を無理に助けようとしている。
若い人は頑張って生きてほしい。
★★★★★
月イチ銀行デー
別に月イチじゃなくてもいいのだけれど、いろいろといっぺんにちゃっちゃか済ませようと思うと・・・月イチっ!
記帳しといてっ!ってときはお急ぎいきますが・・・
大きな駅でおりてあちこち信号渡ったり、次はこっちだ!しなくても、ひと駅先のショッピングセンターに行けばATMの集まっている場所がある。
しかもそこにはベーカリー&テーブルがある。
用が済んだらショッピングセンターをうろちょろしてふむふむもできるから大変楽しい!
そんなわけで・・・大人買いっ!
時間がちょいと早かったのでコロネがなくて残念だったけれど、次の機会に
長い方のバゲットのほかに・・・
毎度おなじみ玉子がまるごと入っている 東府や米粉のカレーパン
アップルパイ
フロランタンデニッシュ
塩パン
コーンパン と レモンロール
ラップで包んだり、ジップロックに入れたりの作業をして、冷凍室でお休みいただいた。